こすが歯科医院
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そっか!でも・・・

そっか!でも・・・

2016/02/26

1)ちょっと見方を変えると!
医療って云う位置づけを考える事もあります。アッシの場合、歯科医ですからしかと云う土俵から考えるしかないのでしょうが。

この制度が出来た頃は、多分、こんな感じ。
①人口構成がピラミッド型
②経済が右上がり
③病気になる人が少ない。

で、歯科の保険制度が出来上がる時は、この国が豊かになって、砂糖の消費量が爆発的に増えて、虫歯産業(ここでは、この表現を強いて用いています)が繁盛する訳です。

この次は…という話は、またの機会にしたく思うのですが。

で、今は逆ピラミッドともいうべき、人口が少子化高齢化と云う言葉が象徴する時代。で、こいつは今の所、現代史において誰も(人類が)経験した事のない時の流れ。

すると、先に書いた前提は崩壊すると云う意味を持つのではないかと考える事もあります。

で、ここから先は、物書きであれば興味を引くお話しを展開出来るのでしょうが今回は本題が違うので、いつかの機会に。

2)グローバルという時代で医療は?
例えば、グローバルの本場イギリスは、南アフリカの看護師を引き抜くと云う事があったそうです。
例えば、医師免許では通用しないから看護師免許を取って、アメリカに渡るフィリピンの医者が出て来た事もあるようです。

で、想像するのです。その国の医療はどうなるのだろう?
で、国費で育成した看護師を奪われた事の意味はどうなのだろう?

ちなみに南アフリカは、隣のアンゴラから看護師を引き抜いた。
アンゴラは?

より貧しい国から労働力を連れてくる。製造業や、建築業で起きた話が医療でも起きている。
で、安易に綺麗な言葉で着飾る(多分、多くは左巻きの)方々は、この事実をどうみられるのだろう?
で、この国も看護、介護のジャンルで高齢者の世話を考えているらしい。でも、今度は、この国の富が海外へ流出する事になる。

経済と云う観念では専門家ではないので、難しい事は分らないのですが、この繰り返しは相手の事を果たして考えているのだろうかと思ったりもします。

じゃあ、富裕層と云う考え方もあるようです。では、その国の医療経営は?と、グローバルという一見響きが良く聞こえる言葉の裏には、何か隠されている気がしてならないと、小心者のアッシは感じてしまいます。

じゃあ、移民を!
暫く!

結果、ヨーロッパはどういった苦労をされているのでしょう。性奴隷制を推進されたい報道の方々も、中々調子が悪いのか、奴隷制と反す民主主義だからか、どうしてか声が小さくもあるようです。
この国でも、性的事件が起きてしまいましたし…

グローバルと云う見方だけが、正しいとは限らないとアッシは思ったりもします。
難しいですね。

3)じゃあ、どうしよう?
地域密着と云う言葉が存在します。医は仁術と云う言葉は、国民皆保険制よりも前から存在していました。

どう医療というシステムが変わっていくのか分りませんが、(本音は違いますが)少しでもいいから自由度合いが増える方向だと嬉しいなって考える事もあります。だって、もしかしたら新しいシステムが生まれるかもしれない。その連続性から、逆ピラミッドの中のあるべき姿が生まれる事も無いのだろうかって、想像する方が、閉塞感から出られそうで良い様な気もします。どうなのでしょうか?

また、別の見方をすると、IT化という時代にもなっています。個人のクリニックですからそこまでITに拘る事も無いのでしょうが、この行動に対して縛りが多く感じどうしても、最低限という箱からは中々出られないような気もしています。
4)雑言
オチは実はないのですが、でも、IT化出来れば面白い事が出来るかもと想像する事はあります。
まだまだ、その必要性は先の話でしょうが。そんな時が来れば良いなって、小さく呟きます。
計測という作業に拘り続けていましたが、“なるほど”と思う事実の連続です。でも、その精度を益々あげたい。
これが、今の偽りのない思いです。

だって、必要に迫られて高さを計測して歯の高さを変えた結果、『息が入ります』などと言われたら、益々計測の必要性に迫られる気がする訳です。

今日は、久々にモビライゼーションを行い、身体の痛みが消えました。(暫くすれば、戻りますが)と、喜ぶ患者の声を聞きながら、さて、どう攻めなおすかと、計測の仕方を考え始めた瞬間よぎった、戯言でした。

蛇足ですが、今のアッシは、スプリント(口に入れるマウスピースの総称)は基本的に1,2回しか使いません。
詳細は割愛しますが、スプリントだけで筋の癒着は取れないし、癒着を起こさざるを得ない環境条件は変えられないと確信しているせいでしょうか?
難しいですね。

科学には要素還元科学(医学)と複雑性科学があるそうです。個人的は、字の意味は分るものの”ピーン!”と来ないのが計測に拘り始めたアッシの感覚。

だって、(歯科というジャンルかもしれませんが)医学は前者の枠を超える事など出来ません。で、複雑性科学というのは、色々な分野を包括して考えて研究する科学だそうです。関係性を解く上で、複雑性科学という捉え方は決して否定しません。

でも、両者を兼ね揃えて臨床という気はしています。
現症を診て、何故起こらざるを得ないのか?計測から反射系を見極めようとしているだけなのですがね。

難しいですね。

その臨床の経験から、(正確に云えば、分析の意味を知るにつれですが)スプリントは積極派では無くなったようです。

でも、スプリントも使います。

で、最後。
歯はそのせいか、積極的には削らなくなってきました。

あれ?
歯医者の初期のモデル、虫歯産業は衰退しているジャン!
やっぱ、グローバルニズムで考えるべきなのか?

落ち切らない所で、おしまい。

 

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