東京都府中市 京王線府中駅前【顎関節症に詳しい医院】

10:00~18:30(土曜17:30まで)
日曜・木曜・祝祭日 休診

ご予約
ご相談
042-352-1551

じっくりと事を進め、
急がず、確実に。

ニュース

顎関節症に詳しい歯科医院

このサイトでは、顎関節症、噛み合わせなどの問題について、当院の考えや取り組みを紹介しています。

このホームページは、事、咬合(噛み合わせ)という世界を、とことん掘り下げて紹介していこうという、そんなエネルギーで、書いております。

別に、全ての項目を読まれる必要は無いかと思います。
知りたい、あるいは、面白そうじゃない、そんな興味をもたれた方には、頑張って、是非読破されてください。

どの章も、一話完結になるよう、工夫しております。

ですので、決して、全部読まれようとはされないでください。
それよりかは、ご自身が、興味あるいは、必要性を感じられた部分を読んでいただければ、良いと思うのです。
そして、知りたい分野だけ、読まれて欲しいと思うのです。

また、私自身、成長するホームページでありたいと思う想いがありますので、定期的にをしている側面もあります。

そして、書いている私自身が、ある種楽しんでいる側面すらあります。
そう簡単には読破されるものかと…だから、決して、全部を読まれる必要性は感じておりません。

楽しみたい方がいれば、是非読破されてください。

特集

新シリーズ

『歯科と医科の盲点』
最終更新 2018.04.13
私自身、長年結果論ですが咬合と全身の関わり合いを研究する(ような)状況に陥ってしまいました。いえ、正確に言うと必要に迫られました。

このシリーズを読む

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    病態関連図~導入編(その4)

    顎ズレで探してみると、MPAという言葉を見かける事があります。
    これは、大阪大学名誉教授の丸山先生が、開発されたとんでもない装置であり、治療法になります。
    かつて、この医院も、この治療法を取り入れて、格段の治療性成績を上げていた時期があります。

    私が、咬合や、顎関節症や、噛み合わせという考え方を、最初にめぐり合うきっかけを作っていただいた恩師になると、勝手に恐縮さを感じながらも思う次第です。今の私は、やはり、先生との出会いを抜きには語ることはできないように思っております。

    私自身、今現在は日本咬合学界に所属していますので(未来は分りません、人の心も徒然になるままにと、思うときもあるもので…ま、そんな感じです)年に何回はその講演会なりには参加してはいます。
    ただ、私の病態解釈とは違うようなので、そういうものと流してはいますが、でも、先生のエネルギーには、いつも敬服する限りです。(ドクター100人いれば、100通りの解釈がある世界ですので、少しは、成長したのかなって勝手に思っています…)

    先生の言われるところでは、年々MPAの装置としての概念が進化して、対応しているとの事なので、きっと、この臨床成績は、確実性を上げているものと勝手ながらに思っております。(実際は装置の名前も状況に合わせて、違うので、詳細はMPA治療をされている先生方に興味のある方は聞かれると面白いのかもしれません)

    ただ、この医院の場合、途中から、その病態に当時のMPAでは、全く歯が立たなかった事実もあります。
    また、MPAで、ある程度回復させても、うまくいかない場合もありました。
    僕の場合…
    もう、首をくくりたい心境でした。中学時代の弁論大会で、自殺は駄目だと小僧が言わなければ、あの当時の心情は、いつ首をくくってもおかしくなかったかもしれません。

    社会から勝手に孤独感、絶望感を感じ、ま、笑い話です。
    こういったときは、トラブルが不思議と出るものです。
    笑うしかないです。(ま、それも、いつか、気が向いたときに出したいと思います)

    情け無い話だけでは嫌なので、一応、ちょっとは自慢も。
    治ったデーターを、お貸しして、学会で医院のデーターが発表された事もあります。(本当でしょうか?本当です)
    で、分けの分からない改善が無いことを受け入れつつも、笑う事にしたのです。
    笑ってでも次につなげたいという思いだったのでしょう。
    多分、その時、選んだ事は。

    僕は、今のMPAがどんな進化をしたのかは知りません。もしかしたら、今のMPAならば、当時、僕が味わったような惨め感は無いのかもしれません。敗北感は無いのかもしれません。いえ、もしかしたら、同じ結果になったかもしれません…
    それは、分りません。

