東京都府中市 京王線府中駅前【顎関節症に詳しい医院】

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顎関節症に詳しい歯科医院

このサイトでは、顎関節症、噛み合わせなどの問題について、当院の考えや取り組みを紹介しています。

このホームページは、事、咬合(噛み合わせ)という世界を、とことん掘り下げて紹介していこうという、そんなエネルギーで、書いております。

別に、全ての項目を読まれる必要は無いかと思います。
知りたい、あるいは、面白そうじゃない、そんな興味をもたれた方には、頑張って、是非読破されてください。

どの章も、一話完結になるよう、工夫しております。

ですので、決して、全部読まれようとはされないでください。
それよりかは、ご自身が、興味あるいは、必要性を感じられた部分を読んでいただければ、良いと思うのです。
そして、知りたい分野だけ、読まれて欲しいと思うのです。

また、私自身、成長するホームページでありたいと思う想いがありますので、定期的にをしている側面もあります。

そして、書いている私自身が、ある種楽しんでいる側面すらあります。
そう簡単には読破されるものかと…だから、決して、全部を読まれる必要性は感じておりません。

楽しみたい方がいれば、是非読破されてください。

特集

新シリーズ

『歯科と医科の盲点』
最終更新 2018.04.13
私自身、長年結果論ですが咬合と全身の関わり合いを研究する(ような)状況に陥ってしまいました。いえ、正確に言うと必要に迫られました。

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    最終更新 2014/12/04
    顎関節症と噛み合わせの関係性(その2)

    言葉遊びです。
    顎関節症をAとする。
    付随した症状をBとする。
    噛み合わせと言う事象をCとする。

    ナソロジーの考え方にある、顎関節と噛み合わせは密接な関係があるという言葉は、経験則から来ているものかもしれません。

     ですが、もう少し、踏み込んで考えてみると、噛んでいる位置が安定する事で、同時に、顎位が安定する事実は、やはり、人が持つ一つの生理だと、私は思うのです。

    ここが、壊れた時、何が起こるのかだと思うのです。
    ここが、回復できる幅にあった時に、言い方を変えると、顎位の維持能が、まだ、ある症例の場合、人の解釈は、顎関節症は、噛み合わせと関係が無いという言い方も出来ると思うのです。

    顎関節症と言う臨床症状は、疼痛、運動障害(開け、閉め、偏位等)に集約されます。

    それ以外、首にしろ、肩にしろ、付随症侯として、扱われます。
    ですが、筋の連関性で捉える場合、防御的に波及していく様は、当然という捉え方と、保険解釈上では、該当せずという言い方、どちらも存在し得る事になると思うのです。

    まして、保険解釈上(半世紀前の解釈で、成立している)では、噛み合わせは関係していない事になっております。

    その一方で、咬合調整は、保険の世界では、当然のように認められています。一言で言えば、干渉の除去になります。問題は、干渉の原因だと思うのですが、それは、またの機会に…

    この縛りの影響の元で、診断をしていく場合、絶対に、噛み合わせと、顎関節症は関係ないという、見解が存在していくのも致しかたないと思うのです。
    その一方で、咬合調整だけに固執していく集団がいても、それも自然と思うのです。

    さて、言葉遊びの続きです。

    咬合調整

    (■杉村 忠敬 「口腔生理学概説 −生体の仕組みと働き-」 学建書院 2007年)

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    最終更新 2014/12/04
    自律神経のお話

    多分、この話を触れる際、では、自律神経のお話は?なんて、感の鋭い方は思われているかもしれません。どこかで、気が向いたら、その神経系のお話も、サクッとではなく、どしっと、触れたく思いますが、暫くは触れずにいたいと思います。(この世界もまた、どうして、ディープな世界です。紹介は本当に大変かもしれません。)

    さて、何に着目をしているかと言うお話でしたね。
    先に、咬合を構成する因子、咬合に関連して起こる機能性の因子、咬合に影響を及ぼす可能性のある関連因子等々を考えるべきだと言うお話をしました。

    咬合を構成する因子には、5つ(顎位、平面、アーチ、高径、歯の形態)と言う、口腔組織を見てみると、存在します。
    例えば、矯正する際、その歯牙がどの形質をお持ちか考える必要性が出てくる事もあります。
    例えば、進化、あるいは、ルーツ(この場合ルーツの方が適正かもしれません)を探った場合、私達は、縄文系と弥生系の二つの種の混血と言う事が出来ます。この混血性が故に、歯牙に与える負担性も、実は、決める必要性がある場合もあります。

