こすが歯科医院
お問い合わせはこちら

2010年末・独り言

2010年末・独り言

2014/12/02

年の瀬も迫ってきました。
一つ、思う事などと、たまには、静かな文章を表現したく思います。

不思議な物です。顎関節症、英訳にするとTemporomandibular joint,
Temporomandibular disorders, Temporomandibular pain and dysfunction syndrome何て、表現するみたいですね。

ま、TMDが、いわゆる顎関節症と言うようですが…  

保険制度を作るぞ、と張り切っていた時代、分かっている範囲を制度にまずは入れようとしたのかしらね?で、TMJの治療法が制度の中に組み込まれていったのかなって、妄想する時があります。これ、個人の思い込み。真実かどうかは知りません。

ま、ある考えに於いては、Temporomandibular pain and dysfunction syndromeも、本質的には、繊維筋痛症と同じ系統の発展系(風邪が悪化すれば、肺炎になるみたいにね、これも、個人の妄想)を示す。そんな考えもあるようです。顎周辺だけでなく、広範囲に症状が行き渡った場合、繊維筋痛症と言うそうです。(詳細の定義は、どうぞ、専門家の方々に委ねたく思います。)

さて、日本語で言う所の顎関節症、これは、英訳と言う視点で捉えた場合、既に3つの病態を、一括りにしてしまっているのかなって思う時もあります。

さて、クイズ。咳に対して。
風邪には風邪の治し方があり、肺炎には、肺炎の治し方がある。これは、細菌が悪さするのかしら?
風邪と同じ咳こみでも、インフルエンザでしたっけ、ウイルスが原因の時もある。さて、治し方は同じでしょうか?

無知のあたしはいつも悩む。

さて、同じようにクイズ。
日本語の顎関節症。英訳にすると、3つの病態。さて、同じ治し方になるのでしょうか?あたしは、この結論を導くのに、大層な時間を要しました。

薬物療法という単語があるように、咬合療法と言う単語は、歯科故に、これ“シカ”ないのかもしれませんが…

この答えに関しては、読み手の方にあたし個人は、委ねたく思います。そこまで、賢明、明瞭ではないようですので…

同時に、疫学調査で歯科治療によって、これら(具体的には書きません。専門家が言うべき世界でしょうから)疾患が起こると報告されているとする。仮のお話にしておきましょう。

医科の世界故に、”イカ”がと歯科に属す側が申し立てる自由もありでしょう。
しかし、“シカ”と、承って考えたいと言う生き方と、“シカ”とするが如く、あり得ない事を言うなと、いう事と、どちらが大事なのかと考え込む時もあります。

ま、何に気を付ければ歯科がイベントにならないか、そんなガイドラインが生まれて来ると、素敵でしょうが、それは、時代の流れを待たないといけないのかしらと、ちょっと、勝手に凹む今日この頃。(来年は、何か変わるといいな。)

いずれは歯科医の誰かが、イベントに歯科が絡むように、このイベントを解消する方法を導く必要も出て来るでしょうに。

何を言いたいかと言えば、顎関節症の内、TMJが保険制度の中で、保証されているお話。同時に、国家試験で学ぶのも、確か、TMJ。

で、それには、歯の干渉を除去するのが有効と習った気がするのは、記憶力が鈍ったお歳のせいかと、一人落ち込みもします。ヤング中年と張り切っているものの、やはり中年のおっさんです。
咬合関連性の疾患は、補綴が有効と思い込んで行くのも、歯科は歯科故の性なのでしょうかね…

歯が悪さするのか?それだけから、顎関節症が始まるのか?
抜去歯を机に置いて、歯と歯が近づく時が自然とあるか、毎日眺める日。しかし、磁石のN/S極であるまいし、近づかず。

  次のページへ

----------------------------------------------------------------------
こすが歯科医院
〒183-0055
東京都府中市府中町1-8-13 村田ビル2F
電話番号 : 042-352-1551
FAX番号 : 042-352-1552


----------------------------------------------------------------------

当店でご利用いただける電子決済のご案内

下記よりお選びいただけます。