    でも、これを読まれて、MPAを批判していると思って欲しくは無いのです。
    咬合学会の会誌を読む限り、やはり素晴らしいぐらい結果を出されている先生方もたくさんいらっしゃいます、たまたま、僕がそのように感じていたと理解していただければ幸いかと思います。

    これを読まれたあなたが、考える何かになればそれはそれでよいというのが、私の考え方ですので…

    でもですね、一番大事なことは、医療にこだわる事と、当時、やはり、思う事に改めてしたのです。それが、本分ですし、本質論かなって思ったもので。

    自分なりに考えました。
    何が分かっていないのか、何を分っているのか、何を迷っているのか、整理をしてみよう。
    文献あさりの開始です。

    古い論文を引っ張り出して、調べる事から始めました。もしかしたら、解釈としては少し古い解釈を、気付かずに書いてしまっている事が、あるかもしれません。論文の世界では無いので、そこのところは、笑って許していただけると嬉しく思います。性格が性格だけに、訂正もせずに、新しい解釈を書いているときがあるかもしれません。それも、笑って流していただけると嬉しく思います。

    さて、続けます。

    調べる作業を横に置きながら、疑問符に置いたのは、このMPAに限界がある。
    あるいは、適応例があり、うまくいかない人は、その適応例に入っていない可能性。

    それが、一つ。
    もう一つの可能性は、僕の実力が、そこに行き着いていない。

    後者なら、調べて、まだ足りなければ、また、調べて補うしか無いだろう。
    もし、前者だとしたら、(当時のMPAの場合ですので、勘違いなされないでくださいね)どうするか?

    ま、苦労話はこれぐらいにして。
    それが、ポジショナーという装置との出会いのきっかけでした。

    こういった装置を入れると、歯が沈むと批判される先生方もたくさんいらっしゃいます。
    そういう意見もあると、流されても良いかと思いますし、そうなのか、一度、調べるか、なんて発想をされてもいいのかもしれません。O-リングを積極的に採用されている先生方には、歯が沈むという意見を言われる方は多いようですよ。立派な理由があるかと思いますので、興味があれば、是非調べられてください。

    そういうホームページコンセプトですので、どうぞ、サーフィンをされてみても面白いかもしれません。

    でもですね、この装置は、うちでは5分から15分断続的にというのが、基本内容です。
    それで、十分に結果が今のところ出るもので…
    それと、沈んだという症例にも今のところ出くわしてはいません。

    それについては、またそのうちに書いてみたいと思いますが…

    ま、今はポジショナーという装置を使っていますという話でした。

    最後に、魔法の装置ではないので、先に記しますが、この装置にも限界はありますよ。でも、その理由も掴んでおります。調べたおかげかな?

    そして、実際、当時の装置よりは、適応例が多いのは事実です。

    *何度も書きますが、何かを批判しようとして書いているわけではありませんので、悪意を持った理解等は、何卒、お控えいただけると嬉しいです。本当に恐縮です。

    カテゴリ
    関連図

    MORE

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    This is 病態関連図(3-1)

    痛みについて、ここまで、触れてきましたので、もう一つ、プレートの治療だけで落ち着かせた症例の関連図を入れながら、どうなったかを触れてみましょう。
    書き方は、多分、感覚だと思います。というよりも、伝えやすくするには、どうすればよいのか、(だって、医学用語です。だって、歯科の用語を如何に、専門色をなくしながら記すか、僕は、僕なりに悩むのです)たった2つ目の、関連図でも悩むものです。この感性が、読まれているあなたに、何かを伝えてくれれば、嬉しいです。
    大変かもしれませんが、一緒に付き合ってください。では、よろしくお願いします。

    患者名   20代女性
    症状   左下6 咬合痛
    何もしなくても痛い
    根の治療を何度もしているが、水に沁みる。熱いものに沁みる。
    噛めない。
    口腔内以外の症状   左、こめかみが痛い。
    つられて、目が痛い(特に、左目)
    そうすると、頭痛がひどくなる

