■2013/10/02 現症は、背中が痛いとか…現象は顎が回転しない。
例えば、リエゾンって言う考え方がある。考え方とすれば、結構、面白そうだし必要性を洞察された方々は凄いと思う。
あたしみたいな一本気のタイプには、まず思いつかない考えのような気がする。

歯科を中心に臨床編を語るとなれば、歯科と精神科が共同委歩調で疾病と対峙しようと言う奴だ。
患者の体験によれば、薬によって感覚をぼかして、生きていく上で邪魔するファクターを取り除こうとする感じになる。

え～と、(時間軸を主に組み立てる)先後関係で言うと、歯の治療をした。体がおかしくなった。一時は線維筋痛症を疑われた事がある。眠れなくなった事がある。

歯がおかしいと感じるのだけど、歯の治療が上手くいかない。あっちを削って高いと感じると、こっちを削って合わせて見た。
これ、昨日は記した咬合調整の矛盾と言う奴なのかな…

歯が低いと感じるけど、高くすると痛い。
そのうち角度がおかしく感じ、ベクトルが違うように思えてくる。
なら、いっそのこと、歯自体を変えて見ればと、歯を変えるが、どうにも旨く運ばない。

新しく現象を勝ち得る。今度は、こっちが高いと感じ、あっちを低くする。で、こっちを低くするとこっちが高い。

悪循環というループの誕生になる。
で、リエゾンの手助けの登場という訳だ。

認知行動療法で１歯１歯ずつ確認しながら補綴を変えられた事もある。この作業はとても歯科医にとり苦しい作業だし、患者にとっても大変な作業だ。歯科医側に立つと、経験した歯科医しか味わえない苦い味になる。多分ね。

上手くいって祝杯をあげられる公算と、惨めさと徒労で終わるかもしれない恐怖の味は、多分格別なハイブレンドの味になる。どっかのCMの歌のきっと、真逆な味だと思う。
ウィ○キ-がお好きでショ♪もう少し如何です♪
なんてとんでもない。これで満足して下さい！もうこれ以上言わないで！
そんな感じだと思う。敗者の華を咲かせてよいなら、もう来ないで欲しいになるのだろうか？

だから、薬の力を頼りながら、感覚をぼかして、呆けさせて補綴を組みたてようと言う訳だ。

で、縁がありあたしが対峙と、出会う事になる。

７年か…薬を飲んでいた作業をお辞めになって頂いた。それもありだろうと、受け入れて頂いたヒエラルキーの上の方には、今でも感謝している。８ビットの感覚のビートは、薬で阻害されるととてつもなく、きつい。あたしのようなワンパターンの引き出ししかないタイプは、どうにもならない。おっと、忘れてはいけない。医者先生の、見事な類まれな薬断ちプログラムのお陰だ。

次の現象が、後に起こると思ってもいた。いうなればトラウマとなるのかな…
正式な意味は心が受けた外傷なのだろうけど、あたしの予測していたトラウマっぽい奴。該当する言葉を知らないから(アホなんです。パアーまで行っていない分、良しとしていますが)トラウマって表現を用いている。これが、行動様式の再学習プログラムの上で、どうなるだろう？そんな事を思っていた。行動の記憶って奴だ。こいつがあるとすれば、多分、医者先生が世に問いかけても良いと想像していた。今の所、なさそうだけど…でも、本当はこの医者先生が、世に出す資格があると思うのだよな～。だって、患者の声、歯医者への声を一番聞いていたのだからさ。

顎が回避学習行動で、落ち込むと言う行動様式が多分、今までの認知行動療法が上手くいかない理由の一つにあると予測していた。

顎が下がる能力と、本能が生み出す顎を落ち込ませるという能力は多分、違うと思う。
挑播性の下、顎が下がるのと、挑播性の崩壊の下、顎を落とすのとは、多分、行動様式が違うはずだ。
現象を見て、違和感を覚えていた。

ずっと、舌が落ちていた。どうにも歯をぶつけるしかなかった。それを修正するよう歯科サイドからもリエゾンの医者サイドからも求められていた。
舌スポットに置いて！歯はぶつけない！
“良いんじゃないの。”今は、必要だからやっていても。必要な現象なんだから、っていうのが、あたしの現象に対して申した事。

１年半より立たない頃、舌を舌スポットにおける感覚が出てきました。歯はぶつけない感じが戻ってきました。良かった。

今日の現象は、身体に関して背中が痛い、首が痛い。奥歯を足して、顎が回転して、今まで当たらなかった前歯に接触する方向を取る。顎の前後運動と違う奴だ。

身体楽になりました。背中も首も頭もありません。
じゃ、帰ろう。

数時間後。
歯が過剰に当たっていたくて仕方ないので、当たる所、紙やすりで削っていいですか。連絡がきます。

これが、臨床で、現場なのだ。
引きこもりじゃなくなっただけ、SOS電話を何時間もしなくなった分、容赦ください。

臨床は、甘くないよ。
んじゃ。