■2013/10/07 お客様って言う意識ってすごいと思う
昨日の続き
始めになんで、アホ何だろうとあたしの事を思う。でも、仕方ない。アホはアホなりに考えをどんくさく構築しなければならないのだろうな。そんな事を思います。
どうやら、あたしも生きている世間様には、1)医療を提供する事が仕事と言う意識と、2)医療サービスを提供事が仕事という意識があるらしい。どちらも医療行為を行わないという訳ではないし、どちらが優れているという訳でもない。あたしは、そのように思う。
面白いと思った理由は、医療自体の提供と、医療を介しての総合サービスといった類に分けられるからかしらね。そんな事を思うのです。
で、医療の総合サービスというエネルギー体からは、多分、集客ならぬ集患とか、成約(自費の治療契約が成立して、)と言う表現が自然と生まれるのかなって脳裏に描かれた。あたしの場合。形態の産み出すエネルギー自体は、資本主義の感覚により近いのでしょうか?
即ち、生産性をいかに効率よく上げていくか!になるのでしょうか?
歯科医のあたしには、美容外科って言う世界は、永遠に入る事のない世界です。
と、同時に美容外科って言う仕事も良く分かっていません。ですから、評価する立場にはいない事は当然、弁える必要性があります。
でも、『お客様のニーズに合わせ』、あたしらの業界でいう多分、例えの表現なら『患者さまのニーズに合わせ』と言う言葉は、まさに産まれる根源は、こんな所にあるのかなって思った次第です。
この考えの集合体からは、多分、コンサルティングという職種が十分活躍出来る踊り場が多分にあるのでしょう。その一方で、医療を提供するという意識下では、コンサルティングを受け入れるという土壌は育ちにくいのかもしれません。
マーケティングという言葉も、もしかしたら医療は総合サービスだという旗の方が、適するのかもしれません。歯科の場合、保険制度の顔も、何となくですがこちらを向いているのかなって思う時があります。制度を作る人では無いので、本当かどうかは分かりません、いうなれば、あたしの感覚で捉えてみると、そんな表現になります。
さて、そんな事をふと、思いながら治療に勤しませていただきました。お客様っていう表現が、いまだ妙に引っ掛かります。また、自分なりに考察の旅をしたく思います。とても、面白い表現と言いますか、現象と思えてなりません。とても興味深い、そんな感じかな。
Occlusion is conclusion.とは、言い得て妙と思います。たまたま来院する慢性疼痛の罹患患者の口腔の運動性は、必ず問題があるから、不思議です。
反射系の異常が、筋の代理・補償とつながるようですが、その前に感覚系をおかしくする要素が、面白いほど活躍しているから、人間って奥が深いと思います。
いえ、動物としての機能に奥の深さを感じると言えば良いのでしょうか?
本当に、人間の動物の部分は、未知な場所がまだまだか隠されているのでは、ないかと思うのです。
先に書いたハイデッガー風の感性の捉え方でいえば、感覚系→反射系という順番の気がしてなりません。
この現象をどれだけ素早く見出すか、そこに、ブラックボックスのキーがある気がしてなりません。
ようやく感覚系の一つ 舌の感作を阻害するアーチバランスの作業に入る患者の治療をしながら、ふと思った事、そんな感じです。14時間、かかりっきりも、悪くないと思いたい。只、命はすり減るよね。どんまい。
おしまい。