    後頭部が痛い
    肩、首、背中が痛い
    主訴   抜きたくないが、今まで、何件も歯科に通ってきた。
    これ以上、根の治療を繰り返すと、今度は歯を抜く必要性がある
    そのように、色々な先生に言われている。
    もう、自分自身、どうして良いか、分からない
    この苦しみから、抜けられるなら、何でも良いから、助けて欲しい。
    *実際、レントゲン上、これ以上の根の治療は危険と判断する。
    治療回数   7回
    初診時   落ち着かせる事を目的とする
    挙動不審といっては、語弊があるかもしれないが、その傾向を強く感じる。
    理性的対応が可能か、確認する為、認知行動療法に基づき、ストレッチを指導。
    舌スポットにおくこと、機能改善を指導
    姿勢の関係支持(リラックスする関係性指導)
    熱いもの、冷たいものに沁みる。
    どこで、噛んで良いのか、分からない。
    噛むと痛い。
    顎が痛い。
    頭、首が痛い。
    背中が痛い。
    気持ちが不安定。(精神が落ち着かなくて、始終、不安感、集中力欠如を感じる)

    模型を採得して、状況判断する(今回は、その写真は載せませんので、御理解ください)
    模型より   ①一応の咬合関係は、正しいかどうかは別に存在する。
    ②しかし、確認すると、当たっている場所は、(自覚として)前歯部一部

    今回は、この情報だけを入れておきます。 

         

    カテゴリ
    関連図

    MORE

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    This is 病態関連図(1-4)

    ポジショナーで体に起きた変化と、ちょっとしたかみ合わせについて

     

    また、読んでいただけているのですね。本当に、感謝します。ところで、何から始めるのでしたっけ?
    そうそう、クリアランスの話でした。
    このクリアランスが、いくら削っても、出てこない場合があります。上を削っているとしたら、下の歯が、下の歯を削っているとしたら、上の歯が、接触してくるのですね。

    相当、削り込むとようやく、下手すると、ペラペラの状態で、クリアラスが出てくるという、笑えない現象があります。
    (私どもは、この現象には、実は、ある工夫をする事で、出会う事は無いですが、それは、覚えていたら、どこかで、書いてみたいと思いますが…どうでしょうか?)
    結論は、ペラペラの歯が入るという事になります。
    これは、元の状態では、ありません。

    あれっと、思われて、思わず、何かを感じられるあなたがいらっしゃったら、実は心当たりがあるのかもしれませんね。

    この際、起こる現象は、単純です。
    実は、顎の位置関係が変わる事を意味します。多くはどうなるかは、今回は書きません。そのうちという事で…

    かみ合わせの関係が、変わる事を意味します。それが、体に与える影響はあるのか、どうかという事は、どちらなのでしょうね?

    面白実体験♪

    経験とは面白いものです。実は、右下の奥から2番目の歯を、根の治療をしました。人生はドラマです。今は、まるっきりシステムが変わっていますから、無いようですが、僕たちの大学には、相互実習という事で、学生同士で歯科の治療を、問題があれば、治療を行い、患者の気持ちも同時に味わうという経験を持っています。元は幼少の頃、引退をされましたが、叔父に虫歯という事で、治してもらったのですね。治してからというもの、何故か、ブラッシングをするにも関わらず、大体10年サイクルで、治した歯を治すのですね。覚えている事は、歯を入れてもらうたびに、合わない気がするというと、慣れるから、なんて言われて、そんな物かと受け入れさせられて来ました。良く、患者さんが、治すたびに歯が悪くなる気がする、そんな言葉も実は、こんな経験をすると、結びつくような気がします。
    さて、大学で、実は、僕らの学年が、最後に臨床実習をおしまいにするという話が出ました。それは、この素晴らしい、システムを崩壊させるのはどうかと思い、正確に言えば、後輩に切々と協力を依頼され、−自分で患者を見つけないといけないのですね。そうしないと、進級できない、卒業が出来ない、見方を変えると厳しいシステムでした。結局は患者の権利意識、無資格者に歯は触らせたくないという物と、学生気質の変化に、大学教育も中止という形で、このシステムの廃止という事になってしまいましたが…全く、経験の無い歯科医が、世の中に誕生していくわけですね…臨床研修医という変わりに出来た新システムも聞く限りは、僕の学生時代よりも、遥かに甘い気がしますが…だから、歯科医が育ちにくい時代になって来ているようです。−分かった、叔父さんに治して貰った、歯(虫歯かどうか、学生時代は様子を見ることにしたのですね)一度、診てくれ…虫歯でした。
    彼女の治療がまずかったのでしょうか?自分なりの診断は心にありますが、それは、内緒です。彼女は、30を見ること無しに、病死しました。だからです…10年もしないうちに、痛くなり、沁みるようになり、友人に治療をしてもらいました。根の治療です。その治療後のお話です。本題に入るのに、結構引っ張りましたね。反省です。
    面白い、恐怖体験をしました。
    治療が終わり、家に帰り、何気に玄関に座ると、立てないのですね。
    痛くて立てないのではないです。
    あれ、どう、立つのだっけ?
    笑っちゃいました。
    立てないのですもの…

