只、伝えたい、一緒に考えて貰いたいという多分個人の探究心より、手順と言う規律が慮れたり、学会で発表しているかどうかを慮られたり、ウ~ム、大変な規範の風習かも…と、ちょっと悩み始めた様な苦しんだ様な、色模様の時期を経ます。ま、色々ですね。だからと言って、恨んでもいませんし、怒ってもいませんし、仕方ないといった意識ですかね…
“秩序を重んじる国柄です。岩のような意志で相手に伝えれば、相手も動くのです。”
ドクター宛てに手紙を書いてくれと言われ、抵抗した際に言われた言葉。
一生懸命書いてみたら、やはり期待どおりでした?ま、無視するよりも相手しないという方法もこれまた、味があるのかもしれませんね。しょっぱい味を覚える始末。徹夜して書いても、夜なべをして書いても、相手にしないは結構、人間を強くするような気もします。一度、どうぞお試しあれ。ただ、どうぞ2~3カ月は夜なべをする事をお勧めします。
そうか、規律、規範通り始めない限り、このヒエラルキー達は、その存在をはなから相手しないのだと、勝手にトラウマに陥ったような陥らなかったような…。不思議な味わいと、本人は気どります。
ま、そんな何か過去がふと思い出されて来ます。之、機内で、ボヤーッとしていた時に浮かぶ不思議な感情。
ま、皆さん忙しければ仕方ないでしょうしね。
忙しければ、忙しすぎれば純粋性よりも、夢中性よりも、忙殺に忙殺されるのかもしれませんね。
別に食えれば、何でもよかった程度の職業意識のあたしが、何故か、咬合に興味を持ったのが今の姿のきっかけ。開業したら、そんな感じの症例が来て、調子こいたら、お墓の絵がちらほら。
臨床は難しいと言うレベルで済むなら、それも一興。でも済まないのも現実。現実的に、これまた感じます。果たしてこのままでいいのか?この苦しむ患者をどうする?あり得ないと切るか?あり得ると信じて話を聞くか?
芝居チックに言えば沈没して行きます。溺れるか、溺れまいか?と、日和見にいたくとも、患者はここにおる…動く事を決めます。調べる事を選びます。探す事を求めます。武士道とは死ぬ事と見つけたりと、覚悟すら決められないくせにね…(小心者ですから)死にたくないから調べるべ、そんな心境が当時。
てな、感じの事を続けていたら、ますます、そんな感じの方々と出会って、あり得ないではすまなんでと思い始めて、ますます、没頭せざるを得なくて…
いつの間にか、受け入れます。この疾患はある!問題は何故、あるのか?そして、何故無い事になるのか?それを知りたくなって…
ある事を消す事は、無い事にするのは、多分、その人の人生を否定するような気がして…患者の言葉を切った瞬間から、何かこの歯科医師の“師”の部分を失う気がして。この感じの意味はもっと奥深い気がして…あたしを無視されても、相手されなくとも、別に、気にしない限り関係ないし…ま、酸っぱくてもしょっぱくても気にしなければいいだけですし…
ま、何かに没頭をしてみるものですね。どんなにどん臭い人間も10年、調べ続けりゃあ、10年こんな疾患と対峙すりゃあ、何かが見えて来ると言うものです。
不思議な経験でしたがね。2度とやりたいと思う経験ではありませんが。“見える”“感じる”に行き付くには、どん臭い能力の者は、それは、それは迷惑をかける訳です。
個人のぼやきはこん畜生。ならば、更にどこが見えていないのか明確にしてやるわ。明確になれば、迷惑をかける事もあらせんわね。切れ味は、だんだん深まるようでした。これ経験。
そんな事をしていたら、ますます憤りを感じる始末。“俺の話を聞け~5分だけでいい”と、心で叫ぶ感じ。これ、笑える感覚。そう、感性が研ぎ澄まされて行くと、なんか離れた場所に一人立ちすくむ感覚かな?例えるならね。
何かが見えてくりゃあ、光明と言うそうですが、もう少し確認をしてみたいと欲求が湧いてきたのが、何故かあたしの心情だったみたい。
でも、沢山の納得と、沢山の覚え事項と、スパイシーなおとぼけ一派を味わうと、者とは言え相当に飽きてくるみたいですね。ま、もうこの系の輩を食らう事に対して、暫く心は危篤状態で良いかな?そんな心境に行きついた感じ。どうもこの心境には、秘境のような隙間は最早、無いようです。あしからず。
ま、まず聞こうと言ってくれれば、良いヒト。ルールは、それだけ。
そしたら、そんなあたしにとっては奇特な人がおりました。
それが、今回のきっかけ。
ま、まとまりもつかない、落ち付かずと言う事で、おしまい。