一応、ラブレターは書き終えた感じです。咬合の持つ意味と言うのでしょうか?医療で生きる側は、結構、きつい時もあるのでしょうかね?あります。
沢山、悩む事もあります。
さて、気がつけば、私事ですが、胃の潰瘍跡は、結構、年々増えているようです。逆流性食道炎の跡も、胃に上手に拡がる足跡がありました。確認したドクターに笑われます。”結構、やばいですね”まあ、そんなもんでしょうかね。少し、弱気になるのですが、身体にも結構、ガタがくるようですね。ま、仕方ない。
ただ、思い始めた事もあります。
どうやら、色々と限界が近づいているのかなぁと、思い始めてもいます。別に、死ぬとか、命を絶つとかそういった類のものでありません。
ただ、普通に戻る時期も近づいているのかぁって、思う時もあります。ところで。普通って?
ま、これはここで止めます。
癌か…←別に、癌になっている訳でもありません。
このまま、無理をすると、なっちゃうよと、笑われます。
ウ~ム。
一人ブラック労働のお陰で、成程、手足の意味とはこういう物か。別に気にしても仕方無いと言い聞かせてもいますが。
成程、手が痛いほどしびれるとは、成程、手の感覚を失うとは等々。
面白い経験も無理をしすぎると覚える身体の不思議。
ウ~ム。
別に気にしません。
多分、選んだのでしょうから。
ただね、舌空間把握能、咬筋反射、顎反射。こいつを意地でも、誰かに引き継いで欲しい。そんな思いのラブレターでしょうかね。ラブレターの残りを2週間程度で纏めて、評価を貰い、ラブレターを届けて貰う。そんな所でしょうか?
私が無理を効かせられる時間は、やはり残り僅かなようです。状況が変わらない限り、難しいのだろうなって思っています。そんな思いがふと、過りました。
よぎったついでに、一つ恥かしい報告を。多分。
ラブレターの資料の了解を頂きました。
もうすぐ8年になる患者がいます。
一時は問診に1時間かかり、痛みを引かすどころか、逆に増やし、右往左往した患者がいます。何が間違っているのか、論文を調べ、医科領域は関係ないと知りつつtも、調べ、考え続けなければなりませんでした。
今は、相当に絞り込まれています。
問診は今は15分程度です。
でも、治療時間は、一時は20時間。初老の女性です。かわいい孫が生まれ、可愛いおばあちゃんに憧れる女性です。
いえ、始めは2.3時間。
それもダメ。
ヒステリックに声をあげられ、日々電話が来て、私自身がノイローゼ—になるかと思いました。
毎日怒鳴りつけられ…
事故をしかけた。
集中力が戻らない。
家事がまともにできない。
家がゴミだらけだ。
頭は痛い。
身体は痛い。
ま、興味がある方は、痛い~よ、と、言われる方々の声を調べて見られると良いかもしれません。
結構、きついです。
”先生のせいです”
”あんたのせいだ”
何で、この人は私を任せるのだろう…
途中から、痛みを取る為、厄介な過剰接触を取り除く手法を取ります。咬合調整です。
歯がペラペラになって…
最悪。
噛めないじゃん。
でも、痛みはその場で減るけど、持続しない。
何で…
ま、良いのですがね。
計測という基準法を今一度、見直して…
歯の高さが戻るじゃん。
問診が15分になったじゃん。
私は、今日は治療をさせて貰えるのでしょうか?それとも、罵倒を聞くのが仕事でしょうか?そんな事もあったような気もします。
どこで、噛んでいるかなんて分かる訳無いでしょ!怒鳴られました。
多分、ここで噛んでいる当たりがおかしいと思う。言葉が変わりました。
話が変わります。
ウ~ム。
分からないから、人体実験のスタートです。
石を口に入れて噛み続けて、頭痛くなるじゃん。
ウ~ム。
背中に木を置いて寝て、身体中痛いじゃん。しびれるじゃん。
歯を削ると、身体がどうなるか。
成程、痛みが走るとはこういう事か。
ウ~ム。
アホなんです。
仕事柄、見た目は守らないと行けないから前歯は割けましたが、奥歯でも分かる物です。
逆流性食道炎の実験は、結構、きつかったです。何をしたかは、痛すぎて秘密。
もとい、人体実験ですので、感想はありません。
流石に、身体に限界は来るようです。
ま、仕方ない。
舌の空間把握能という生理学のキーワードを見出すには1980年代まで遡るしか私の場合、出来ませんでした。
この秘密が、実は顎位に関わり、咀嚼活動に関わるようです。
そんな話です。
つまらないお話です。
計測については、今年、どっかの学会で評価を受けたく思っています。
私の人生の予定外ですが、ラブレターの機会は、一論文、一テーマの壁は破れるのかもしれません。
今日、面談をさせていただいた患者に、思わず本音を言ってしまいました。
状況が変わらなければ、多分、あなたがこの類の治療をお引き受けする最後の方の患者だと思います。
ラブレターフロムジャパンが、何かを起こすか…
ウ~ム。
まず、期待はしていません。
ただ、出来る事をやる以外無いのだろうなって思うのです。
しかいしの”し”は士とも書くようです。その精神を忘れたら、先人たちに笑われてしまう、そんな事を思うのです。
おしまい。