■2014/12/25 今年も
今年も診療は残す所,後わずかと言いたいのですが…
そうも言えないようです。
多分、年末ぎりぎりまで一人歯科医で頑張る感じです。
寂しいですが、仕方ない。
苦しいですが、仕方ない。
人でないですが、仕方ない。
仕方ないしか言えないが、仕方ない。
実質3日程度の休みみたいで、仕方ない。
でも、来年は、月2回は休む事を目標にしています。
睡眠時間も一日平均、5時間を目標にしたい。
後、疲れきって床で寝るのは止めて、布団で寝たい。
草臥れて食べながら寝るのを止めたい。
後、神様、布団で8時間寝れる日を作ってください。
出来れば、年間20日欲しいです。
これが、願いでしょうか?
少しだけ、顎位と線維筋痛症の私の経験のお話を。
身体の痛みが消え、でも、時々制御不能になるけど、何とか現場に復帰なんてありがたい話も経験しています。
環状軸のキャッチアップを狙って、顎位を誘導して、ドンピシャ当てはまった患者の方は、芸能の方に活躍されているみたいです。
逆に、補綴で誘導しないと行けない患者は、余談を許さない。1週間が限度と思う時もある。
暫く。
舌反射でも顎位はあっちこっち。
舌反射を引き起こすのは、反射でも空間把握という能力に為る。
で、この空間把握に従い、舌はその範疇で正中性を維持しようとする模様。
模様というのも、まだエビデンスになっていないからこういう言い方しかできないのかしら?軽く今年、出したけでど、静かに眺められただけだからから、エビデンスとしては下の下。
望んでも仕方ない。
唯、思った行動を取る以外ないのでしょう。
この舌反射は、歯の位置でまた、顎の位置を再誘導する。こんな言い方に為るのでしょう。
だから、歯の形でも咬頭頂の位置でも平気で、臨床家にとっては嬉しくない行動をしてくれる。
環状軸を起点にすれば、正中性を回復するにつれ、その形では、この高さでは対応できないと平気でざわめくようです。
このざわめきがノイズというのでしょうか、身体に波及すると、ややこしい。ま、線維筋痛症の色々ですわね。
開業医ですから、歯科で起きる観察した世界観しか話せませんが。
実際の臨床だと、上顎は右に、下顎は左にと環状軸を起点に考えないと行けない場合もあります。
この手法を確実に(?)手技というか手に覚えさせるまでは、地獄の日々でもあったように思い出されます。
今も地獄だから関係ないか…質が変わった地獄というのでしょうね。
確実に快を与える、これって地獄です。
で、壊れて修正しながら、更に環状軸に、運動性に乗せ治す、これって地獄です。
顎を誘導する行為で治る方は、個人的には、ほっとする例なのでしょう。でも、この場合は、専ら下だけなので、まだ良いのかもしれません。
対処療法で、時々スプリントの調整で何とかなる方はもっと、ありがたいのかもしれません。
でも、咬合治療をしながら、顎位をコントロールしなければならない患者は正直、お会いしたくない。だって、アッシの命本当に削る感覚に襲われますから…
きっと、歯科の治療を受けておかしくなったとか、歯科と線維筋痛症の関わりがあるとするなら、環状軸の軸性と、防御能の舌の空間把握のお陰の顎位の変化と、それに伴う過剰接触のお陰で、お陰さまで身体中おかしいっす。という風におかしくなるのでしょうね。
そんな事を思います。
ま、勝手な自説の見識ですので、適当に流して頂ければ…
でも、たまには言い事もあります。
これだけ体調が良くなったから、満足です。先生、そろそろおしまいにしましょう。そんな事を申し出てくれた患者もいます。
アッシの中では、これを、顎ずれっていうのだろうかって思う患者です。
いわゆる顎偏位症っていう奴ですね。
口にものを入れるだけで吐き気がする(実際、吐く)。これは、歯科医の領域なのでしょうかね?
体重は毎度痩せすぎ。これは歯科医ではないでしょうね?でも、体重標準形になりつつあります。
でも、司法ではアッシの解釈では仕事上、引き受けられません。
定期的な頭痛。これは、歯科医の仕事なのでしょうかね?司法の判断はどうなのでしょうね?
ま、消えるのですが…
歯が噛みあう感覚って、気持ちいいですね…これは、歯科医の仕事なのでしょうね?でも、噛み合う感覚っていう基準がないから、判断する上では難しいと思います。
噛み合う感覚がおかしいといっても、歯科医が認めるかどうか、これって相対評価だからどうにもならんと思うのです。
でも、仮に、●○がおかしいと、噛み合う感覚がおかしいと統計処理上成立するとなると話は変わるのでしょう。
科学というのはとても、難しい世界だと個人のアッシは思います。
この患者のこれ以上の顎の歪みの改善は追求するか、どうかはニーズ次第と個人のアッシは思っています。
相当に改善しました。見た目という評価でしょう。でも、体調がよろしくなった今、それ以上する必要もあるまいと言うのが、個人のアッシの存念です。
来年、ヴィクトリーロードで卒業という事でしょうか?
ふらふらの身体からさようなら。身体の節々の痛みからさようなら。噛めないお口からさようなら。
そんな治療結果があっても良いのかもしれません。
顎の調整をするから、線維筋痛症が良くなるとハアッシ個人は思いません。
この調整も治療の手法の一つでしかないと思う立場を取っています。
調和が取れる位置関係(咬合にせよ顎位にせよ)というかあるべき関係に為る時、改善が起こると言う方が正しいと思う立場にいます。
そういう意味では、顎位に全ての位置付けを置かれている考え方とは違う立場を取っているのかもしれません。
臨床は、とても厳しい世界だと個人のアッシは思います。
更に誤解を恐れずに記載するなら、安易に考える物ではないと思うのです。
本当に人間は難しい。
おしまい