こすが歯科医院

府中市の歯医者は器質性障害と歯の関係に着目し効果的にアプローチ

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器質性障害と歯の関係

なじみのない器質性障害という状態

器質性障害と歯の関係

「器質性障害」という言葉をご存知でしょうか。何らかの要因により滋賀に欠落・欠損が生じて細菌が感染した状態のことを指し、「歯が欠損している状態」と「脳が器質性障害を負ってしまっている状態」に分けられます。歯の欠損に対してはコンポジットレジンを詰めたりインプラントといった治療ができたり、脳の器質性障害に対しては口腔内の反射を利用して効果的にアプローチいたします。

器質性障害とは

器質障害と聞いても医療関係者以外にはピンときません。また、医療関係者でもコ・メディカル職ではピンとこないことが多いです。そこで、器質障害の説明だけでなく歯との関係性についても紹介していきます。

器質性障害とは、簡単に言ってしまうと「何らかの要因により歯牙に欠落・欠損が生じ、細菌が感染した状態」を伴う疾患です。歯でいえば虫歯で歯周組織でいえば歯肉炎や歯周炎を始めとする歯周病が器質性障害になります。器質性障害は治療をするしかありません。欠損した状態・欠落した状態を放置しても、細菌感染から回復しない限りは症状の改善が期待できないためです。器質性障害に対する治療はどのようにして回復、再生させるかということがポイントになります。

器質性障害の治療

器質性障害はどのように治療していくと良いでしょうか。たとえば虫歯の場合、歯が欠損しているので修復しなければいけません。虫歯治療では、細菌感染している歯質を完全に除去しなければいけません。タービンや手用切削器具を使用して罹患歯質を除去し、そこへコンポジットレジンを詰める方法が主流です。インレーやクラウンになる場合もあります。歯が欠損している場合ならブリッジや入れ歯、インプラントが治療の選択肢に入ります。どうやって器質性障害を治療し補うか、それが器質性障害の治療では原則となります。

患者を例に出した器質障害の治療

ここでは具体例をあげて器質性障害への治療方法を紹介していきます。この方は義歯を装着すると身体が安定していますが、義歯を外すと身体がグラグラと不安的になりました。持病はパニック障害と睡眠障害を抱えています。仕事は無職で、日常的に睡眠剤と安定剤を服用していました。結果的にご自身の判断で安定剤を飲む程度まで薬の服用は抑えることができました。義歯のおかげで復職することができ、現在は管理職にまで出世されました。電車にも乗れるようになり、問題なく日常生活を送れていると判断できます。

口の中を計測、検査したところ治療が必要な状況と判断されました。口腔内治療で必要なのは器質性障害へ適切な治療を行うことです。この方の悩みは「口の中がおかしい気がする。どうおかしいか教えて欲しい」とのことでした。治療法としては矯正用の蝋を口の中に貼りました。線維筋痛症の一種を症状として発症していると判断しましたが、線維筋痛症は根本から治療はできません。あくまで歯科医師として患者さんの口腔内にある原因や症状の起点となるポイントを探す必要があります。

治療の鍵は反射

治療でポイントになるのは「反射」です。医師でも患者の身体を触診しますが、歯科医師も同じように触診を行い悪い反射を起こしている部分を探していきます。歯科治療というのは基本的に物理的な欠損に対して治療することが多く、神経系や中枢関係の器質性障害には対義した関係性です。ただし、入れ歯やブリッジ・インプラントなど補綴治療を行えば機能障害を防止できます。しかし、それだけでは器質性障害を予防できているかわかりませんので、器質性障害を誘発しないような治療をするのが大切だと考えています。

器質性障害を放置すると

歯科と器質性障害は関係が深く、あらためて歯科で多い器質性障害を説明すれば「欠損している状態」と「脳が器質的な障害を受けて起きる症状全般」を言います。歯科で有名な器質性障害の症状としては咀嚼と嚥下があります。歯が欠損してしまえば咀嚼困難になり、特に臼歯部の噛み合わせが崩壊してしまうと一気に咀嚼困難を起こします。咀嚼困難の状態で日常生活を送ると消化器官に負担を変えてしまい消化不良を招きやすくなります。

脳が原因の器質障害が起きると嚥下困難が起こりやすくなります。嚥下には運動神経が関係していて、脳が器質障害を受けると嚥下をする神経の働きが悪くなり嚥下困難だけでなく誤嚥を引き起こしやすくなります。口腔内に細菌が多い状態で誤嚥してしまうと「誤嚥性肺炎」を引き起こしやすいです。肺炎は現在国内で死因第3位となっていて、寝たきりの患者や嚥下力の落ちている高齢者にとって深刻な問題になっています。

まとめ

器質障害には、大きく分けて「歯が欠損している状態」と「脳が器質性障害を負ってしまっている状態」があります。器質性障害の中でも欠損に対してはコンポジットレジンやブリッジ・インプラントで対処療法することができますが、脳に対する器質障害を根本的に治療するのは難しいと考えられていました。実際には口腔内にある反射を利用すれば効果的な治療ができると考えています。

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