■2013/11/19 王様の耳はロバの耳 なんていう話 3
あたしの所の話かって?まさか!
あたしが、どっかで見聞したお話なのか、フィクションです。真実は、解釈の身に存在する、な~て言う具合に、読み物ですので、読み物としてのノリで行きましょう。お願いしますね。真実は、身体と歯は関係ないで良い筈です。あたしだって、そういう時期がありましたから。今も思想改造中、と言う事で…
どこかの落語ではないですが、治せなかったらお金を返します。凄い先生ですね。で、オチは、治せる人以外診ない。その心は、これが大事なポイントと言う事でしょうか?分かりません。落ち切らない所で話の続き。
心の担当のD先生に、今日あった事を報告する患者。
「では、舌を上に置いてみたら如何だろうか?」
“出来ません。”
「そう言わずに、やってみたら如何だろうか?」
“努力しているのですが、出来ないのです。”
「ならば、歯を普段当てないようにして見たら如何だろうか?」
“出来ません。”
「そう言わずに、試みたらどうだろうか?」
“やっているのですが、出来ないのです。”
「そんなことはないよ。まずは…」
“王様の耳はロバの耳。”
「舌を上に置けば、過剰な情報は身体に行きわたらないように…」
“王様の耳はロバの耳”
「歯を無理に接触させると、過剰接触情報が…」
“王様の耳は、ロバの耳”
「よく眠れるよう、その薬を…」
母親の元には、再び悲鳴の電話がかかってくる。
『お母さん。』
心休まる日々など、母親には許されないのだろうか。子を心配する事が、母親の仕事とどこかの本で読んだことはある。でも、ここまで何も出来ない中、聞くしかないのだろうか…
C先生の下を訪ねる。
「今日は、あなたが言う高さにしましょう。」
“分かりました。”
「どうですか?」
”少し、高い気がします。“
「分かりました。あなたが言うから低くするのですよ。」
“分かりました。よろしくお願いします。”
調整後
「如何ですか?」
“今度は高くなった気がします。”
「あなたが高いと言ったから、低くしたのですよ。」
“でも、高いのです。”
「あなたが言ったから…」
“王様の耳はロバの耳”
「あなたが低くしろと言ったから…」
“王様の耳はロバの耳”
「あなたは、高いと言わなければこのような…」
“王様の耳はロバの耳”
そして…
再び、母親に電話が来る。
あたしが、どっかで見聞したお話なのか、フィクションです。
で、思わず想像するのです。もし、数学であれば、方程式を解くのに次元数が足りないのかなって…
このお話を教えてくれた方に聞きます。
数学的に考えたら、何か足りないという気がするのですが…
どうなのでしょう。
にやって笑って、答えられます。
今回は、ここまで。
人間の身体は素晴らしい。そして、あたしはその前でいつもたじろぐ。
おしまい。