ほっ・・・てな感じです。
線維筋痛症学会でアクセプトされました。
相当に、気持ちが動いています。
ま、そんな報告です。
線維筋痛症学会に入会して多分5年ぐらい月日が経ったと思います。個人的にはその倍ぐらいの時間が過ぎた様に感じますが、実際は一ケタなのですよね。
学会に入会するのも何かを知りたい。知り合い(そうはいっても今は遠い知り合いになるのでしょうが)の歯科医がこの疾患と歯科の関わり合いに気が付かれそれに触発されて入会した程度の動機です。
*歯科医のお名前は、了解を得ていない事、ご迷惑をかけたくない事からお名前は記載しません。ご了解ください。
筋反射と緊張性頚反射と咬合と、言うなれば下から上を眺めながらある解法まで行きつくのですが、そこで限界を知ります。ある状態を改善できず、臨床医として悩み続けます。これは一人の臨床医の持つかもしれない感情と捉えて頂ければ助かります。
では逆に上から下を眺める場合もあるのではないか?そんな発想に行きつきます。そんな発想がある状態を打破する上で有効と実務でも感覚的にも覚えるようになります。
この疾患は、器質障害と云われながら、その器質部が分らない。ここで仮に器質障害を見いだす何かが見いだせれば、この研究(私が行っている物でありません)をされる方々に別の視点が生まれるのではないかと期待したいのです。この研究に予算が当然出ていると思います。何を持って最善の効果と云うのか分りませんが、最善の効果を上げるに至る雑音程度で良いので、何かに繋がれば嬉しいなって思う次第なのです。
発表後、夏休みの理科の自由研究程度のレベルですが、公にさせて頂くかもしれません。それぐらいの内容なのですよ。本当に、その程度の内容です。だから、驚いています。
(私にとり、学会サイドとしては冒険に近い)賢明な判断をとても感謝しています。英断と云う方が正しいのかもしれません。
仮に、賢明な判断をしたと学会サイドが思う事があれば、これほど嬉しく思える事は無いと思います。望みすぎですね。
そんな賢い人間でないと自覚している分、気持ちが動いているのだと思います。
そして、淡々と動くと冷静さを取り戻すまで、気持ちの揺れは付き合うしかないのでしょうね。
医科の主体の学会に、歯科医、それも一臨床医のその場を与えて頂き心より感謝します。