    これだ、(お笑い芸人風にいえば、おいしい経験です)これが、患者の言う、おかしくなったという、言葉の意味だ。もし、私が素人であれば、医療ミスと疑ったものと思います。何十分考えたでしょう、何時間考えたでしょう。家族もいます。冷静になり、よろけながら、喰いしばって、立ってみました。壁に寄りかかりながら…後にも先にも、分けの分からない経験は、実感としてあれが、始めてでした。その先については、また後日という事で…

    でも、何故でしょう。

    この関係を司るのは、筋肉になります。唐突過ぎるかもしれませんが、こんなイメージをいただけると、いいのかもしれません。骨だけでは、動きません。細かい事は省きますが、筋が動くから、これらの変化が生まれると思います。

    それが、先に書いた例につながると思うのですが、今までの関係性と違う環境に体が適応できないとしたら?
    今までと違う環境に、耐えうる幅の部分を、越してしまったら?

    実は、俗に言うかみ合わせだけを特化して書いてみたいと思った衝動は多分、そこらにあるのだと思います。もっと、しっかりと、提供者である医療佐者側も、受給者である患者側もしっかりと考えると、素敵だよねという発想でしかないのです。

    さて、話を先の表に戻しましょう。

    仮に筋の記憶が変わるという表現にしましょう。このとき、脊髄の関係は、もしかしたら、現代の医学には見えないレベルで、上記の表に行き着く可能性が無いだろうかと、あの、(読まれていない方は、気が向いたら、トピックの部分も、参照されてください)経験から、より確信になった気がします。でも、どうそれを明確にしようとすればいいのだろう。それが、次に来た悩みでした。

    医療者である僕には、当然、教育として与えられた学者としての感覚もあります(無論、研究者ではないですから、研究の事を述べるものではないかと思います。)
    多分、歯を削られたから、おかしくなるのではないと思います。
    多分、補綴を被せるから、おかしくなるのではないのだと思います。

    私たちには、変化に適応できる能力はあります。と、同時にその変化に耐えられる能力があるかは別です。

    ゆっくりと、色々な角度で表現をしようと決めたのは、多分、そんな色々を、確実に表に出してみようかなって思ったからでしょう。歯医者が何かをしたから、おかしくなるという言い方は多分、あたりなのかもしれません。でも、医療って、所詮は100パーセント神にはなれるものではないと思うのです。医療者は常に100パーセントを目指すべきでしょうが…だから、真摯でいるしかないと思うのです。だから、医療者側はエビデンスにこだわり、安全を第一に考えると思うのです。いえ、考えようとするのかもしれません。でも、この安全において、もし、見落とされている何かがあるとしたら、その起こる現象は、事故という表現になるのかもしれませんが、むしろ、まだ、表にはでない、盲点があるという逆説にもなる気がしてしょうがないのです。

    命令系という言葉があります。もし、この命令系が、先に書いたように、何とか、その環境に適応したはいいが、生活するには、耐え難いものであれば、どうなるのでしょうか?

