ⅰ顎が痛いから、噛む事で痛い場所を避け、噛めるところで噛もうとします。する悪い噛み癖がつきます。一度噛み癖が付くと筋肉のバランスがずれてしまい、左右対称ではなくなっていきます。つまり、主に筋肉を使う方向に顎が移動し、その分、ⅱ顎関節に負担がかかる事になります。
となれば、ⅲ噛み癖が付いて、おかしくなる前に左右のバランスを整える治療、即ち咬合調整を受けることが望ましい事になります。ⅳ適切な噛み合わせを整える治療が必要です。
但し、ⅴ削り過ぎで不適合になってしまった際にもバランスが崩れます。適切な噛み合わせになるように、ⅵ模型からレントゲン等の資料が必要になります。
何か???と、思う所なのですが…どこか、文章的に違和感を私は、感じのですが、読まれた方は如何感じますか?
顎が痛い場合、痛い場所を避けるように、痛くない場所で噛もうとします。
これは事実だと思います。
問題は、この理由、即ち“痛い場所を避ける”に何があるかだと思います。
“痛い場所を避ける”の理由が何か?
原因は何か?
この原因を見ずに、ただただ、適切な噛み合わせになるように削るという行為が何を意味示すのか?
そもそも、適切な噛み合わせとはいかなるものか?
ふと、あたしは疑問に思う事があります。
別に、受験でも国家試験でも無いので、(国家試験ならば、あたしもこの文章の記憶と同じ解釈で答えると思います。)この文面にいつも一抹の不安感を覚えます。
しかも、“削り過ぎで不適合になってしまった際にもバランスが崩れます”となっている場合、何を基準にお話が進むのでしょうか?
落語でしたっけ?
『いやね、ヤジさん』
「どうも、この頃、この机の脚、かた付いちゃって、調子悪いんだわ。」
『何だ、そんな事簡単ヤンケ。』
「どうするんだい?」
『簡単よ、こうやって切るのよ。』
ギ—コ、ギ—コ
ありゃま、別の方向にかた付くよ?
それじゃあ仕方ない、と、あっち、こっち削ってみたら、机がちゃぶ台になっていましたというお話。
削りすぎて、不適合になった場合、どうしましょうか?
噛み合わせが不適合になった場合、どうしましょうか?
レントゲンも、模型も意味無い物になる気もしますし…
繊維筋痛症の本を目にすると、歯科も引き金になる場合がある。
しかし、医科界も歯科界もあり得ない。
統計処理の中では、あり得る。しかし、世間体の中では、あり得ない?
理性ではあり得ても、感情ではあり得ない?
科学ではそうであっても、目の黒い内はあり得ない?
と言う事がないとするならば、この行為が否決や存在しない為には、もう少し、具体的な条件が必要になるのでは…
と、個人としては、思ってみたりもするのですよね。
痛い場所を避けている場合、この痛い場所だけを削れば、本に戻る事が補償されているとか。
痛い場所を避けていて、この部分を削れば、必ず、状態が肯定されるとか…
この前提が、無ければいけないはずです。
ところで、健康障害なる言葉があります。
ま、ここらで、一端区切りと行きましょう。