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"筋へ、姿勢まで"な・お話

"筋へ、姿勢まで"な・お話

2014/12/03

博士今一度、老化と咀嚼のお話を入れてみましょう。
咀嚼と全身的な老化は、良く噛んで食べる習慣がある方が、脳や全身の老化現象を遅らせる効果がある。

一応、動物実験の中では、分かって来ています。

さて、それが、別の角度で見ると、どういった事を暗示するか見てみましょう。

姿勢と運動機能と。そこから、咀嚼を考えてみたいと思います。

人が直立している姿勢では、身体の重心は重い頭のせいで上半身にある。
しかも、足の裏の面積が狭いため、姿勢は、極めて不安定な状態にあるともいえるのです。

それは、実は、直立姿勢の際、全く静止している瞬間はなく、たえず前後に左右に揺れている事が、証明しています。

そのバランスを調整しているのが、姿勢に関する反射、平衡反射で、目や耳の受容器や、筋の筋紡錘からの感覚を通して、身体がある方向に傾斜するのを感じると、反対側の筋が収縮して元の状態に戻そうとする。

この状態を繰り返しながら姿勢を保っている。

足の筋肉では、ヒラメ筋や、腓腹筋の下腿三頭筋、前頸骨筋、拇指外転筋、及び、大腿二頭筋がある。

例えば、前後の傾きの調整には、つま先を下に動かして、つま先立ちをするように働く、下腿三頭筋と、逆につま先を上に動かす前頸骨筋が、お互いに伸張反射により、拮抗し合いバランスを調整している。
この足の筋肉の伸張反射と噛みしめとが関係している事が分かって来ている。

噛む力や、咀嚼効率が増大すると、伸張反射の大きさも増大してくる。
一つの性質として、噛みしめるという行為は、伸張反射の興奮性が高まり、身体の少しの動揺が起こっただけで、正立位を回復して姿勢が保持される事になるのです。

噛みしめ続けるという行為自体は、問題です。

しかし、この噛む力の増大は、実は、身体に取り大事な事になります。

しかし、噛む力を増大させる事の出来ない環境下にいる場合、それは、医療行為を介在させないと、なかなか難しいものもあるようです。

直立した姿勢では、上からの重力に対して、足だけではなく首や顎の筋肉も、これらのバランスに組み込まれているのです。

ちなみに、マウスを使った実験では、噛み合わせを悪くすると、背骨が歪み、身体の中心線まで崩れる事が証明されているのです。

ということは、例えば、歯を失った事で、顎の左右のバランスが崩れることなれば、姿勢の維持機能多少の影響が、起こる可能性は考えられませんか?歯をむやみに調整してもそうかもしれません。意味なく歯を移動させる事もそうなのかもしれません。

身体の動揺が出て来る事を防ぐために、身体はどのような防御を取ってしまうのでしょうか?

咀嚼を中心にみた、俗にいう不定愁訴の、原因のお話かもしれません。

一つの性質で噛みしめ時は運動神経系を含む脊髄反射経路の刺激が強くなり、全身の運動機能の向上も示唆されている。

噛める効果は、刺激の伝わる早さのみならず、パワーも増大させる事も分かりつつある。

噛める力と、高齢者の全身機能の関係では、握力、開眼片足立ち、骨縁量において、大きな差を認められている。

噛む力が骨を脆くする事を防ぐ効果が、分かって来てもいるのです。

博士咀嚼の重要性が、ヒトにおいて、どれだけ大事か、まずは、それを知っていただけると、嬉しく思います。

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