こすが歯科医院

府中市で歯医者が患者様の歯・口の問題を解消するため様々な検査を実施

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検査

適切な治療のための検査・模型も作成

検査

患者様に負担が生じている状態を解消するために治療を行いますが、病巣や原因を把握し、患者様が症状を訴えられる言葉を具現化するために検査を行います。基本検査や精密検査を行い、必要に応じて患者様の口の状態を表した模型を作成いたします。模型を作成することで、患者様の口の中に生じていた異常を記録でき、正常からの逸脱状態を正すことで生じていた痛みや問題を解決できます。

検査とは

私は検査という言葉の意味を「ある基準をもとに、異常の有無、適不適などを調べる」ためにあるものと考えています。検査にどのような意味や目的があるのかを書いていきます。

検査をするのには目的があります。たとえば皆さんが発熱を主訴に病院へ行くとします。その時、なぜ発熱が起きているのかを調べるのが「検査」です。細菌感染が原因で発熱が起きている場合は細菌に効果を示す抗生物質を投与し、ウィルス感染が原因ならば抗ウィルス薬を投与します。癌等、根本的に何か体内にできていたらそれに対する治療を行います。

これら治療法を判断するために用いられるのが検査です。
検査をするのには以下の3つの目的があると考えられます。

①病巣の把握

病巣がどこに存在するのかを把握しなければ治療ができませんので、病巣を把握する意味でも検査を適切に行い病巣把握に役立たせましょう。

②原因の把握

前述のように細菌やウィルスが原因か、癌等の大病が隠れているかは検査をしなければわかりません。原因を把握して治療へつなげていくようにします。

③訴えられる言葉が持つ意味

患者さんと術者では痛みに対する捉え方が異なります。不定愁訴など痛みのない部位に痛みを感じてしまう患者さんとは訴えてくる言葉を具現化させる意味で検査は有効です。

検査の分類

検査は基本検査と精密検査の2つに分類でき、基本検査は誰にでも行う検査で、精密検査は必要と判断された場合のみ行います。基本検査、精密検査で分けることには、確実に核心をつかむ、安全に治療を進める、問題点の把握に役立てるなどの目的があります。

基本検査

基本検査には、どのようなものがあるでしょうか。まず歯周検査、レントゲン検査があり、この2つは保険診療なしでできるもので、場合によっては模型を作製して患者の口腔内を精査していきます。なお、模型作製は保険診療外なので自費診療となります。模型作製をするには型とりを行いますが、実はこの模型作製は医科でいう「血液検査」と同じくらいの情報量があると思っています。不調を治すためには模型作製を行い多くの情報を記録しておくことが必要になります。

精密検査

基本検査と異なり精密検査ではもう少し突っ込んだ検査をします。精密検査での歯周検査は、保険診療で行う歯周検査とは異なり、歯の根っこが分かれている歯に有効です。

レントゲン診

保険診療のレントゲン撮影とは異なり、14枚法と呼ばれる方法で撮影を行います。14枚法は顎を分割して撮影したものを、1枚のレントゲンのようにつなぎ合わせます。作製には時間はかかりますが、記録として必要不可欠なものです。

計測

正中(真正面)、矢状(身体を真っ二つ)、環状(上から見た時)の3つの方向から分析を行います。負担がどこから来ているのかを判断するのに有効です。

模型を作製した実例

模型を作製して実際にどのような影響が出たのかを紹介していきます。主訴として顎の痛みを治してほしいとのことでした。模型を作製してみると構造的な位置に問題があることが判明しまし、スプリントというマウスピースのようなものを作製して位置異常を改善することで、痛みも取れ1回で治療が終了しました。

まとめ

「ある基準をもとに、異常の有無・適不適などを調べる」だけでなく、「模型」という記録が残っていると「正常」に戻すことができます。検査は歯科医療をするうえで必要不可欠なものです。

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