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休みだ  長く書いてみよ(う 字足らず)!

休みだ  長く書いてみよ(う 字足らず)!

2013/10/14

■2013/10/14 休みだ  長く書いてみよ(う 字足らず)!
あなたがたがさばくそのさばきで、自分もさばかれ、あなたがたの量るそのはかりで、自分にも量り与えられるであろう。
<マタイによる福音書 7章2節>と、素敵な言葉を導入しながら唐突に始めたく思います。

人間の関係は、とても難しいと思うのです。唐突ながらの出だしです。唐突が好きなので、了解を。
本編の始まり。始まり。
医療と疾病⇔医療を仕事にする人と、疾病を持つ人

ちょっと、算数チックにするとこんな感じ。

(医療メニュー× 疾病の重さ?度合い )/(患者×医療従事能力;歯科医師・衛生士・スタッフ)

 ≠  費用/時間

勝手にこんな方程式を立てて考える時があります。
読みにくいけど…

さて、勝手に作った方程式、この意味を整理させて見たく思うのです。ざっくりとした定義ですので、細かい事は、省きます。

医療メニューとは、その医療者が持っている技術、あるいは、対応可能な疾病メニューとします。ですから、「虫歯に対応できる、インプラント・矯正~審美補綴に対応できる。」という具合になるのでしょう。(ここでの個々のメニューは、多分重きから外れるので、ご興味のある方はどうぞ調べられてください。)ですが、ここは単純化する為に、1~5の表記にしたく思います。1は対応技術が低い。順に高くなるとします。

全てを単純化する為に、1~5のグレードに分けてみます。

一番経営する側にとって、良い設定は、以下の構図にする事です。
 5(医療メニュー) × 1(疾病の重さ・度合い) /1(患者)×5(医療能力)
= 1

おそらくこの数字が1に近いほど、経営サイドは色々な細工を考える事が出来る筈です。
逆に、数字が低くなるほど経営する上でのリスクは高まります。
1であるほど、期間を読む事も回数も、かかる時間すら計算が成り立ちやすくなります。

保険制度であれば、治療費は別に、この計算式に当てはまる(事が前提の)疾病で、なおかつ医療メニューが豊富で、医療能力が高ければ、患者にとり最高の医療を受けられる環境にいる事を意味します。

逆に医療メニューは多くても、医療能力が低ければ、数字は1を割り、今度は患者にとり悲しい結果が出てくる可能性が出てきます。

更に言えば、疾病難易度が難しい場合、それは、もっと厳しくなるのかもしれません。

と言う具合に、1に近ければ近いほど、患者にとっても満足が得られ、医療者にとっても、安全性が確保されるという図式になる訳です。

と、まあ相当に単純化させた上で、経営について考えてみます。

さて、経営者にとり1にした上で一番良い方法は、どうするか?単純です。資本主義に基づけばよいのです。単価が高い治療に、それも、回数が見極められる治療の柵に誘導すればよい訳です。

この柵に入れる方策は、策をどう張るか。ここに根があると思います。ここに、医療サービスというパーツを組み入れる訳です。

その前に、サービス業の言葉の意味の整理がいるでしょう。
一つ忘れてはならない事は、3次産業とサービス業は、同義に用いられる事。即ち、所属する産業帯の所属位置になる訳です。

そして、その精神は、おそらく「人のために力を尽くすこと」。ここに、捉え方を変えれば、自らの技術や得意分野をもって、相手に満足を提供することになるのでしょう。

この話は、またの機会に。

唯一つだけ。

さて、患者の立場で忘れてはいけない事は、柵に入る事ではありません。医療と言う事を忘れない事だと思うのです。何故なら、柵から出るチャンスは、相当にある筈ですから。

問題は、病名が付かない行為を、あなたの(患者の)想像力を駆り立てて、サービスを(技術力)を行使する事ではないかと思うのです。

問題は、その処置により、取り返しのつかない(取り返しがつくならばいいのです、まだ)結果になった際、うろたえた瞬間です。
その時、始めて医療を受ける羽目に陥ります。疾病に生まれ変わった瞬間です。

医療者には次の様な分裂がおこる気がします。病名が無い処置に、病名をつける事が可能なのか、更には治療を受け入れるかあるいは、拒まざるを得ないのか。

自費治療が問題なのか、保険診療が(半世紀前の技術水準故に)問題なのか、と、これら次元と同次元に出来ない事です。

一線を帰して受け止めないといけない問題はここにある気がしてなりません。これは、医療ミスや事故と違う種類です。一線を置いて考えるべき存在、あるいは課題と思います。

医療サービスという、多分、あたしの思う医療像とは違う時代の進み方は、親近感を作る上では、とても優位だと思います。ですが、お手ごろ感故に、医療サービスという世界観に立脚すれば、あたしらの提供出来る確実な柵の中の商品は、一つは白い歯になるのでしょうか。

そこに付きまとう物が、噛み合わせ故に、そう簡単には問屋が卸さない、言うなれば置き忘れられた宿題がある気がします。

そんな事を、こんな計算式を書く際、想像したりします。

例えば、噛み合わせって、きっと色々な人の持つパーツのハーモニーだと思うのです。部品で例えるなら、神経であり、筋肉であり、骨であり、歯であり等々。

そして、その表舞台に立つ主人公が、まさに白い歯だったりする訳です。白い歯が駄目と言う議論を吹っ掛けたい訳でもありません。只、医療サービスだという安易な発想が、時として医療を求めざるを得ない可能性に化けるというお話でしかありません。

君子危うきに***と言う言葉もあるぐらいです。そんなギリギリの緊張感の中、審美を追求する先生方はされているのかもしれませんね。言葉に踊らせられない洞察力も、逆にネット時代故に、必要なのかもしれません。

医療は、陽だまりみたいなものだと思うのですよ。その陽だまりの中、まどろむ為に、医療機関を訪ねるのとは、きっと、別の視点だと思います。その時、医療は陽だまりの樹の如く大地に根を強く根を生やし、英知を発揮するのではと、青臭い事を想像したります。

サービスを受けるという意識ならば、より一層、賢い消費者になられるべきでは?

咬合は、本当に難しい存在とあたしは思います。歯の位置関係をキャッチさせる為に、せっかく落ち着いた身体の状況を、今度はちょっとだけ崩壊させる可能性を感じながら、来週を迎えます。

歯の位置って、噛む瞬間もあるけど、舌でも感じるみたいですしね。

人間の身体は本当に素晴らしい。そして、その素晴らしさの前に、いつもたじろぐ。

あたしって・・・強くなりたいよね。

おしまい。

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