■2014/01/16 先日の噛み合わせの続き と言う感じ
先日の話の続きです。噛み合わせで出会った、不思議な現象とでも言えば良いでしょうか?あくまでも、少なくとも2,3年前なら、あたし自身はパニックになっていたかもしれません。
ま、そんな出だしから。
例えば、右側が噛んでいないとしましょう。こういう現象は、患者から聞く事があります。本当?と思われる方もいられると思いますが、そんな場合もあるようですよ。両サイド(右側、左側)と歯列に沿って歯があるにも関わらず。
普通に考えて、左右とも歯が当たっている筈と考えるのが、自然と思います。所が、何故か当たらないように?なのか、歯を患者自身が意識的に当てようとしない場合、触れる事がないという時がある。
大したことは無いと受け止めるのもありでしょう。そういう事もあるのだね、でも良いと思います。
しかし、臨床現場にいる側とすると、悩む所かもしれません。
勿論、悩む現場の人、流す現場の人、何としようと働きかける人。と、乾燥した表現になるかもしれませんが分かれる筈です。何がこういった場合、問題になるかは細かく理由を記載する事は、今回は流したく思います。
で、当たらないという自覚のある側の歯の根の先端方向の歯肉が腫れています。
一応、歯の報告を加えるならば、銀歯が外れています。虫歯の進行性としては、抜髄するか否かのギリギリの深さと付け加えたく思います。そして、慢性的な虫歯と理解ください。
一臨床家の表現ですから、お墨付き成る物など当然ありません。ですから、読み物として受け流して頂く事が一番です。
次に、症状ですが自発痛はない。冷水痛も無い。温痛も無い。只、歯が当たると痛い。
頬が腫れている。そして、頬を触ると痛い。
ここで、多分、どうでも良い話を一つ入れたく思います。
靴ずれの話を触れたく思います。
今回、靴のサイズが合わなく、履く人間の足のサイズに合わないという事にします。履く当事者は、我慢すれば慣れるだろうと勝手な判断をします。
しかし、この靴がまずかった。本人は気が付かなかったのですが、ビッコを引くようになります。只、靴の中の足は相当に痛みを感じたようです。
ふと、靴を脱ぐ機会があり、足の皮が剥けている事に気が付きます。成程、足の皮が剥けたのは、合わない靴のせいだったのか。
ふと気が付きます。ビッコになっている理由は、この合わない靴のせいだったのか。
ま、どうでも良いお話なのですが、続けます。
この腫れの一次の理由は、虫歯のせいか、そうではないのか?
2次の理由で、根の先端が腫れているのか?
もし、2次の理由で根が腫れているのならば、虫歯の治療から入ればどうなのだろう?と、考える訳です。
そして、頬が痛いとなると、根の感染が広がった結果と考える可能性もありでしょう。でも、この場合、相当に虫歯が広がって欲しく願うのです。
で、歯は当たっていない。
ふと、考えます。
歩き方の調和が取れなく、筋バランス(ここでは、この表現に徹します)が取れなく、ビッコを引いている。これは、上手く歩けない事を意味しないのかな?
噛み合わせの調和が取れなく、筋バランス(ここでは、この表現に徹します)が、取れなく、上手く噛み合わない。で、右が当たらないという表現を言っているのではないだろうか?
さて、噛み合わせをいう言葉が、相当に色々な場所で、バラ色の希望の如く光輝いているように感じるあたしがいます。
ところで、噛み合わせって?
この定義が成されると素敵だなって言う立場を取っています。
おしまい。