    言い方を変えれば、限界があるという言い方の方が正しいのかもしれません。ルーツにより、根の長さに、歯の大きさに、実は、様々な個性があるのですね。

    歯の高さを作る上で、引っ張り出す事は、出来ない。もともと、初診時は、噛み込みが深かったのですね。その中で、どういった、方法を取るか悩んだわけです。
    歯は小さい。
    高径を上げる際、(噛み込みを浅くする為に)顎位関係をコントロールして、帳尻を合わせるか?
    根は短い。
    歯冠、歯根比においては、慎重に見極める必要性がある。

     短い根に過重の負荷を与え難い。
    免疫的側面に立てば、早速にでも歯、あるいは、歯周組織にトラブルが出る可能性がある。
    モレキュラーミミクリーの世界かもしれません。
    デンタルコンプレッションシンドロームの世界かもしれません。
    用語については、その内に、また。ま、さておき…

    咬合に関連する因子には、口の筋(咀嚼筋、表情筋等々あるのかもしれません)顔を構成する骨も、頭を支える骨、etc. (ごめんなさい。この世界の表現と、言葉探しに挫折してしまいました。ですので、またの機会に、挑戦します。今回は雰囲気と言う事で…)

    唯、一個だけ。
    歩くとき、良しければ、後ろに手を回して、手の位置は、そうですね。頑張って肩甲骨の下あたりに手を置いてみてください。歩く際、そこいらの筋肉、ぴくぴく動きませんか?面白くありませんか?

    動き

    この理由をスポーツ工学(運動工学)に精通されている方、整体の方、勿論、そのエキスパートのドクターも語れると思いますよ。専門家であれば…

    興味深い事に、例えば、食べる時(座って普通に)ひざより下に手を誰かに当ててもらって、実は、膝から下の筋肉がピクピク動く事、御存知でしたか?触る場所、見つけ方にもよりますが…

    調子が悪い、俗に言うトリガー近辺も、誰かに触ってもらって、食べてみると、面白いかもしれません。そこだけ動かないとか、異常に変な動きをするとか…
    これ以上は、今回は内緒。また、気が向いた時にでも。

    筋・骨格系の疾患と言う表現も、あながち、間違いではないと思いますよ。
    こんな現象を、見てしまうとね。そして、当然、筋・骨格系の疾患と、いい着目をされている歯科医の先生方にも、当然ながら知っておいて欲しく思うのです。

    そういった現象も知られずに、筋肉の疾患だとか、首だけに着目されても、その実、波及範囲が身体に拡がっている場合、なかなかどうして難しいのかもしれません。

    問題は、何故、拡がり、そして、どのように対応していくか、多分、ここいらがポイントなのだと、私は思っております。

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    最終更新 2014/12/04
    顎関節症と噛み合わせの関係性(その3)

    もし、あなたが、顎関節症になって、顎も痛いが、***と言う自覚を持ったとされても、臨床所見を、保険解釈上では、(少なくとも現行では)残念ですが、該当する科が違う事になる気がします。

    前のページ参照。

    この訴えを一つの病態と捉えられるか?そして、時に他科との連携も考えながら行うのか、ここに大きなポイントが生じる気がします。
    あるいは、一つの病態と捉え、何かが始まる場合もあるかもしれません。

    Aと、Bを一つに捉える事も難しいさなか、どうしてCという所まで、絡めて考える事が出来るでしょうか?

    全く関係性がこの表記の仕方、図示の仕方では、関係性はない事になってしまいます。

    どうも、私自身、現場の混乱は、図示をすると、こんな風になってしまう所から、患者と(もしかしたら、興味があるだけのあなた自身の)歯医者の、すれ違いが生まれるのでは無いかと、考えるようになっております。私自身、何度もこんな図を書いて、苦笑いと、ため息の連続でした。

    この図示した捉え方で、現場サイドが捉える限り、必ず、答えは一つになると思います。

    噛み合わせと、顎関節症に関係性はない。
    あるいは、
    噛み合わせと、顎関節症は、関係性が強くあるとは言い難い。

    こんな表現に、集約されていくような気がします。

    付随症候群を、首まで認める場合(この頃の研究成果では、その関係性を示唆するところまで来ている)、首が、その秘密だというセンセーショナルな見解も出てくるのかもしれません。

    その一方で、例えば、繊維筋痛症と言うくくりの中では、この付随症候群は,飲み込まれて、病態としては存在し得る事も出来ます。

    果てはて、困り切りませんか?
    こんな、文章が目の前にあれば。
    なら、悩んでいる、苦しんでいる患者は、どうすればいいの?

