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心身医学を介しての葛藤(その16) ~安すぎる物を、更に安くしろという事に無理があるという現実

保険診療は安全だが、自由診療は危険なものが多いという前提が噴き出す理由があると思います。と、同時に、それほど危険ではないという前提で治療を受けられる方もいます。

前者の患者心理は、僕の中では、三つ。
一つは、保険診療は安くなければならないという、観念。
一つは、歯医者は儲け主義に走っているという、先入観。
一つは、出来ない治療でも、生活の為歯医者がトライせざるを得ない、現実。

一つ一つ検証していかなければならないと思います。

保険診療は安くなければならないと思い込ませた方々が、違うという事を広く言うべきでしょう。
安すぎる物を、更に安くしろという事に無理があるという現実を伝えるべきと思います。
これを、歯科医側が伝える事が要求されるから、おかしくなると思います。
どうして、考えつかないのでしょうね?

儲け主義に走るという言葉においては、どの時代にもそんな人間はいます。相手しない事です。しかし、半世紀分の遅れは、既に、保険制度を一生懸命、健保法の絶対信奉者の下、彼らが、発展してはいけない、発展させてはいけない努力をしてしまったのですから、安全、信頼性をおける自費診療を歯科医が進めるざるを得ない場面があるのは致し方ないと思います。
むしろ、その矛先は、その信奉者にぶつけられるべきと思います。
その信奉者に左右されている現場に訴えれば、いずれ、現場からの反撃を食ら事になるのではないでしょうか?

出来ない治療でも無理して…
これが、一番悲しい現実を作っていると思います。でも、本質的原因はそんなにないと思います。
教育制度の問題。
生活権の侵害からくる生存本能としての次の手。

ビジネスチャンスと、経営コンサルタントの介入。(全員と言う訳ではないでしょうが)とにもかくにも、自費治療の導入を進める。この場合、ジャンル分けすると技術論になると思いますが…

これを、足し合わせて、起こる現象を考えれば、大体、理解が出来るように思うのですが…
*でも、不思議です。マスメディアという社会の木鐸が、この事実をいまだ分析をかけない理由が。不思議で仕方無いですが、言い方を変えればどちらかなのでしょう。健康に関わる歯科界がその程度の業界と見なされているか、彼らに既に、その分析、評価する力と社会的役割を果たす能力を欠如させている?ま、どちらでも良いと、ここについて、私は思っております。所詮、市井の一開業医でしかないので…

話を続ける前に、この現象のせいか、次々と、保険医を捨てる人々も出て来ている面も忘れてはいけないように思います。

腕で勝負という強い意識で、自費医に行かれる先生もいらっしゃれば、そんなにコンプライアンスと言うならば、コンプライアンス順守の為、やめます。いうなれば、現場の反撃の表れと思っています。でも、思うのですよ。このコンプライアンスを、分析すればするほど、健保法に対してのみ反応しているように思われるから、何か、寂しいなって思ってしまうのですよね。

 腕一本で行けばいいだけですから、何も、言い訳がましくコンプライアンスという言葉を持ちださなくとも…というのが、私の個人的所感です。

理不尽な信奉者に、最後っ屁を残しても、彼らは何も答えません。無視してご自身の信じる道に行かれる事だと、勝手ながらに思っております。
これは、私の感性ですので、ご了解ください。
私はもう少し、この信奉者を見ていようと思います。

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