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とはいえ、保険は・・・ 導入編 保険治療の限界

とはいえ、保険は・・・ 導入編 保険治療の限界

2014/12/03

とはいえ、保険は・・・(なんだろう? その1)

年も明けて半年たちました。急激に景気も悪くなりました。見るニュース、見るニュース、決して明るい台詞があるように感じられないのは、私だけでしょうか?

時勢を読めないのか、政権を維持する事に躍起にぶれずにいられるのか、そう言いながらも、市井の人々は生きていかねばなりません。かく言う、私もその一人です。だから、必死に生きましょう。生きてこそと、思うのです。

悪いよねと、言えるうちは華かもしれません。黙り始めたら、正直、人間苦しいだけになる気がします。だから、何とか、笑いましょうよ。些細な事でも、いいから、そんな事を云いたくもなります。
歯科の多くの業者が、私の所にも来ます。言う言葉、言う言葉、やはり元気な言葉はありません。“2極化が、明確に始まったように思えるのです”、そんなコメントを聞く事すらもあります。

さて、この2極化と言う話を聞いて、どのように感じられますか?そうか、儲かっている所と、儲かっていない所、あるいは、患者が来ない所と,変わらず来ている所、そんなイメージかもしれません。

でも、事はそんなに単純ではないと思うようになっております。歯科相談のコーナー(?)—こんな表現でいいのでしょうかー、実際、どういう言い回しが適切かは分かりませんが、そんなサイトを覗いていると、ますますあからさまに、保険診療の限界が唱えられて来ているような気がします。これは、歯科医が発している言葉ですので、もしかしたら、心して何かを受け止めていただければと思うのです。

二極化と言う表現は、実質世界の捉え方になるのかなって思うのです。事象と言う捉え方をすれば、先に書いたような物質的な解釈が生まれるのかなって思うのです。他者の評価は、儲かっているかいないか、患者がいるかいないか?
などと、歯科の先生を中心にみると、なっていくのかもしれません。

でも、事は単純ではないと思うようになっております。昨年(2008年)度、東京都の歯科医院の新規開院は270件弱、廃院は、350件強、保険医登録を脱退したのは700件強(廃院も含める)です。見方を変えれば、東京で保険診療を受けられる歯科医院の数は、逆説的に言うと減少しているという事になります。

個々の医院は、実際のところ、零細事業所と言う位置づけですから、消えていくことは、不思議ではないのかもしれません。そう考えれば、そんなに大きな事と捉える必要もないのかもしれません。今現在、コンビニより、多い現状から患者側も、とりたてて焦る必要がないのかもしれません。でも、その受け入れ先が減っているという現実は、ワーキングプアーとマスメディアで賑わせた頃よりもその将来は、実は、深刻な事を意味するのかもしれません。

この傾向が続くとしたら…

少し、考えてみませんか?
今回は、ここにちょっとしたスッポトを当てて、自分なりの意見を出してみたく思います。

油断をしていると、いつの間にか、国民保険制度は、形骸化してしまうかもしれませんよと言う、つぶやいてみたくなったお話です。

だから、考える必要があるような気がします。
その為には、知ることなのかなって思うのです。

そして、ご自身なりに考えていただきたく思うのです。

今回はここまで。

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