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2010年末・独り言(その4)

2010年末・独り言(その4)

2014/12/02

この頃、エビデンスとは何かをひたすら悩みます。多分、あたしの読んでいる本は、エビデンスから除外される位置付けなのでしょうと、己が気持ちを腐ろうか腐るまいか悩む始末。視力のせいだと思い込み、眼科に行けば、ちゃんと読めていますと笑われる始末。そのように書いてありますよって。やっぱ、異常じゃないと安心する始末。アホですわ。あたし…

さて、最後に、器質障害、活動障害、生活障害って言葉があります。WHOが提唱しているから、ここには、エビデンスが無くても許されると思い込んでいる始末。

この疾患で怖いのは、最悪、生活障害まで追い込まれる所。
な、訳が無いと言うのも一つ、あるかもしれないと言うのも、一つ。

歯で、人生がめちゃめちゃです。こんな言葉が、存在すると思えるなら、活動障害の怖さを知られている証拠かも。

な、訳ない、精神科へ行こう!心身症を治そう!口腔外科へレッツゴー!と言うのなら、歯科は器質障害しか扱わない、この事を宣言して欲しいと、思える弱気な今日この頃。そして、顎が、歯が、で身体がおかしいの、っていう方が居られた場合、収容先を是非作ってしまう運動をされれば、って、思わず声をかけたくなる。

自分には理解できない、しかし、あなたの言う事は本当なのでしょう。であれば、該当する場所として、***を紹介したく思いますと、多分、持つ意味は違うと思うのですよね…

嫌な話を一つ。自殺者の7割が、経済苦が原因だそうですが、その内の9割が生活障害になっている、そんなデーターもあるようです。

さて、膝を失いました。生活障害になる事は?あるよって教えて頂きました。
腹部を指して、どこかが、器質障害になりました。生活障害は?あるよって教えて頂きました。
手は、目は、耳は あるある。

ところで、歯は?
無いから…

どうもピザピザピザで、ここは、ヒザという落ちにはならないのが現実のようですね。

或る疼痛性疾患は器質障害だが、神経性疾患と分類する。WHOが、もしかしたら、今出来る一つの目安として、世界の医療者に発信した、今の現実なのかもしれない。

だから、どの薬が効くのか、まだ、明瞭ではないのかもしれません。

ところで、歯科治療で起きた場合、歯科はどう対応すべきなのでしょうね?やはり、あり得ないというべきなのでしょうか?

しかし、それを言ってしまえば、ジュネーブ宣言からは遠くなりにけりかもしれません。医療者としての倫理よりも、制度が倫理を守っているとその独立心を、依存する事を選択する方が大事なのでしょうかね?

やはり、今もって無学なのかと悩み中です。  

筋が悪さをして、歯を移動させ、顎関節に障害を与えるなんて、言う考えが、確か、主流になっているようでしたが、まずは、不正咬合からと言う考え方も、次元を変えてみてみると不思議な現象のように感じます。

筋系と神経系のトラブルが痛みを感じる⇒症状、患者の訴え
不正咬合⇒歯牙の構造的問題、あるいは、現象

これが、同列に語られる事が、問題のような気もします。本当に難しいですよね。

つくづく、無学は怖いといつも思っています。これ、あたしのレクイエム。ッか、忘れてはいけない戒め。

相当に悩みながら日々臨床を行う小心者の、忘れてはいけないレクイエムでした。

年の瀬も近いので、ちょっとだけ、呟き風の本音。
皆さんにとって、いい年でありますように。

んじゃ。

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