こすが歯科医院

府中市で歯医者が計測に注力・個人レベルの適性角度を測り適切な治療へ

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計測

知る必要があるのは「個人」の適正角度

計測

噛み合わせとはその名の通り歯と歯が噛み合っていることを指しますが、明確な定義はありません。ですが歯科診療において重要であることは確かです。噛み合わせの計測を行った患者様の模型から得られたデータを基に、患者様一人ひとりがもつ適正角度を導き出してまいりました。平均的な適正ではなく、個人の適性を求めて適切な治療につなげるための口腔内の計測を丁寧に行っております。

噛み合わせとは

噛み合わせについては、まだまだわかっていないことが多いです。定義がなければ噛み合わせとはというゴールにたどり着くのも難しいですが、噛み合わせとは何だろうと考えているのは、歯科医師を始めとする歯科関係者だけなのです。患者さんは異口同音に「いいから、元に戻してください。」という言葉を投げかけてきます。
 

噛み合わせとはと聞かれれば簡単なもので、歯と歯がかみ合っていることを言います。そして、多くの歯科医院で噛み合わせについて考えていて、患者さんの悩みを解決するために噛み合わせを大切にした診療をしていることでしょう。しかし、明確に定義がないものをどのようにして大切にしていけば良いのかわかりません。そのことを考え始めると無限ループに陥ってしまいます。

計測への考え

噛み合わせに定義がなく、どのようにして解決すれば良いのかわからなくなってしまっても患者さんは待ってくれません。患者さんは日々さまざまな悩みを抱えて歯科医院へやってきます。その中で、「元に戻してください」と声をかけられると自分の技術力だけではどうにもすることができないと実感します。そこで、視点を変えてみる方法を採用しました。そこで活躍するのが検査で行った患者さんの模型を多角的に見ていくというものでした。つまり、模型から読み取れるデータを拾い出してみることにしたのです。

誰でも歯の形というのは線と線が結ばれて面を形成していて、骨の上にある歯茎を通して骨に植立されています。もちろん一人ひとりで歯の角度は異なっています。そこで、それぞれが持つ「適性角度」に歯を戻してあげるというのが「元に戻す」ことにつながるのではないかと考えました。これが計測の考えにつながっていきます。

計測についての発表

私は全身咬合学会で、噛み合わせの計測について以下のような発表をしました。
・歯牙を計測するもしないも歯科医の仕事の範疇に属すと考えます。
・口腔内の機能の維持、回復にはその人固有の形態に可及的に 戻す事だと捉えています。
・形態はあくまでも天然歯に従う事が必要です。

計測をしたゴールには患者さんの症状の改善や治癒があります。結果的に治療できれば良いですが、「個人の適正」にしてあげることが一番の近道だと考えています。平均化された学術的な適正と個人の適正の間には差があることを理解しておきましょう。

まとめ

患者さんの悩みを解決するために計測は必要不可欠となります。計測は平均的な適正を求めるのではなく、個人の適正に戻す際に使用します。それが患者さんの悩みを解決する近道になると捉えています。

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