こすが歯科医院
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疑問を感じるべきか・・・拘るべきか、それが疑問だ

疑問を感じるべきか・・・拘るべきか、それが疑問だ

2016/10/01

今も時々お世話になっている三法の先生とたまにお酒を飲む機会があります。

1)思い出してはいけない疑問と云うか、現症

いつの頃だったか、鮮明では無いですが、いえ、何年前かのこの時期、あたかも頸が沈むと

称すべき症状について、話をする機会がありました。

カイロとかをご専門にされている方なら、この現症についてはそれぞれに含蓄ある言葉が

あられると確信していますし、実際にあたかも頸が沈むというような現象はご存じだと思っています。

 

そして、その対策もお持ちだと思っています。

 

では、歯科は?

もう少し加えるならば、歯科にその事を知って対応する必要性はあるのだろうか?

では、歯科は?

もう少し加えるならば、歯科治療でこのような現症を作りだす事は無いのだろうか?

それが歯科で起こる可能性があるとしたら、我々ライセンス者はどうすれば・・・

 

では、頸が沈むという現症の意味は?(この現症があるとしてです)

この現症を知る手法は?

 

計測と云う手法で分り得るのか?そんな事があり得るのか?その意味は?

この意味と云うのは、単純です。どんな症状になるのか?

これが戻るレベルと、戻らないレベルがあるという事は知っています。

 

ここに忘れていた(興味を持ちたくないと思っていた)現象を考え始めます。

寝るには、これを思い出したくなかった。これを思い出すと、必ず、そんな現症をお持ちの方と出会う筈。

無神論な人です。いえ、多神教なと人と云う方が適切かもしれない。

あっしの神様は、この予感を具現と云うプレゼントを、鬼コーチがノックで理不尽なノックを渡すが如く、

たまに下さる。優しい神様なのですね。そう思う事にしています。あり得ない。

 

2)機会があり、思いだしたアッシが悪いのか?そんな症状を認めないアッシが悪いのか?

等尺性や等張性を確認するのに、腕の伸展能を確認する時があります。

その場所に嵌る時、確かに手の伸展性は変わる。

な、馬鹿な!

と云う方が正しい。

おかしいと思って、メジャーで測る時変わった。と云う事を認めないといけない事を多く体感しています。

多分、確認しています。

科学のファンタジーと云うべきか、勘違いであった方が未だに嬉しい。

 

そう考えると、あり得るのだと考えないと行けない(のかも/だろう/と認めたくない)

(どこに立ち位置を置こうか・・・参った/考えたくない/避け続けようと決めていたのに)

 

3)モビライゼーション

このテクニックは整形外科のカイエリ博士が開発されたテクニックです。これを歯科のユニットで活用できないか

それが、もともとの出発点。

頚部固有感覚をコントロールして安静を提供したい。そんな動機でした。

 

口の反射には、筋反射と脳幹反射がある。考えてみれば、その反射が頸を伝って身体に走る神経の例えるなら電線が

ある訳です。と考えるのが自然です、ここまでは弱いとはいえ個人の頭で考えたイメージ像。

頸が詰まるという現症は肯定しています。だから、それに対応すべく牽引という手法が有効と思う訳です。ナンチャッテレベルでしょうが。

では、頸が縮まるとか沈むという場合は、正に牽引が有効でしょう。ナンチャッテレベルは認められない。

 

カイエリ先生の提唱される牽引の手法には、アッシは個人的には無理だと思っています。理論と実践論の差だと思っています。

だから、ナンチャッテ牽引で十分と思っていました。

 

4)回復出来る沈む?縮む?があったとしたら・・・

予感に対して、沈む(ここらはこの言葉に収束させます)現症を神様は提供してくださいました。何で、今日?

①計測した補綴物。セット後、何かピンポイントで痛く感じます。大丈夫のような気もしますが…

触診すると、確かに沈んでいる。

牽引して、当たる場所と、ピンポイントと云う何もしないで当たる、(アッシラが習うICP)場所を確認。

ピンポイントを取り除くと、頸が楽。

②計測して作成した補綴物。本日セット。

大丈夫と云えば、大丈夫だけど、高い訳では無いけど、少し当たるのかな…

触診すると、確かに沈んでいる。

牽引して、する前のICPの頸の関係との比較。

1か所強く当たる。落とす。

あっさりと、落ち着く。

 

③いわゆる歯牙接触癖で、痛むと急患ではいる。

歯がずきずき痛む。スリープスプリントで3日は持つ。が、痛み出て来られる。

牽引して、終わる。

痛み楽に無くなりました。

本当かよ・・・

何だ、この現症は。

④最終補綴物を入れて経過観察中。

痛みが出て来院。

元々、不定愁訴(ここに留めます)がおありで、落ちついていたから安心していたから。身体に来ていない分、まだ、

安心して良いのでしょうが・・・

 

頸を触る。沈んでいる。

ICPと、牽引して沈んだ頸を戻す当たる位置は違う。

戻して、当たる位置を沈まない位置にして、その瞬間、安定。

 

絶対にやばい。こういうときは、必ず、これがある方と出会う。(出会いたくないのですよ、本心です)

 

⑤牽引して呼吸が楽になる事を確認。

他二人。

 

何なんでしょう。この現症は・・・

 

5)こういうときは、必ずこの現症が向こうからやってくる。

今までもそうです。あっしには、そんな取り立てた能力は無い。唯、違和感を感じる瞬間が、もしかしたら

人より早い時がある。時だから毎回では無い。でも、この違和感の意味を適切なのか、ただしく対応しないと

必ず痛い目にあう。

 

この痛い目は、個人に戻れば”たまらない”

死にたくなるというべきか、死ねればいいなって思うほうが遥かに多い。毎日、思っているかもしれない。

死のうとはしませんが。

 

口の中の脳幹反射の持つ意味を納得するのは、今までの違和感を解決させる上でかけて来た時間より

遥かに短いかもしれない。

ただ、違和感を解決しなければ許さないと、誰かに指導されているように錯覚する時すらある。

 

経験者の独特な完成ですが・・・

 

”頸が沈む”この意味を多面に理解しなければどうにもならないでしょうか?

 

一つ分るのは、この頸が沈みぱっなしだとろくな事がない。

これを戻す手法は存在するのだろうか?

 

そして、それを開業医が考えるべきなのだろうか?

これが、ライセンス者の意味だとするなら、現状置かれている歯科の地位を見るとどうにも理不尽を

感じるのは、横柄な感覚なのだろうか?

 

とても考え込みます。ここに、共有など誰にも求める事は出来ないと、正直確信します。

ふ~。

 

とても、とても鬱積した叫びでした。

落ち切らない所で、おしまい。

 

 

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