    一つ、ここで確認をしておいてください。
    これは、あくまでも、個人のHPでしかないです。
    目的は、知識なり何かを、持って帰ってくださいというスタンスです。
    また、縁があり、興味があれば、どうぞ、訪ねてくださいというスタンスでしかないです。

    だから、あくまでも、知識と言う世界で捉えて欲しいのです。
    もしかしたら、ヒントになる何かを書いてあるかもしれません。

     話を戻します。この図示で、また、別の疑問も、私には出てきました。
    顎関節症の場合、スプリント(総称ですので、器具名は、ここに違うかもしれません)を、入れるというのが、一つの開放と歯医者の共有している方法です。(その治療法に精通しているか、あるいは、採用されているかと言う議論ではありません)

    但し、このスプリントは、必ず、この装置を介して、噛み合っているという事実があります。

    では、何故、この噛みあっているという事実は、取り残されるのでしょうか?

    ここが、大きな当時の疑問でした。

    今回は、ここまでとします。
    結構、長い世界を読んでいただき、ありがとうございます。
    飛ばし読みのあなたにも、最後までお付き合いしていただけたあなたにも、感謝します。
    そして、やはり、同じ事を入れます。気分で、またお付き合いください。

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    最終更新 2014/12/04
    『咬合』という世界でのチェックとは?

    補綴を含め、計2年弱(2年かかってはいないです)
    のんびりと、平均すれば、月1~2回関わらせていただきました。

     メインテンスでの考え方を一つ入れてみます。
    歯周組織や、歯牙組織のメインテナンスは、実際の所、多くの先生と何ら変わりないオーソドックスなものと思っております。

    一個、違うのは、咬合と言う世界でのチェックを入れていることでは無いでしょうか?

    では、咬合と言う世界のチェックは、何を行うの?
    そんな事を、疑問に感じたりしませんか?
    実は、私自身、結構、悩んでおりました。
    当時の疑問です。
    毎回、歯のあたりを見て、毎回毎回、削るのだろうか?
    毎回、毎回、顎の動きを検査して、異常があるか否か確認していくのだろうか?
    等々

    まさに、ミスター疑問です。
    ここで、考えるべきと私自身が、思う事は、咬合を構成する因子、咬合に関連して起こる機能性の因子、咬合に影響を及ぼす可能性のある関連因子等々を、まずは、整理すべきではないかと言う事です。

    噛み合わせの調整や、噛み合わせと言う言葉だけが独り歩きしていて、実際、そこに対する共通認識と言うものが、無いような気がするのです。患者自身もそうかもしれませんし、ドクター自身もそうなのかもしれません。
    難しいですよね…
    基準があるものと、一見、無いものがもし、歯科治療にあって、噛み合わせと言う世界は、その基準が、一見無いように思われる存在だとしたら…
    あまりに、確認すべき基準が多くて、そのくせ、基準を瞬間的に見定める必要性があるとしたら…
    もし、あまりに多いもので、結果、気付く事も出来ないものであれば…
    言い方を変えれば、多すぎて立ち向かうには、相当に大変なものであるとしたら…

    と、意味深になっても仕方ないので、さて、どう考えて行きましょうか?

    『咬合』と言う世界でのチェックとは?

    二つの考え方を入れておきます。
    感染症が主体で(虫歯、歯周病)次に、歯が駄目になる。被せる(補綴)行為へ移行して、次に、欠損補綴になる。部分入れ歯から、総義歯へと移行する。
    どこかのページで、デンタルサイクルと言う形で、表現させていただいたかと思います。

    一個、一個の問題を、どのようなパーツを使い、どのような技術を使い、再度、再構築するか、そんな所が、主体で、歯科学は、成立してきたように思います。
    この作業は決して、否定できるものではありませんし、その数々の研究業績により、歯科界が成長してきた側面は否めないとも思います。
    言い方をかえれば、情報を細かく、細かく切り刻んで、(今の研究はさらに細かく切り刻んで、もっと、知ろうと言うエネルギーなのかなって思う時もあります)あたかも、微分の世界から、本質に近づいていこうという考え方なのかなって思うのです。では、その本質足る大きな幹の捉え方が、本来より小さければ、実際の所、どういう風に捉えて、切り刻めるのかなって、くだらないかもしれませんが、逆に不思議に思う事もあります。

