■2014/06/10 頸の感覚
頚部固有感覚と言う言葉が存在する。
こいつが、臨床では、結構、曲者と思う時がある。
オープンバイトの患者、ゆっくりゆっくりと前歯が近づいて行く。
歯科医のあたしとしては、ほっとする場面だ。
歯を全面的に削れば、オープンバイトが治ると言う捉え方もあるかもしれない。でも、そんな事をすれば、とんでもない事が起きるでしょう。
何故か?
大きな場所では、頚部固有感覚と思います。
神経回路では、もっと複雑な事が起こるのだろうなって思います。
多分、こんな自然現象を、歯科の仕事して体験できるt事は、もしかしたら、幸福なのかもしれません。
仕事としては、きついし、苦しいし。
これは、あたし個人の思いと言うか、感想。
でも、その苦しみに罹患している患者の思いは、どんな物だろうって、考えてしまうのです。
そう言う意味では、頸の感覚は、結構、キーなのかなって思う時があります。
難しいですね。
ただ、もしかしたら、唯 虫歯を治せば良いとか、唯、何何をしなければならないという時代が変わる場面に、今と言う時代がなりつつあるのかなって思う時があります。
どうなのでしょう?
おしまい。