■2014/06/19 検証?
今日、線維筋痛症だった患者が久々に来られた。いわゆる歯科で言う、メインテナンスになる。
旅行に行かれるそうだ。
この診断を下したのは、別にあたしではない。その道の著名な先生方だ。
だから、何!って、誰かに何かを訴えたい訳でもないのです。
ただ、診断権と言う価値観の下では、どうやら調子が悪いようで…
ま、それも仕方ない。
一時は、家族が付き添てこられた事もあったし、ま、そう言う物と理解している。
で、田舎で法事とかあるとさぁ、大変。疲れて寝た切りになる(正確には身体がおかしくなって、色々)。そうなる事を前提に、色々と準備をされて・・・
で、色々なクリニックに予約を入れて…
そんな歴史も、ちょっとだけ変わった模様。そういった風景を垣間見られる時、なんだか嬉しい。
で、気にならないけれど腰が少し痛む。ひねると、まげると痛いと来た。
様子見ても…
ラッキーと思いつつも、やはり取れないかしら。
で、咬合調整で取る。
腰、動きます。ひねれます。
良くここまで来てくれた、と思いつつ振り返る。
頚部固有感覚と確信しつつも、咬合との関連性がどうしても合点が行かない時があった。今振り返ると、偶然か奇跡か、紙一重だった気がする。
見えていた事は、理解する上で、パーツがどうしてもたらない。そんな感じだったのかな?
この秘密さえとければ、何かが見える筈。そう言い聞かせながら、ずっといた気もします。経験が教えてくれるのか、それとも…
ふと、肩の痛み楽になっています。
横で同時に見ていた患者からの言葉。
歯科で治療を受けて、歯が噛まなくなった状態から暫くしてから肩が激痛で…
で、ついでに顎関節症。
だけど、この瞬間から、顎関節症という扱いで無くなる。
音、悼み、運動障害(開閉口)以外の症状は、顎関節症で無くなる。
寝た際に、痛みで起きる事は無くなる。
まずは”ホ”の瞬間。
で、咬合調整。
スプリントとモビライゼーションで対応できた病態状況より、難易度が上がってきたのか、全く歯が立たない恐怖と出会い始める。
病態と対峙して、何も出来ない不安は、きっと、医療を行っている側でしか分からない、ウ~ン。きっと、醍醐味って言うのだろうな…
醍醐味なんて格好が良い言葉では実は解決しない。
さて、ふと顎関節症トか、咬合の専門と唄っているクリニックがふえているような気もします。キット、良い事なんだろうと思うのです。でも、思います。
病態メカニズムをどこまで知られているのだろうなって。掴むまで、多分。どれだけのしょっぱい涙を舐めてきただろう。
センチメンタルですね。止め止め。
肩が楽になっています。そんな声で、現実に戻ります。そうなんだ。位置関係を把握した瞬間、勝手に患者がはなつ言葉。
嫌になります。
楽にさせるのでなく、あるべき状態を回復させる。すると、勝手に楽と言われる。
不思議な現象です。
で、歯の治療をしておかしくなって、その診断権は医科にあって。
でも、治療は歯科が担当?
問題は、いわゆる歯科と医科の狭間に嵌った瞬間にどうして行くかなのだと思うけど…
難しいですね。
落ち切らない所でおしまい。