    ですが、ふと、疑問に思う事もあります。
    もう、とっくに受験から離れ、(せいぜい、大学受験時期だけでしたが。高校は一応新御三家と言う、進学校で、苦戦した当時の記憶しかありません)既に、門外漢どころか、ど素人でしかないですが、積分と言う捉え方も、同時に入れていかなければ、いけないのでは、と思うのです。

    細い情報を、つなぎ合わせて、紡いで、その本質に近づく作業もいるのではないかと思うのです。

    咬合と言う世界も、噛み合わせの世界も、いえ、もしかしたら、顎関節症と称す物も、実は、この積分と言う作業を行わずして成立する事はないような気がするのです。

    70年代から80年代にかけて、ナソロジーという考え方が一世を風靡した時代がありました。今は古いという言葉で解決されておりますが、その中で、見つかった数々の業績、全てが否定されるものでもないと思うのです。古い=否定と言う風潮からか、咬合を語る書物も絶版の憂き目にあっておりますし、歯科医自身が、その情報を手に入れる事が、逆に困難にすらなって来ている時代なのかなって思う事すらあります。つまり、咬合の言葉の意味すらまともに知らない可能性がある、そんな所に行き着く可能性すらあるのかもしれません。

    色々な目的がナソロジーの学問では、当然ながら存在したのでしょうが、その一つは、補綴で、あるいは、問題のない天然歯牙の咬合調整に、その一つの目的があったようにも思われます。

    その目的は、デンタルサイクルからの離脱と言う考え方も、当然、あったと、私は思います。

    何故、上手にいかないと思われるか、他人任せではなく臨床家が、自分なりにでも、まずは、構わないと思うのです。その検証なしに、否定と言うエネルギーは、(ナソロジーは古い)時に危険のような気がします。ナソロジーから生まれた、咬合学用語があまりにも多く、現実に至るまで、使われている限り、その知るなり、検証するなりの作業は、おろそかにはしてはいけない気がするのです。
    (ナソロジーと言う学問は、いまも当然ながらあります。唯、昔から使われている用語等の語源等を会得する方法が、無くなって来ています。そして、同時に、言葉の解釈と言いますか。考え方も変化してきております。その考え方から派生して、生まれた用語を使わなければ−別の言葉に置き換えられていない以上−咬合は語るに落ちると言った事になるような気がします。)

    私が、このナソロジーと言う学問で、一つ附に落ちないと思った点があるとすれば、微分の世界の追求に走り過ぎる事となり、積分と言う世界がおろそかになっている点が、ないのかと、思い至る所にあります。私自身、ナソロジーと言う学問を臨床に生かしている部分もたくさんありますし、そうではない見地に立って、治療している側面もあります。

    ただ、そのナソロジーの世界の理解もなしに、咬合を語る事も噛み合わせを語る事も、時には大いなる疑問を感じる事もあります。知らない世界を、言い方を変えれば、知らない言葉、解釈を、知らない中で、否定的に走る可能性を持つ事は、如何なものかと思う時もあります。言うなれば、言葉でもいいでしょう、現象でもいいでしょう、まるで、中世の魔女狩りみたく、知りもしないうちから、何かを決めつけて行くような風潮は、例え、個人のHPでも、考えて欲しく思います。

    発生した言語のルーツの分析なしに、知識も無しに、お題目を唱えている作業は、やはり、疑問を感じざるを得ません。具体的にはこんなフレーズかもしれません。
    噛み合わせと顎関節症は***
    噛み合わせを***
    センセーショナルは、センセーショナル
    夕刊紙の見出しと同等なセンセーショナル性には、時として寂しく思う事があります。
    本質は、実は、ありきたりとか、逆に、地味なんて、思うのですが、いかが?