    言い方を変えてみましょう。
    もし、あの模式図が正しいとしましょう。
    回復が出来ずに、ただ、あのサイクルを通り続けるとしたら、不調には、相当なっていくのかもしれませんね。適応障害なんていう言葉を出せるのかもしれませんね。

    さて、今回は、ここで、おしまいです。

    いよいよ佳境に入っていきましょう。

    草々、歯を削ると、首が回ったという話は?は、次ぐらいで出せたらいいのかもしれません。

    カテゴリ
    関連図

    MORE

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    病態関連図から確定診断へ
    その根本理由には、前歯被害関係と臼歯関係の、オバークロージャーと、運動時のジェットの関係性の無理が大きな理由にあるものと考える。

    前歯と奥歯の被り方が、深かったです。
    そして、同時に、歯の磨り減り具合が、本来、噛み合っていただろう高さより極度に低くなってしまった。
    結果、咀嚼システム上、顎の入り込みがうまく出来ず、常に問題を生じさせている所見と判断したようです。当時は。

    この確定診断法には、3自由度による解析を使われている先生もいらっしゃいます。
    この方法は、咀嚼運動が壊れているという判断を、あるいは、おかしいという判断はまず間違っておりません。

    私どもにもそのような機械を置いていますが、今は、実は、埃をかぶっています。

    少し、専門的な事を入れておきます。顎の動きは6自由度で解析が出来るのが、最適という考え方がございます。ですが、今現在は3自由度での解析が、私の知る限りでは、限界のようです。

    咀嚼運動がどのように行われるかという知識は、当然のように一歯科医である以上知るべきかと思います。(しかし、これは国家試験必須ではないので、どこまで、知られているかは別次元かと思います)

    私共は、そこで、現在は咀嚼システムを成り立たせる構造かどうかから、物事を識別するようにしております。その構造がおかしい場合、咀嚼運動は存在しないという見方に立ち、まずは、その成立をするための条件を考え出すようにしております。

    詳しくは、やはり、この章では割愛します。
    本題からずれていくわけですので。また、気が向いたら、そのうちということで、今回は省きます。

    おまけ

    もし、咀嚼運動にこだわれている歯医者さんかどうか、多分、知りたければ…
    多分、補綴物の調整法が分かりやすいかもです。
    ただ、これは、僕の独断と偏見もありますので、その責任は取る意志はありませんので、あしからず。

    口腔内に入れて、歯の調整を行う場合です。
    歯をぎりぎり動かしてくださいという方法で調整をされる経験をお持ちの方は、残念ですが、これは限界運動という見地で、調整をしているわけで、これは、咀嚼運動という見地ではありえないということは、知っておかれると面白いかもしれません。
    私共は、咀嚼システムの成立を中心に何とかその組み立てを考えております。
    限界運動という考え方の調整法は行っておりません。

    詳しくは、医院案内の工夫にでも記載させて頂こうと思いますが、今回は話の流れで、一応の落とし所にまで、発展させて行きたいと考えます。

    まず、咀嚼運動の異常から起こるといわれている問題点は、下記のようなことがあります。

    1. 異常な咬耗が起こる(歯が磨り減るという理解でよいかと思います)
    2. 補綴物が破損する
    3. インプラントや義歯がしっくりと行かない
    4. 義歯により粘膜や歯肉が痛い
    5. 歯周組織の破壊が起こる
    6. 顎関節症を生じる
    7. 色々と不定愁訴を持つことがある
    8. 胃腸障害を(うまく咀嚼できないわけですので当然かもしれませんが)、肥満を持つことがある

    まだまだ、ありますが、こんなものでいいかと思います。

    問題は咀嚼運動が叶う状況でなければ、上記のような問題が起こりえやすくなるということです。
    起こりますではなく、起こりえるあるいは、起こりやすくなるということですので、是非ともお間違えることのないよう、宜しくお願い申し上げます。

    これについては、いずれ、また触れてみたく思います。

    私共が考えたのは、咀嚼運動の重要性は当然ですが、咀嚼システムをまず成立しなければ、あるいは、成立させなければ、実際の咀嚼運動検査でどんなに理想的経路を到達していても、その症状は、改善しない(具体的にどういう症状かは記載しません。あくまでも話の流れの表現です)ということです。

    健全な肉体に健全な魂が宿るなんていうぐらいの言葉もございます。

    この表現を真似るのならば、健全な咀嚼システムに、健全な咀嚼運動が宿るということになりませんか?

