大事な知識として、そして、これは、将来に渡って、構造学的問題を抱えて、加齢を経る事になるのかもしれません。
咀嚼による刺激は、咀嚼筋の成長発育にも影響を及ぼしている、この事も明らかになって来ている。
噛むことをしない食物を食べ続けた場合、咀嚼筋(咬筋)は、廃用性萎縮に陥っていく。
動物実験において、こんな事が分かって来ております。
咬筋筋紡錘の生後発達では、錘体筋線維と、錘内筋線維の径とも小さい値を示していた。
筋紡錘のらせん状終末の生後発達も、未熟な筋紡錘が多く認められる。
これは、咬筋に分布する筋紡錘の発達を阻害するだけではなく、早期の老化を引き起こす。
つまり、食物の摂取に際して、良く噛むことが不可欠な摂取様式を遺伝的に備えている動物が、発育期に、例え、栄養組織が同じでも、良く噛まなくても摂取できる性状の食べ物を食べ続けたら、咀嚼筋の発達は、阻害され、顎骨の発達も阻害される。
その結果、噛む力は、低下し、噛まなくてもよい食べ物を食べざるを得なくなり、ますます咀嚼筋と顎骨の発達障害を引き起こす事になる。
難しい話は、疲れたので、分かっていただければいい事は、咀嚼って、大事っぽくない?
咀嚼が出来なければ、顎骨の成長も阻害されるし、老化にも関係するし…
顔の作りは決めてしまうし…
大事だと思いますよ。
あなたのお孫さんは、どんな顔になって欲しいですか?