プラシーボ効果と言う言葉があります。
ま、その気になって、治った気になる、そんな言い方になるのでしょうかね?
プラシーボとは偽薬という意味だそうです。
仮に、ビタミン剤を痛み止めとして渡しても、患者が痛み止めと考えた場合、痛みが取れてしまった、
そんな所が、この語源になるようです。
プラシーボ、プラセボなんて称しますが、紹介したいのは、経験から覚えた現場のお話です。
但し、今は、ほとんど、この方法は採用していない事を、予め述べさせていただきます。
でも、ちょっとした雑学としてでもしていただければ、面白いような気がします。
教科書的に、ゾーンと言う表現が正しいかもしれません。
噛み合わせを、調整したふりをします。
治ったと言われるとします。
これは、プラセボという言い方が出来るかもしれません。
咬合調整をしたとします。実際は、触ったふりですが…
楽になったと言われます。
歯医者が何かをしてくれたから、楽になったと思った、偽薬ならぬ偽術です。
そう解釈する事も出来ます。
楽になったと、思うようにしていただいているという事なのかもしれません。
でもですね、その瞬間、楽になったという事実は、実際の所、本当ではないかと思うのです。
瞬間的でも、真実だと思っていいと、私は考えます。
次に来院したとき、やはり痛いなり、おかしいと言われたとしても、その瞬間痛みが消えたという自覚は真実なのだと思います。
聞いてみるわけですね。
いつまで、自覚はなかったですか?
ある人は、次の日になるまで。
ある人は、医院を出てからしばらくしてから、ぶり返した。
ん?違和感を 感じます。
しつこく聞くわけです。
ある人は、答えます。
100mぐらい歩いたら、おかしくなった。
入れ歯を外して、入れたら、おかしくなった。
それは、どういう事ですか?
食べる前まで、そして、食べる時も平気だった。
そして、外して入れたらおかしくなった。
考えるわけです。
プラセボでもプラシーボでも、表現は構いません。
どういうこと?
安易に、先に記したような短絡的結論に、答えを求めたくなかったのかもしれません。多分、二元的思考、二律背反性の思考は、すごく単純な結論を導かせます。僕はそう思います。
見方を変えれば、有資格者が言う言葉が、素人に分かりやすい程、確かに説得力もあります。でも、そんな単純な事であるのならば、まず、不治の病とか、難病とか、“なんじゃこりゃあ”というような現場の混乱も、患者の悲痛な叫びもないと思うのです。
確信している訳ではありませんが、素人に届きやすいものって、結構、迎合しやすいもののような気がします。でなけば、医療って、もっと単純なものでもいいでしょうし、わざわざ、国家試験などと用意する必要はないように思えるのですが…どうでしょう?
痛みを取る為、実験でのビタミン薬は、後に、患者がリラックスした事により、筋の過緊張の亢進が阻害された事が考えられる。
リラックスにより、脳に幸せ物質、セロトニンの分泌が(これが出ると、痛みは楽になってくると言われています)促進された事により、決して、偽薬で、効果が無いとは一概には言えない、そのように考えられるようにもなっております。(直接的関与は、当然偽薬ですから無いですよ…)
先に書いた現象で、瞬間なりにも変わったというのも、あながち見当違いでもないのかもしれません。
では、何なの?
では、顎関節症って何なの?