    近年のナソロジーの考え方には、顎関節症は筋骨格的疾患と言う捉え方が主流になってきております。

    また、一時、確かに、咬合調整で、顎関節症所見が、一過性で解放されたという所見報告もあります。

    咬合と言う世界を顎関節症と言う特化した世界でみてみても、噛み合わせと顎関節症において、直接的関係性はない。しかし、咬合関係と顎位(関節の位置を含め)その関係は認めざるを得ない。矛盾したような、判ったような、分からないような言い方ではあるかもしれませんが…

    そして ***(ここから先は、また気が向いた時に書こうかと思います)

    このトピックは、今回はここまでとしたいと思います。
    勉強をしている歯科医であれば、別に目新しい事でもないと思います。当り前のように、面白い世界を見出されるとおもいます。勉強不足と笑われるかもしれません。しかし、もしかしたら、患者になるあなたにも、幸せな世界を提供できるかもしれません。でも、知っているふりをしていて、実は、学問を知らない歯医者にとっては、ちょっと難解な文面かもしれません。好きな先生があなたの先生であれば、結構、盛り上がるかもしれません。<(_ _)>



    ここで紹介している、顎位、高径、平面、歯の顔、アーチ等々は、少なくとも、ナソロジーと言う学問で、積み上げられた歯科医が理解すべき、基礎用語にしか過ぎないと思っております。

    噛み合わせと言うと、言葉通り、歯の当たり方をイメージする方が多いと思います。基本的は、この理解で良いと思います。
    ところで、一つの疑問を一緒に考えていただきたく思います。

    ここで、一旦お終いとします。

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    最終更新 2014/12/04
    歯周組織と、歯の関係について

    現在、観察して、管理している事は、咬合の関係性の崩壊の予兆現象が起きていないかを見極める事です。

    実は、面白い事をここに記載するかもしれません。
    歯周組織について、歯の関係について、少し、触れてみたく思います。

    少し、基礎的な前提となる知識を書いておきます。
    現在の研究で、噛み合わせの力の応力により、歯にどのような歪む力が働くか、そして、結果、歯槽骨にどのような歪む力を与えるか、分かって来ています。
    (ここで、ご理解いただきたい事は、歯槽骨が不適切な力が、かかると歪むという性質を持っているという事です。そのパターンが、明確に分かるという事ではありません。)

    お猿さんでは、こんな所まで、研究して導いていただけてもいます。
    噛む事と、応力関係です。(安易な噛み合わせ論は好きになれない理由です)

    顎位

    (■杉村 忠敬 「口腔生理学概説 −生体の仕組みと働き-」 学建書院 2007年)

    参考までに頭に入れておいてください。
    くどいですが、だから、明確にパターンが解析し終わっているという事ではありません。
    くどいですが、早速、明確に、歪みパターンが、現実的に分かるわけではありません。
    何卒、そこは、勘違いされないようお願い申し上げる次第です。
    そして、だから、臨床は難しいのだと、合わせてご理解いただけると、幸いです。
    こんな事を考えながら、取り組むが故、単純な方程式に乗っけているような紹介は好きになれないのかもしれません。これは、個人的な見解で、決して、特定の個人を指し示すものではないので、ご了解ください。もっと、真摯に紹介して欲しいのになって、思っているだけです。個人的、感想でした。気を悪くされたとしたら、申し訳ありません。

    ま、こんな感じですね。

    歯槽骨の吸収は?
    それと、歯周病は?
    と、突っ込まれそうなので、軽く、この点についても記載しておきます。

    通常、歯槽骨の高さと密度は、骨形成と骨吸収の平衡により成り立っております。この際、局所的、あるいは、全身的な状態が、この平衡状態に影響を与えて行きます。骨吸収が骨形成を上回る場合、骨の高さ、密度、あるいは、その両方が減少します。そして、骨の喪失程度は、歯周ポケットの深さ、ポケット壁の潰瘍形成の程度、あるいは、排膿の有無と必ずしも相関関係があるわけではありません。

    私どもは、この歯槽骨が歪むという現象を、まずか肯定するところから入っております。問題は、何が引き起こすか、まずは、この因子を知るべきではないかと考え始めているわけです。

    そこで、いくつかこの患者のメインテナンスにおいて、どんな着目点を織り込んでいるか、改めて、紹介してみたく考えます。

     歯石や虫歯に対する予防と言う概念を主体として考えるメインテナンスと身体を踏まえたメインテナンスとは、別に分けて考えております。この患者の場合、身体に対して3~4ヵ月度にチェックを行っております。最長は8か月に1回と言う感じの管理をしておりますが、それは、またの機会に。

    ここで紹介している、顎位、高径、平面、歯の顔、アーチ等々は、少なくとも、ナソロジーと言う学問で、積み上げられた歯科医が理解すべき、基礎用語にしか過ぎないと思っております。

    噛み合わせと言うと、言葉通り、歯の当たり方をイメージする方が多いと思います。基本的は、この理解で良いと思います。
    ところで、一つの疑問を一緒に考えていただきたく思います。

    ここで、一旦お終いとします。

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