■2014/01/18 噛み合わせっていう現象
ナンチャッテ噛める状態を作っちゃえ。で、トライを開始。が、前回の話。
で、何をしたかと言うと…
具体的には記載できないのがあたしの文章力。ご容赦ください。
まず、触診で上顎が上手く動かないという判断。
頸の可動性確認。
努力呼吸の残気の感覚確認。
結構、生き残っているよと、参ったな。
下顎運動は、どうやら左がスムーズか…
で、ユニットを横にして、左も噛んでいる事を確認しながら、右が噛むようにする。
具体的にどうしたかは、記載しません。歯の咬合正面(咬合面)ではありませんでした。咬合面に置く意味は無いと判断したので…
(ま、これにはこれで理屈があるのですがね。)
で、両方噛んでいるという事を、患者より確認。
ユニットを起こすと…
可能性。
1両方噛んでいる。しかし、どちらかが強く当たる。同じ感じ
2変わらず、右が浮く。
3左が浮く。
結果
ユニットを起こすと、左が浮くという自覚に変わる。3でした。
ウ~ム。左への回旋性を右に戻してみたら、見事に右に移ったか…
顎位と言う側面では、一切移動を加えていません。(顎位に関しては、今回は触れません)
言い方を変えれば、正面から見える歯の位置関係は変えず。只、左側で頼って動かして顎の動きは、右も動かせるように。
呼気残気量の感覚を尋ねると、少し、息を出しやすくなったかな。
頬は痛いです。でも、歯を当てる痛みは減ったのかな?でも、痛いです。
で、触診をしながら、頚部可動域の上部と下部のバランスを取りながら、呼気を確認しながら、右の咬合調整。盛った所をです。当たらないように盛って、右に回旋が出来たら、案の定当たるようになったという事になるのでしょうか?
この作業を繰り返しながら、いつの間にか両方、当たる用になる。
息が出しやすいです。一息で、息が吐けるようになった気がします。
歯を当てても痛くありません。
虫歯で穴のあいている所には、刺激性を避けるために、何も盛っていません。
頬の痛みもなくなりました。
噛み合わせの定義って何なのでしょうね?
面白い事があるなって、捉えて頂ければいいのでしょう。
ですが、臨床の現場は、結構冷や汗をかく様な世界があると知って頂ければと思います。
よろしくお願いします。
おしまい。