ところで、変な、発想をしてみます。
人間を骨だけの、言うなれば、小学校時代の骨格標本みたいな、構造体にすると想像してください。
骨と骨(正確にいえば、つなぎ目である関節)も、離れないよう細工をしたとします。
さて、その骨は、立っていられるでしょうか?
この答えは、簡単です。
立てません。
立つ上で、起立させる上で、必要な事は、筋肉がある事にならないでしょうか?もっと、言い方を変えれば、起立する、起立を維持させるには、筋の働きが無ければ、難しいのでは無いでしょうか?
骨が無ければ、筋肉があっても仕方ないだろう!
もし、そのような反論を言われてしまえば、それまでです。
暫く!
骨と筋の上手な連動があって、始めて成立するのではないか!
いや、まさにその通りです。
暫く!
そして、呼吸する事、血液が循環する事、等々があって、その上で、ホメオタシストが、成立し、その中の一つの表現に立っているのではないですか?
もう、まさに、その通りです。
暫く!
ちょっと、よろずな知識を、一つ。
例えば、あなたが遭難をしたとします。
食料もなく、動けません。
生きるため、脳は体にあるあらゆる脂肪の燃焼を、命じ、身体の保存に全力をあげます。カロリーを消化させるわけです。
そして、その脂肪がなくなったとします。
すると、最後は、筋肉にあるカロリーを約1/3~1/2燃焼をさせて、生命の保存にかけます。
この際は、例え、心筋でも例外ではありません。
私達の身体って、実に面白い、機能を持っているわけです。また気が向いた時にでも、その話を膨らませてみたく思います。
私が、不思議に思うのは、顎関節症と言う言葉が、関わるパーツと症状の分類がどうして違うのかなって、思う事です。
え、何のこと?と、思われるかもしれません。
実は、私にとっても、ずーっと、悩みの種のものでした。言い方を変えれば、まさに、何のことでした。
そうだ、顎の付近の組織をとりあえず、考えてみよう。
大きく、構造物を考えてみよう。
そしたら、分かるかもしれない。
国家試験を通ったとしても、お恥ずかしながら、認識が、こんな程度だったわけです。(汗)
さて、本題に戻しましょう。
顎関節があります。
顎関節を受け止める骨があります。
顎関節がある、下顎の骨があります。
筋肉がある。
筋肉は、顎についている
でも、下顎にもついている
上顎にもついている
首にも回っているぞ
なんじゃこりゃあ!当時の叫びでした。(どれくらい前だっけ?)