■2014/07/23 例えば、顎位と咬合と主訴と
少しだけ、毛色を変えて話を進めたく思います。
別に、あたしの知識をひけらかしたく書いている物でもありません。
ま、何かの役に立てばって言う感じです。
さて、そう言えばこんな主訴を訴える患者が来院しました。お仕事としてお受けするかそれは、分かりません。開業医なんて、そんなものだと認識しています。
唯、属性が医療の人であって、職種として歯医者を生業にしているだけの草臥れた中年のおっさんです。
ざっくりと。文字の表現ですので、読み物程度で。
右側から腐敗臭がする。歯肉が腫れると言う自覚
左側が痛い。
右糸切り歯が沁みる。
全身症状
腰が痛む。
右腕が右肩が痛む。
医科の専門クリにンく(?こんな表現なのでしょうか?)に通院中。
で、右側の頸筋、右肩がと言う所、腐敗臭と言う言葉、医科の事を推察します。
咬合が気持ち良く(ここではこういう表現を使います)噛めると、生体は、歯肉縁まで血流循環をあるべき量保つ次第です。この研究は、戦争に負けて、3年もしない内に日本人の研究によって導かれています。
認められている自衛する権利を、これからは堅持しますと言えば、徴兵制の復活と社会に、デマゴーグする人とは大違いと皮肉をこめますが、この発見をを思い出す際何故か被るから不思議。
戦争をしないと、侵略させないは別だけど、話し合えば解決するというお気楽トンボだけでは、臨床のみならずどんな時でも通用するとは限らないと思いますが…これ、あたしの考え。
話を戻します。
で、右の歯肉が腫れると言う現症に置いての状況。根っこの治療が既に終わっており、クラインと言う状況。
腫れる場合、感染と言う可能性。
感染源において、根っこの治療の不備の可能性。
補綴の不備の可能性
歯肉には炎症所見も無く、咬合異常でも腫れる場合もあり。
さて、どう考えるか?
右上の糸切り歯は過剰に摩耗しており、
右頚部~肩周囲にかけて、硬結。いわゆる痛みを感じるトリガー
ちょっとだけ、仮想で歯の高さを腫れると言う奥歯と、糸切り歯に高さを渡す。
すると、頸から肩、腕の痛みが引く。
左側の内側に入っている歯を仮想で、外側に入る疑似感覚を与えてみる。
腰が入る。
さて、どう説明をしていきましょうか?
ま、現象としては、ナンチャッテかもしれませんが咬合状態が変化し、結果、顎位が変わり、身体が変わった。
反射系と言う表現で記すなら、咬合感作の性質を利用して咬合関係を変え、結果、顎位反射が起こり、頚部反射から姿勢反射お調和がとれるようになった。と表現すれば良いのでしょうか?
臨床のあたしらの仕事は大工作業が基本ですが、何気に考える事も多いようです。
タイムリーな例だったので、思わず紹介してみました。
顎位がずれているから、顎位を治す事が大事なのか?
何かの原因で顎位が崩れたのだKら、その原因を対処しながら顎位の調和を取り戻す事が大事なのか?
そんな事を考えるのです。
長くなりました。
今回は、これぐらいにして。
また。
おしまい