■2014/07/28 咬合tと顎位を同時に?
前々回の整理
左上糸きり歯 沁みる
左下腫れる
右側 何か痛い 特に前歯の方
そんな方とお会いします。
全身症状と言う事になると、、腰が…肩が…頸が…
で、通院が…
さて、お引き受けするかどうかは別に、こんな事をして見ます。
可逆的に(元に戻る事が前提)、一種の体験をして頂きました。
そんな事あるのかい?嘘!でも良いでしょうし、面白い世界があるでも、それは読まれる方の自由かと思います。
少しだけ、高径を高くさせて頂きました。
少し具体的に書くと左上糸切り歯、沁みると言う当たり、何故か、摩耗が激しく、この摩耗を、そう例えるなら、紙一枚分摩耗の激しい部分にスペースを作ります。
左下、ここにも紙一枚分の厚みを増した経験をして頂きます。
右前歯、風をかけると沁みると言う反応が消えます。
腫れる感覚が引くような力の分散を感じます。
左前歯沁みル感覚は消失します。
同時に身体も軽いとおっしゃる訳です。
顎位が先か咬合が先か?
こんな話を長々とシリーズのように書いてきました。
始めは、顎位の色々な考えの整理をして見たく思いながら、書いていましたが、どうやら気が変わったようです。
個人の、あくまでも読み物の世界ですので、ご容赦頂きたいのです。また、その紹介は気が向いた時にでも。
続けます。
定義が顎位→上下顎の相対的位置関係
と言うなれば、歯を1本でも削ると、実は顎位は変わるのではないかと言うのが、あたしの思う所です。
咬合の定義が、上下の歯牙の相対的位置関係と言ういう以上、何らかの処置を歯に施せば、咬合は変わると言うのが、あたしの捉え方です。
こんな捉え方をするようになると、顎がずれると言う現症が一次的なのか?二次的なのか?やはり、悩むようになるのです。
臨床とは、難しいと思います。
既に分かっている理屈と、自然科学が故に、まだ、総意が出来ていない物、必ず分けられてしまうのだと思うのです。
分からないから関係ない、あるはず無いと言う捉え方もあれば、分からないから、あるのかもしれないと言う捉え方では、その距離は永遠に交わる事は無いと思います。
更に言えば、生理学と言う学問を介せば、納得できる現象(症)も、総意が無ければ、個人の思い込みとなるのかもしれません。
更に、詳細は故あって、記載しませんが、身体の調子を整える作用に、顎位なのか、咬合なのか、あるいは、単体か複合かは、別にさせて頂いて、そんな秘密が口にもあるとすれば、とても大変な事だと思います。そして、とても大事な事だと思うのです。
もしかしたr、医科の先生方からすれば歯科が、ごめんなさい。言葉を選べません。乱暴な表現かもしれません。犯される事を意味するのかもしれません。
歯科の近代史など、明治維新の8年前です。もっと言えば、歯科が飛躍的に伸びるのは、国内を例にすれば、戦後日が経ってからになります。あたしは、その様に認識します。
今では当たり前のチュイ—ンというタービンが生まれるのは、あるいは、普及するのは国内だと戦後。
銀歯は…と思われるかもしれませんが、安定的な普遍な技術体系が生まれるのは、60年代。
そう考えれば、全身と口の関係も、口と全身の関係も、もしかしたら不明なところだらけなのかもしれません、こんな話も、研究が進む結果、例えば、20年後なら笑い話になっているのかもしれません。いえ、5年後かもしれません。逆に100年後なのかもしれません。
さて、そうこういいながら臨床は生き物です。時間の経過と共に例えるなら変化します。
そして、仮に全身と口が関係あると言う事をお医者先生の立場で肯定して頂くならば、あるいは、口と全身は関係あると歯科医が主張したいのなら、もしかしたら、同じ空間で共に検証できると良いのかもしれませんね。
あっ!臨床ですから、同じ空間で一人の患者の疾患と対峙する事が出来ると良いのかもしれませんね。そんな事を夢見たりします。
さて、どうなのでしょう?
おしまい。