    そこで、構造という考え方に身を置いて考えるようになったのです。

    咀嚼運動を重要視して、研究者ではなく、歯科医向けに、その啓蒙を行われている先生に、丸山教授がいらっしゃいます。30年以上に渡られて、日本でそして世界に向けて咀嚼運動の重要性を、研究され述べられ、国立大学の教授、名教授と、その略歴には絶賛すべきものがあります。

    また、その代表的学会には、日本咬合学会が挙げられるのかもしれません。
    ご興味があれば、そんな紹介のホームページをご覧なられても素敵かもしれません。
    MPAという装置を使われています。

    私自身、師事させて頂きましたが、今は、自分の判断で、診断で事を運ぶようにしております。

    咀嚼運動よりも咀嚼システムを私は重要視しているのかもしれません。

    何故、唐突にこのような書き方をさせて頂いたかといえば、実は、この先のご説明に必要かと思いまして、予め伏線を晴らさせて頂きました。

    すばらしい治療法だと思います。MPAを用いる治療法は。ただ、私共、今、MPAは、一切、行っておりません。理由は後ほどに。

    噛み合わせという言葉が良く一人歩きをしている傾向があるように思います。
    歯と歯がぶつかっている状態を確かに噛み合わせといいますが、一概に噛み合わせと申しましても、実際には、微妙に違う場合がございます。多分、ニアンスとして、ここが、理解していただきたい、いわゆる一つのポイントになるのではないでしょうか?

    良く、一般的に噛み合わせを考えるとき、模型と模型の上下を併せて、噛み合わせを見る方法があります。この方法は、僕も大事にしていますので、良いかと思います。
    でも、これだけでは不十分の場合もあります。
    噛み合わせを、私共だけではなく、大事にされている医院や先生方も、もっともっと、模型を合わせるだけでは不十分だということを、啓蒙して欲しいのになって思うことがあります。

    このホームページで、今のところ(気が変われば別ですが、)人の写真等はなるべく避けようと考えています。

    啓蒙とか、こんな感じってどうとか、こういう考えですよとか、そんな具合で構成をしていきたく思っております。

    模型だけでも色々と分かることがあります。

    笑うことは、重心度合いも分かったりしてね!
    見方を教えると、患者さんも思わず、あまりに簡単で笑ったりもします。

    ですが、本質論まで分かりたく思えば、やはり咬合器に付けなければ難しい側面もあります。
    保険では出来ません。
    してさし上げたくとも、その費用は、医院が負担することは出来ません。

    咬合器を臨床で使われているかどうかでも、結果は別としましても、噛み合わせにこだわっているのかなって思ったりもします。

    6自由度で解析をすると言う事が、出来ない現在、やはり色々な角度からの検査は必要です。

    この作用により、常に筋緊張関係が有ると考える。この関係性が代理作用、あるいは、過補償につながり、体に関連かをさせ、問題を複雑にしているものと考える。
    その要因が、結果、食いしばりを起こし、体に歪みを起こしているものと捉える。

    筋がその作用を上手に出来ない場合、結果として、別の筋が変わりに無理をしてその活動性を維持しようとする。
    易しく言えば、10人いるのに、そして、10人で仕事をすれば楽に終わるのに、1人サボって、9人のうち誰か1人が無理をして、仕事を2人分行おうとする。
    1人が無理をするものですから、仕方なく、効率が落ちたところを、また、次の3人目が無理をする、こんな感じで如何でしょうか?

    相補下顎位より、顎・口腔系においてのアライメントは既に、乱れ、特に水平面を着目すると、その乱れは、顕著で、結果、体肢の歪みまで、発展させているものと考える。

    咬合器の状況と、実際の、状況の差異よりの分析です。

    結果、不良姿勢を生じ、あるいは憎悪させ、結果、体の代償作用が、不定状況を、起こしているものと考える。

    この患者の場合、姿勢位の回復、機能性の回復、その後、矯正治療を行い、最後に咬合条件の再付与を行うことが妥当と考える。

    次に治療方針を示します。

    カテゴリ
    関連図

    MORE

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    病態関連図~導入編(その5)

    そこで、まずは、装置を主体に治った例を、この場合、体に波及した例をいくつか入れてみたく思います。
    何で、そんな事を思っているか、多分、単純だと思います。

    奥歯をおかしくしてから、僕自身、体に肩こり、首凝り、腰痛、顎関節もありますが、睡眠障害で、相当気をつけないと、やはり、日常生活がおかしくなるそんな体を持っているからかもしれません。後、たまに手が痺れるとか、昔はめまいもちでしたし…

