■2014/07/20 何を表現する為に、顎位があるのでしょうかね?
顎位って、何だろうと勝手にヒートアップさせているようです。
ふと、思うのです。
何故、そこまで拘らなければならならないのだろうと。勿論、職業として選んだ訳ですから、歯科に属すジャンルである以上、専門性に基づき拘る歯拘り、拘らずは拘らないで良いのでしょうが…
歯科と言う職種の本質は、あたし個人は和田、美味しく食す能力を回復する事、ただ之のみと思っています。
食させる能力の回復に、求められる条件が、何なのか?そんな事を思ったりする訳です。
歯が埴立する土台と言うのでしょうか?担当になるのが上ならば上顎骨であり、下ならば下顎骨となる訳です。
咬合は上下の歯牙の位置関係と定義されています。
その一方、顎位は、上下顎の相対的位置関係と定義されます。
この相対的という表現が厄介なのだろうなって個人の私は思っています。
相対的と言う限り、端から変わる事があり得ると言う前提に立っている訳ですから。
じゃあ、どういう時?
もしかしたら、歯科治療を受けた時かもしれません。
もしかしたら、虫歯になった時かもしれません。
もしかしたら成長の過程かもしれません。
もしかしたら、歯科治療を受けた時かもしれません。
それで、どうなるの?
きっと、こういう時に考える事って、適切に適応しているのか?適応が上手くいかず、いわゆる適応障害になるかという事なのでしょうが…
じゃあ、適応障害となるとどうなるの?
ここで、口腔レベルで済むのか、気肉で言えば、代理補償という道筋を取りながら新しい筋関係を会得してしまうのか?唯、会得するだけなのか?失う物は無いのか?
さて、どうなのでしょう?
ここらあたりの下りからは、身体への影響があるかもと言う事への暗示なのでしょうが?
さて、そうなると振り出しに戻る訳です。
顎位って?
治療では、どう顎位と言う存在を術者側が捉えないと行けないと言う話になるのでしょうか?
それともそれは、個性だから考えなくて良いとなるのでしょうか?
でも、その個性が適応範囲外にある顎位の場合は?
難しい物です。臨床と言う世界は。個人のあたしはそんな事を思う次第です。
おしまい。