計測通りに診断が診える時、そして、それを患者と共有できる時、それはそれで嬉しい。
でも、実際の治療の大変さはまた別の世界。
でも、たまには、嬉しい景色を見るのも悪くない。
要は、なぜ、そんな反射系の反応で代理補償作用が起きるか、それを診断では説明するだけですけど、これを当たり前に出来るようにする(なる?)には、あっしはアッシで、多分歴史があります。
その動機はなんだろうと考えても、一言では言えない。
ま、そんなもんです。
頭の弱い人間ほど、一言でなんて言えないと思う。(多分)
1)心境
マニュアル本?風な云い方をすれば、こんな感じかもしれないけど…
①時代が求めている事が出来たら、凄い事かも (現実→公の歯科の考え方では成立しない病態の患者ばかりで、どうにかしたい。別名;楽になりたいとか、逃げ出したい)
②他の人が持っていない深い知識・才能・能力・経験を身につけられれば、凄いかも(現実→知らないと対峙出来ない現象があり、こいつらがどうやら現症病名に繋がるのかも・・・と、後から知る事になる次第。アホです)
③深い知識を得るには時間がかかる。(現実→同意します。そして、反射系の意味を知るには、とても時間がかかりました。反射系の誤作動?というのでしょうか、エラーを見極めるには、思い出したくもない)
④経験を積むにも時間がかかる(現実→まさに、その通り。舌反射が、過剰接触が、こんなに悪さをするなんて。そしてこの対応法?対処法?には、計測しかないと気が付くには、時間もお金も、沢山必要でした。併せて惨めさも悲しさも、馬事雑言も滅多打ちに喰らいました。精神崩壊って云う、ギリギリを見たのかな?波乱と万丈は紙一重って云うのでしょうかね?波乱クンにいまだ、愛されているようですが、どこかでお別れをしたいといつも、心からお願いしています。)
どれも簡単ではなかったし、いつ心が折れるか・・・そんな思いです。
で、時々、メインテナンスに来られる患者が、アッシの希望だったりします。元気です!と云うお顔を拝見出来た時、折れそうな心に勇気という一文字を頂戴しています。そして、波乱クンと、もう少しお付き合いしようと、苦々しく誓う次第です。
と、まあ、年明け早々、何か苦々しい話から。恐縮します。
2)行動っていうか?読み取れた事と云うか…
なんで、前歯が当たらないのだろう?
じゃあ、前歯を当てたらどうなるのだろう?
違和感を感じた所から、計測が始まる。
で、実際に確認をしてみる。
前歯が当たると… なるほど、肩は苦しくなるけど、背中は楽って云うのかな?
前歯が当たらないと…なるほど、肩は楽になるけど、背中は苦しいかな?
と、まあ、反射系が変わる瞬間を知って頂いた次第です。
で、咬合は不思議な存在と思います。
で、本当に厄介な存在と思います。
さて、検査をするのか、どうか?されるのか?ここからは、お任せと云う次第です。
計測の結果は、お伝え出来たから"ホッ”そんな感じです。
3)そう云いながら
ボチボチ、苦しい中、今年も始まりました。
さて、今年は、どんな年になる事やら。
変化を受けきれるのか!
変化に対応できるのか!
信用を真正面に対峙できるか!
ライセンスの意味を噛みしめられるか!
その持つ評価は?
落語で云う雀医者か(チュンチュン;口だけでいつの間にか消えてしまう)
筍医者か(身勝手に、次々生えてくる、迷子へのご招待か)
藪医者か(実は、真ん中の評価だったりするから、語源は面白い。それでも絡もうとするから)
医者か(これが、良いセンになるみたいです)
名医か(これが、最高級の評価の称号)
少なくとも、スズメとか、タケノコにだけにはならないよう、強くないと。
と云う事で、今年も始まります。
波乱クン、どうか、ほどほどにお付き合いして下さい。
50前の、あっしには、それが肉体的に限界のようです。
今年も、何とか、前を向いてやせ我慢をしてみたい。
んじゃ。
おしまい