こすが歯科医院
お問い合わせはこちら

闘う相手というか、対象というか

闘う相手というか、対象というか

2016/08/04

1)良い表現ではありませんが
題名は結構、怖い言葉を選んでみました。アッシは、仕事柄、なるべく無表情で無愛想を心掛けています。表情を豊かにする事が出来れば素敵なのでしょうが、どうやらそれは出来ません。只、人と人が面と向かう時は、この顔を捨てるように心掛けています。

どこまで出来ているのかなど、正直分りません。こればかりは院長と云う責務を持つ以上、誰にも評価を貰う訳にはいきません。良い男でも無いので仏頂面がちょうど良いと思うぐらいですが。

人に語りかけなければならない時、どこまで素直な顔に近くなれるかそこに拘りたく思っています。“クリニックが楽しみで来られる方などいる訳がない”これが、アッシの中での持論。そんな空間です。せめて素の顔の一部でもお見せしなければ申し訳ない、そんな事を考えているせいなのかもしれません。

診療室って、ローマ時代はシアターと表現される頃もあったそうです。
シアターの中の住人である以上、大根役者は十分承知。せめて人柄を紹介できる顔をお見せできなければ失礼だと思っているせいかもしれません。

“でも…”って云うのが、今回の話。多分。
2)そういえば、都知事選後色々と物語があるようで
都知事選にまつわる平等な情報の提供の仕方に色々と思ってきたのが、昨日までの話。で見方を変えれば、各候補者は何と闘い、何を目指されたのだろうと思ったのがきっかけなのでしょうか?(自分の言葉に変えて捉えてみると面白いかもです)
①ある人は、後出しジャンケンの最高の演出を揃え、権力を監視して50年と云う感じの実績を売りに国政都政に出られます。
 闘った相手;安部政権 目指す事;アベノミックスと違う事
②元官僚の人 現政権ではなく所属する政党と友党の応援。安心感の保障。支援の保障。
 闘った相手;戦うポーズはあったのか、良く分らない。 目指す事;今の路線の安定化?
③都知事 戦うべき相手は明確。(都議会、オリンピックなどの利権)。 
目指す事;都政の公正化
巧みなマーケティングを利用してアッシらに伝えられようとされた
④平等な視点でその他大勢にされた候補者たち
戦った相手;多分 結果として無視を演出された情報の人達
目指す事 ;都政(結構、光る考えがあってここに、日の目が当たって欲しかったという立場ですが)

で、おまけ。中途半端になった人。
“出馬する→やっぱ、やめる→出ようかな→やめるわ”の繰り返しで、女性問題に関しては聞く耳は持てないという方の応援演説は自分の拘る価値観に合わないから無理と云った人。人権派弁護士で、弁護士の偉い人。

党が決めたから党の方針に従うが、人権派という核は曲げない。

党が決めても、私が適任だからそれには従わない。「都政は私が指揮出来る。都民は私が守る。」ここに大事な根があるのではないかと“ふと”思った訳です。

選挙が終わる頃合いから、サポーターの嫌がらせから断念せざるを得なかったなどと情報を垣間見る時もありました。でも、今の都知事も同じだった気がします。党が何を言おうとも自身を貫かれ、嫌がらせもあったでしょうに。でも、これから都政に入れば既得権益者からの妨害や嫌がらせも当然あるでしょう。政治に信念を貫く強さを見せつけた知事と、弁護士としての信念の強さは天晴な物の、日和る事を受け入れた差は相当だと云わざるをえません。そして、その差は大きいと思いました。

どうなのでしょうか?
3)対象が
お辞めになられた王様の如くな生活を謳歌された知事と違う展開にしていくには、あるいは、なっていくには厳しさの中、自身の信念を貫く方以外あり得なかったのではと思います。一時、都知事は人気投票の雰囲気を醸し出した流れが変わった事に意味があると思います。ところで、4野党共闘と云いながら、責任を取るというのか流れを変えようとしているのが1党と云うのも皮肉な物です。(そのように感じます。とはいえ、逃避のような責任の取り方もしっくりこない思いもありますが、まだ、ましかと思うようにしています)

アッシの仕事は、言葉にするのもおこがましいのですが病気です。
神ではありませんから、人を平等に治せるのか、苦しいのですが大きなことは言えません。神の前での平等は、神以外出来ないとすら、苦しいですが思う時もあります。
「確立を上げる方法を探る事」これ以外、神でない人間には方法は無いと思っています。

ただ、安易な道は選んではいけないだろう。そこに確立を上げる方策がある、それ以外ないと考えるようになっています。

計測をする事も、共有しながら、一緒に考えたいと、そんな治療スタイルになるのもそんな小さなアッシなりの歴史があるからだとささやかながら自負しています。
そんな中、上の前歯が下の前歯にようやく当たらずに噛めるように持って(途中経過でしかありません。余談は許しません)行けた臨床を経験します。ここに過剰な接触があると、身体は大変です…

真っ直ぐ立つ感覚と云われる怖さ、これは訴えらた側でないと分らない物かもしれませんが。“真っ直ぐいる”と云われた時の安心感は経験者以外分らない物かもしれません。身体の痛みを「痛いのいたいの飛んでいけ~」と出来て、鍼灸に通わなくなりましたと云われても、アッシの対象はその方にあたかも取り付いた如く離れてくれません。

アッシの対象は、この命令系が壊れて咬合がおかしくなった方なのかもしれません。

そう云えば、逆流性食道炎が解決して、整体にも通わなくなった身体になっても、頭痛、目の裏の痛みが復活したそんな患者がいました。
咬筋、側頭筋の使い方を確認すると、頸を思いっきり左右に振らないと行動できない。解放に導く物の、まだまだ道半ば。

闘う相手と表現しますが、闘う対象にファイティングポーズを取れるうちは、もうしばらく仏頂面に拘ってみたく思います。

明日は、線維筋痛症学会の論文の相談に行きます。
目的は只一つ。
この取り付きくんを頭のいい人が、対峙するきかっけの小さな波になれる事。
そうなれば嬉しいな~っていう憧れという所でしょうか?

落ち切らない所で、おしまい。

----------------------------------------------------------------------
こすが歯科医院
〒183-0055
東京都府中市府中町1-8-13 村田ビル2F
電話番号 : 042-352-1551
FAX番号 : 042-352-1552


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。