■2014/02/27 考えないと行けないのかな…
あたしらの仕事は、多分大工作業の側面が沢山あると思っています。だから、どうかと問われても、大工仕事以外表現しようがあるまいと、やはり思ってしまいます。
唯、身体のパーツを預かる以上、大工以外で、伝わりやすい表現があれば嬉しく思う事もあります。
さて、たまには臨床でのお話を。
口が開かない。噛むと痛い。顎が痛い。頸が***という患者がいた。
ナンチャッテスプリントと舌スポットの指導のお陰か、噛む(食事する)と痛みだけが残る。2回目のお話。
顎が下がらないからですよと、下がる体験をさせる。
口が開くじゃん。
ここまでは、臨床で烏合の如くワォワォと分かったような分からない事を語る必要もあるまい。と、格好良い事をほざいても意味もなさそうだった。で、考え治して生理学の反射機構を利用して説明が出来るようになってきた。
では、どうすれ効率よく治せる道筋を作れるか?多分、今、相当に悩んでいるのだろうな?そんな事を思う今日この頃です。
次の患者は、顎がロックするように、で、顎をずらしながら口をあける。で、頸が痛い。で、肩関節炎。いわゆる40肩・50肩って言う奴だ。で、顎はスポーツでの外傷から起きたようだ。(問診より)で歯を治療してから頸が痛くなってきた。前医に聞くと因果関係が無いと言われる。
ま、口を見て反射系から予測し、口のぶれて開く具合の変化を、確認する。
で、次に口と身体の関係(これは、今回は頸と肩の関係)の反射系を利用して確認。反射系を知れば、誰でも出来るような気もする。
でも、再び悩む。
では、どうすれ効率よく治せる道筋を作れるか?
唯、悩む。
もし、整形外科の先生とそんな話を少しでも出来たら、面白いのになって思う時もある。だって、もしかしたら新しい医療体系が出来るかもしれない、そんな気もする。
そんなロマンを想像する時もある。
見いだせたら、素敵だろうな。そんな力があるだろうか?
唯、迷う。
検査系を見いだせたら、何かが出来るだろうか?そんな事を、今一度悩みたくなっています。アホとか、己自らを茶化す事は、今回は出来ないかな?己に失望したくないし…
ま、そんな感じ。
さて、人には役回りがあるという説もある。そんな役回りが、あたしにも回ってくる事があるのだろうか?考えたく思うのです。
でも、この国には、ある役回りが決められているようです。
この国は、エビデンスは出される事は無いけれど、過去で悪い事をした(らしい)。
この国は、エビデンスを出す事は出来ないけれど、悪い国(らしい)。
この国は、エビデンスなど用意する必要はないけれど、一方的に謝罪を続けなければならない(らしい)
この国は、エビデンスという発想を持つ必要などなくて、事実を知ってはいけない(らしい)。
この国は、嘘を解釈上受け入れる訓練がいる(らしい)。
国を愛する心は、許されない。それが正しいと、本気で信じる人達がいる事が、心からアホ臭く思う。居丈高で、ビジネスする人に、失望している。
多分、この人種にはロマンより、既得権益が大事なのだろうな…
名誉より、ビジネスか…
あたしは、失望したくないから、考えたく思うのです。
さて、どうなる事やら。
おしまい。