■2014/06/14 慢性疼痛だって 顎位が収束出来れば…
慢性疼痛が、時にポジショナーと言う装置で解決が出来るから面白いと思います。
ま、いわゆるマウスピースですね。
唯、装着するだけなら、結構、ありがたいのでしょうが、どうもそうはいかないから、面倒な所です。
どう、面倒か?
調整がいるから。
患者さんが、ご自身が罹患した病態を、どう受け止めるかは別として。装置のコントロール下で、学習効果がある場合、調整する側からすれば、面倒と言え、装置だけで落ち着かせられるから、昔は多用していました。
今は…
というと、あまり持ちいらなくなります。
理由。
それよりも重い病態と出会うようになり、どうにも解決できない事を知る訳です。
たまに、ポジショナーの治療をすると、結構、効果あるのだなってしみじみ思ったり…
右手のしびれ無くなったというのが、つい最近。
あ、併せて顎が痛い。が、横に尽きます。
広義では顎関節症と言うようですが、狭義では、顎関節症と言わないようです。
難しいですね。
ま、1回から2回で落ち着くから、面白い物です。
ま、それだけ、口に関わる筋の代理補償で身体に波及するいわゆる、実践学から知った世界観ですが。
ところが、このポジショナーで対峙出来ない患者もいる。
これが、過剰接触と大きく関わっていたというお話です。
そんな話をどこかの機会に
顎位が収束出来る感覚(ここではこんな表現を用います)を渡せる時と、渡せない時がある。
こんな表現なのでしょう。
さて、仕事です。
事故で、線維筋痛症。しかし、ポジショナーでは無理。限界がある。さて、どうしたものやら。
おしまい