そう言えば、歯のあたりが強いと、久方ぶりに来られた患者がいました。多分、自律神経失調症と言う病名だったと思う。と言うのは、診断されるのはお医者先生であり、歯科医から紹介され治療の運びとなる。環状軸を捉えられたら…
で、薬は患者の判断で断薬に入ります。歯原性と言うのもあるのでしょうかね?色々と、多分不思議な経験をすると、噛み合わせって何だろうと思う時もあります。でも、環状軸と言うのは簡単ですが、スピーにせよ、モンソンにせよ、この秘密を解けないと、中々と思うのです。これを、どれだけ早く見いだせるか、そいつが課題なのだと今は思っています。
さて、先の患者、ちょっとだけ当たりをコントロールすれば、落ち着く。でも、この当たりが起きないようする事が、相当に大事だと思っています。中々難しいもんです。
でも、働けるようになられているし、薬のせいだったのか太った体も少しずつシャープになって来ているし、元気に日々を過ごされているし、歯科医療の可能性って何だろうって思う時もあります。
難しいですね。
明日から、線維筋痛症、自律神経失調症、睡眠障害そんな患者との格闘のスタートです。
兎に角、兎に角、早く仕上げる道を見つけたい。
そんな事を思う日々です。
人間の身体は素晴らしい。だから、治療に携わるってとても怖い事だと思います。それに向き合う勇気を、もう一度準備して行かねば…
医療ってきっと、厳しいのでしょうね。