    多分、究極は、自分が治る手法を見つけたい、あるいは、治るものか知りたい、そんな思いが、もしかしたら、裏にあるもう一つのエネルギーなのかもしれません。

    心理学者ではないので、蒼い呟きはこれぐらいにさせていただいて…

    笑う事に、自分の噛み合わせがおかしいと感じたときに、噛み合わせを習ってみるかという単純な動機が、丸山先生との出会いでしたし、このきつさを治せる事が、何かにつながる事になるのかなって思ったわけですし、ま、人間なんて色々な感情を持つ生き物のようです。

    理由を挙げれば、まだまだありますが、それは、またの機会に…

    さて、こんな出だしから入ると、どうも調子が出ません。気分を変えて、書いていきたいと思います。

    うまくは、本当にうまく、言えないのですが、実際の所、噛み合わせや、顎関節症とか、咬合病とか、色々な表現で表される、専門的に、簡潔に述べると、顎・口腔内疾患というのは結果として、体に様々な影響を与えるようです。

    少なくとも、エビデンス上書かれている治療法を、歯科界の中で言われている色々な考え方を、守りながらも、行っても上手くいく方、そうではない方と(ほとんど多くは、上手くいく方でしたが、出なければ、市井の小さな医院です。自然と淘汰されてしまったでしょう。)分かれてしまいました。事実を書かずに、つくろっても仕方無いですからね。
    今も、中々治らない患者さんと一緒に戦っています。

    私どもの発想は、我々は見捨てません。見捨てられるのは、我々ですという考え方です。
    苦しいです。
    見捨てられた事もあります。
    でも、信じてくださる方がいる限り、分らなければ、調べ、勉強を課すようにしています。
    だから、大変です。
    でも、多分、楽しいとも思う事はあります。

    そして、治った方の、何気な言葉は嬉しいものです。
    明日のエネルギーになり、この言葉を聞く為、明日も頑張っているようなものです。

    話を戻します。
    だから、発想を大きく変えたのです。
    分っている事も、分かっていない事も、一回壊して、整理をしてみよう。
    それと、医科はもし、病名がつかない場合、どんな対応策をしているのか、それが、関連図との出会いでした。ですから、何重にも地図を引く作業をするようになったのも事実です。

    保険診療のコーナーでは、基礎に忠実の考え方は、一応考えられる限り、自分の言葉で作るようにしています。だから、この章でも、どこの章でも、なるべく自分の言葉にしていきたいという考え方しか僕にはありません。

    でも症状を如何考え、どう落ち着かせ、完治の旅に向かわせたかは、やはり、何がしかの着目点を渡しながら、記載していくしかない、そんな風に思っています。

    体と噛み合わせについて、ネットでも、本でも、探せば、やはりいくつもいくつも、目に触れる事があるかと思います。それは、それで、良いことかと思います。

    でも、僕には多分大事な事は、如何取り組み、どうやった過程で治っていったか、それが、一番、何かを感じていただく上で、大事だと思えるのです。

    完治したと思ったら、新しくトラブルを派生した場合もあります。その事も、一個一個、書いていきたいとも、思っています。ただ、遅筆な分、いずれでしょうが…

    医者は経験の仕事とは昔の、人間も良く的を突いたものです。

    その経験が、やはり、今の治療の安定性を作り出していると勝手ながらに思います。

    ま、宜しければ、先に目を通してください。

    カテゴリ
    関連図

    MORE

  • NEW

    最終更新 2014/12/04
    This is 病態関連図(3-2)

    2日目 ストレッチ効果を聞く。
    そういば、熱いものは沁みなくなった。
    冷たいものも、沁みるけれど、一時ほど、問題を感じなくなった。
    顎の痛みは、軽くなっている。
    気持ちが、随分落ちついてきている。

