■2014/01/11 考えている事?(そんな大それた物じゃないと思う)
それぞれの仕事には、きっとそれぞれ醍醐味と言うのか、見せ場と言う物があるように思います。と、唐突にいつものように始めながら、今日一日も終わる。
ところで歯科医の醍醐味って、何だろうって思う時があります。
ところで、歯科医の見せ場って何だろうって思う時があります。
今の所、あたし個人は正直良く分かっていないようです。
と言うよりも、考えた事が無いと言った方が正しいのかも…
人それぞれの性格でしかありませんから、そんな人間もいるって言う事でご容赦頂ければと思うのです。
例えば咀嚼する際、下顎は多分、一生懸命動く筈です。その動きが正しいかどうかは、別なのでしょうが。
では、上顎はどうなのでしょう?
確か、ギジーの理論では、頸椎の第1番と2番あたり?あれ、3だっけ?を起点に頸の動きに連動させながら上顎は付いてくるなどと、一つの現象について解説されていたように思います。
で何を言いたいかと言えば、上顎は頸と連動させながら咀嚼に関わる。下顎は上顎にブランコのようにぶら下がりながら、咀嚼活動に勤しむ。
で、悩む訳です。
この動きにおいて、上顎と頸椎のバランスが崩れた場合、どうなるのだろう。
上顎にぶら下がる下顎のバランスが崩れた場合、どうなるのだろう。
例えば、頭を支える頸は、簡略の図系化で表現すれば、冒険的かもしれませんが4つの大きな筋で支えているという表現を使っていいかもしれません。で、4つのでっかい動脈が、それぞれ走っている。ざっくり言えば、前に2本。後ろに2本って言う具合でしょうか?
じゃあ、他の哺乳動物さんは?アホですから、興味を持って調べてみる訳です。
豚さん。同じかも…お猿も同じかも… で、動物はこれぐらいでいいやって、調べる事をやめてしまう訳ですが、何かを感じる訳です。
姿勢と言う見地では、2足歩行の動物は人類しかいないから、確かに走る方向性と言うかベクトルは違うけど…って、興味を持つ訳です。
で、先の話に戻るのですが、上顎と頸のバランスが崩れた場合どうなるのだろう?上顎にブランコのようにぶら下がる下顎はどうなるのだろう?この時に、妙に脳裏に引っかかったのが、ブレーキングフェイシャルと、メジオフェイシャルと言う言葉でした。
もしかしたら、現場で短時間に見抜ける方法が無いだろうか?もしかしたら、先に紹介したバランスの問題事態に何らかの糸口が見つかるのでは?って…
どうも確信は無いのですが、原点の頚部固有感覚と言う一時、相当に着目していた場所に戻ったようです。
あたしはこの仕事の醍醐味や見せ場を語れる物は、何だろうと逆に悩むタイプです。
この社会が資本主義経済を選んだ以上、そして、ここで生きるしかない以上、生産性に拘る意識を捨ててはいけないという意識を常に持つようにしています。前者は誇る自らの大事な心の箱から、輝く光を見せる物だとすれば、後者は、資本主義で生きる側の宿命だと思っています。
で、きっと、歯科医療の場合”確実性・安全性・スピード性“なのだと信じる立場を取っています。
これが確かになれば、きっと素敵な事が起こるのかなって信じています。で、何が?って、なると、逆に悩んでしまいます。そんな性格なのでしょう。
でも、どうもブレ・メジと言う発想は、治療において側においておかないと調子が悪い物と思うようになっています。ルーチンと治るスピードが、どうも上がっているように錯覚すら覚えます。勘違いが多い人間なので、きっと思い込みなのでしょうが、どうなのだろう?
関係ありませんが、どうにか新しく患者の治療を行える小さな時間枠を作れたようです。一時は問い合わせの電話が来ても、どうにも対応が出来ず、お断りする以外選択肢はありませんでした。少しですが、多少の余裕は生まれたようです。
受け入れられませんと言う旨を記載してから不思議と、問い合わせの電話が来る事はありませんでした。
きっと、読まれていらっしゃる方がいたのだと確信をしました。
まさか、と、本当に驚いた次第です。ご理解いただき、本当に、助かりました。
併せて読んで頂き本当に感謝します。
クリニックも、医療機関の一つです。もし、お役に立つ場面がありそうでしたら、どうぞ問い合わせをされて下さい。
よろしくご了解いただければ幸いです。
*唯、一人の歯科医による運営を基本としているクリニックです。受け入れられる人数には限りがある事は、予めご了解ください。
また、当院の性格と異なる現症でお悩みの場合、確実性や安全性と言う見地からお断りする場合もございますので、何卒ご了解ください。