痛みについて、ここまで、触れてきましたので、もう一つ、プレートの治療だけで落ち着かせた症例の関連図を入れながら、どうなったかを触れてみましょう。
書き方は、多分、感覚だと思います。というよりも、伝えやすくするには、どうすればよいのか、(だって、医学用語です。だって、歯科の用語を如何に、専門色をなくしながら記すか、僕は、僕なりに悩むのです)たった2つ目の、関連図でも悩むものです。この感性が、読まれているあなたに、何かを伝えてくれれば、嬉しいです。
大変かもしれませんが、一緒に付き合ってください。では、よろしくお願いします。
患者名 | 20代女性 | |
症状 | 左下6 咬合痛 何もしなくても痛い 根の治療を何度もしているが、水に沁みる。熱いものに沁みる。 噛めない。 |
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口腔内以外の症状 | 左、こめかみが痛い。 つられて、目が痛い(特に、左目) そうすると、頭痛がひどくなる 後頭部が痛い 肩、首、背中が痛い |
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主訴 | 抜きたくないが、今まで、何件も歯科に通ってきた。 これ以上、根の治療を繰り返すと、今度は歯を抜く必要性がある そのように、色々な先生に言われている。 もう、自分自身、どうして良いか、分からない この苦しみから、抜けられるなら、何でも良いから、助けて欲しい。 *実際、レントゲン上、これ以上の根の治療は危険と判断する。 |
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治療回数 | 7回 | |
初診時 | 落ち着かせる事を目的とする 挙動不審といっては、語弊があるかもしれないが、その傾向を強く感じる。 理性的対応が可能か、確認する為、認知行動療法に基づき、ストレッチを指導。 舌スポットにおくこと、機能改善を指導 姿勢の関係支持(リラックスする関係性指導) 熱いもの、冷たいものに沁みる。 どこで、噛んで良いのか、分からない。 噛むと痛い。 顎が痛い。 頭、首が痛い。 背中が痛い。 気持ちが不安定。(精神が落ち着かなくて、始終、不安感、集中力欠如を感じる) 模型を採得して、状況判断する(今回は、その写真は載せませんので、御理解ください) |
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模型より | ①一応の咬合関係は、正しいかどうかは別に存在する。 ②しかし、確認すると、当たっている場所は、(自覚として)前歯部一部 |
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今回は、この情報だけを入れておきます。