    治療;ストレッチの確認と既往歴(歯の治療の歴史確認;どこら辺から今のような状況になったか、思い出してもらう)の確認

    • ストレッチは、新しいものをメニューに加える。

    右下6が虫歯では無いと思うのだけれど(本人いわく)、急に痛くなって、顎も痛くなって、沁みて、結局神経の処置をする事になった。

    歯科の小話♪

    歯が原因の場合、歯原性なんていう言い方もあります。
    歯が原因では無い場合、非歯原性なんて表現をする場合もあります。
    保険の世界では、この非歯原性に関しては、何ら考慮をされていないような気がします。分らなかった事を、分らない半世紀前との差が、今あるのかもしれません。
    この事実を調べ、受け入れ、対応策を考えることは、実は、本当に大変だった気がします。自分たちが習ってきた事を、言うなれば、否定する勇気が必要だったわけですので…
    非歯原性と考えざる得ない現象、これを如何解釈して、どういった治療法を適応させるか?
    もしかしたら、実は、こんな事をいいたくて、このホームページ上で何かを書いているのかもしれません。

    けれど、痛みは取れず、神経を取り残したかと、何度か、やり直しをした。
    自分的にはどっちか分らなくなった。
    そうこうしている内に、顎も痛くなった。
    その時は、どちらでしたか、と聞くと、右側ですと、お答されました。

    今は左側ですよねと、確認すると。
    “あっ”と思い出されたようです。
    少しずつ、思い出されてきたようです。

    あまりにも痛いので、右では噛まないようにしていたら、左が痛くなってきました。それも、左と同じような感じでした。

    今度は、ゆっくりと記憶を取り戻したようでした。
    そういえば、まずは、軽く歯が沁みる感じでした。
    知覚過敏でしょうといわれて、様子を見ていたが、だんだん、熱いものも冷たいものを沁みるようになって、ついには、噛めなくなってしまった。

    最初は、知覚過敏(?)のお薬とか、塗られた気がしたけれど、それでは、効かなくて、そういえば、虫歯は無かったはずなのだけれど…

    でも、沁みて仕方が無いから、神経を抜きました。
    それで、一端落ち着いた気はするのですが、歯を被せると、また、同じように沁みて仕方なく、噛むと痛いから、庇って、そのうち顎が…

    そして、反対側の歯に…
    根っこの中に神経が残っているのでしょうと、別の歯医者さんに治されて、結局、変わらず、次に、別の歯医者さんで、繰り返して…
    最後には、これ以上治さない方がいい。
    歯質が、ぺらぺらだったのですよね…
    そこは、私も同意しました。

    参りますよね。沁みる原因は、国家試験で習った事、あるいは、保険解釈上では、知覚過敏の薬を塗るか?それでも、治らなければ、神経を抜いて、感じなくする…
    これで、治るはずなのです。

    しかし、現実は、私の場合は、この方法では、何ら解決しなかった…

    歯科の小話♪ (その2)

    歯が原因の場合、歯原性なんていう言い方もあります。
    歯が原因では無い場合、非歯原性なんて表現をする場合もあります。
    保険の世界では、この非歯原性に関しては、何ら考慮をされていないような気がします。分らなかった事を、分らない半世紀前との差が、今あるのかもしれません。
    この事実を調べ、受け入れ、対応策を考えることは、実は、本当に大変だった気がします。自分たちが習ってきた事を、言うなれば、否定する勇気が必要だったわけですので…
    非歯原性と考えざる得ない現象、これを如何解釈して、どういった治療法を適応させるか?
    もしかしたら、実は、こんな事をいいたくて、このホームページ上で何かを書いているのかもしれません。

    先生、これって、歯が原因なのでしょうか?
    ところで、あなたはどうですか?
    私は、違う気がしてきているのです。
    僕は違うと思います。
    だって、以下の指導を守ってくれたわけですよね?

    ストレッチをする事。
    喰いしばらない事…(正確に言えば、歯と歯をぶつけない事)

    ストレッチ効果で、少なくとも、何かが変わった。
    歯と歯をぶつけないことを、日常意識された事で、どうでしょうか?

    先生、これは、どのように、するべきでしょうか?

    話しました。
    色々と。ここは、割愛します。
    結論は、まず、位置覚の再学習として、ポジショナーを勧めました。

    だって、噛む位置分からないっていうのだもの!

    ストレッチ再指導。
    次回、ポジショナーという事にする。

    3日目 ポジショナー印象

    4日目 ポジショナーセット、調整
    顎の痛みの消失と沁みる現象の消失確認
    生活習慣指導

    5日目 ポジショナー調整
    肩、首の痛み軽減

    6日目 ポジショナー調整
    経過観察に入る

    カテゴリ
    関連図

    MORE

ブログ・記事一覧