■2014/08/22 線維筋痛症っていうか・・・
あたしの職業は歯科医です。だから、線維筋痛症って書いてあっても、そう言う物だと適当ぬ受け流して欲しく思うのです。
いえ、そういう物だより、そう言う世界もあるのかもね・・ぐらいが、適当なのかもしれない。
6年前は車いす…(そうなんだ)
今は、舞台に出られちゃった・・(良かった)
仕事活動も…(まじかよ)
そんな場合もある。たまたま。
旨い具合に、顎運動と、等尺性の読み取りが出来たおかげかもしれない。
でも、こいつの計測となると…
まだ、時間が足りない。
時が解決する筈と、信じたいけど、さてさて。
どうにかなるのか…
どうにもならん。なのか…
信じる力はないけど、待つ事には、馴らされている様だ。慣れたのでは無く、馴れたから始末が悪い。
個人のぼやきにあたるのだろうか?
で、そんな患者と話していると、悲しくなる時もある。
今のあたしは、碧くない。
むしろ、言葉遊びかもしれないけど、蒼い方が、感覚的にはピーンと来る。
草臥れたおっさんだし。
夢を信じる力も、相当に落ちている。
臨床も冷たさにあこがれを覚える始末だ。
ただ、ふとこの方と会話をしていた際、あるメールの話をしてくれた。
良くない。
ほんとに良くない。
「なんか、人が死んでいくのこの歳なのに、冷めちゃってさ」
良くない。
もっと、蒼く、もっと、冷たさを知らないと行けないのだろか…
あたしは、草臥れたおっさんでしかない。草臥れるのではなく、乾く方がいいのか。
冷たさではなく、乾く、その方がいいのだろうか?
メール着てさ。高校生でさ。仕事でさ。個人のブログ知らん顔していてさ。別に知らん顔をしたい訳ではなくてさ。
仕事で、知らなくてさ。ブログにそんなメール着ているなんてさ。
仕事で家、帰んないとするじゃん。読めないじゃん。
恋出来ますか?
恋愛できますか?
遊べますか?
友達と、会話できますか?
子供出来ますか?
嫌じゃん。
返信する前に、死んじゃったよ。たった、1週間し知らなんで、これじゃあ…
嫌じゃん。
この職業は、どうなのだろう。咬合って一人で、むきになっているだけで、無期な時間を過ごすしかないのだろうか?
この若さで、何かを背負う事っているのか…
あたしは、むきになっているだけで、何に向き合っているのだろう。
そんな事を思った瞬間でした。
題名知らんけど、医者が線維筋痛症になったら、何て本が出たら面白いかもね。
そこに解決というか、何か示唆する世界観があるなら、面白いかもね。
そんな事を思ったりして。
あ、その本、今は無い。でも、何時か出るもんと思いたい。と言うか、出る筈だ。で、出る時に、何かが変わるのだろうか?
そんな本が出ていると仮に、知ることがあったら、もしかしたら、冷たくなる事も蒼くなる事も無いのだろうか…
分からない。でも、今は、あたしの知る限り無い。
嫌、多分計測に拘る以外、今のあたしは無いのだろうな・・・
出来る事以外、出来ようがあるまい。
そういえば、何年ぶりに熱が下がりました。そんな報告を頂けた患者もいた気がする。久しぶりのスプリントの調整だった。この患者にとっては、2回目。
スプリントの調整など、このところやっていないから、結構、焦る。
果たして、あたしは、対峙して、退治できるのだろうか?
頭痛も無いでーす♪
腰が入りやすいでーす♪
こんなメインテナンス患者と同じ声まで導けるのだろうか?
今回はセンチな感じでおしまい。