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歯科と医科の盲点を気が付いた時、人はどうするのだろう?

歯科と医科の盲点を気が付いた時、人はどうするのだろう?

2017/06/01

そういえば、請願者の方が何故こんなに熱心に請願の運動をされるのだろうと考える事があります。(以下、その方)
少しその方の事を記載させていただく前に自分の思いを書いてみたく思います。

議員に伝えた内容は、ずばりストレートです。会話を読んでいただいた上での判断で良いと思います。

今までは意図的にぼかす。お茶らける。そんな感じの構成というか体裁をとりながら(当時分かった何かを)書くようにHPの構成を心がけていました。何か一石投じて公に恥じなければ良い、分不相応いえ、そんな大それたことを思っていました。というのも、(私の目か見れば)科学になっていないにも関わらず(あるいは根拠というレベルとしては脆弱)胸を張ってかみ合わせを治すと**とか、何々が起きると実はかみ合わせが…という構成を私は受け入れることが出来ませんでした。試行錯誤の末、ぼかすとかお茶らける方法を選んでいました。

ライセンス者と言え、その領域の全てを知るわけではありません。ましてや、当時学会で口腔由来の未知の反射の存在と全身への影響の可能性を公に出す域まで私自身気が付くようになるまでは、やはり上述の表現以外は思いつけませんでした。

私は、歯と身体は関係ないという立ち位置におられる先生方は公の場で科学的根拠を示しながら立証を努めれば良いでしょうし、関係あるという先生も同じだと思っていました。でも、批評家の数は増えども科学に立脚をしてという面持ちの方はどれぐらいおられるのだろうと一人考えていました。私などその域には当然の事立てませんから茶化すか、ぼかすぐらいしか出来ませんでした。

ただ、この関係性を科学性に乗せる道のりは愚鈍な私には相当な時間が要求されました。今でも私より秀才の方が乗せるよう努めればもっと早かったと信じています。

このHPの構成前も構成後も葛藤は続きます。モチベーションの低下など当たり前にあります。人ですから。強い人間ではないと思っています。只、実際は業界と関係ない方々に支えられました。支えられるたびに思うのは、逃げ出せないし、やり切れるかどうかは別にやりきるしかない。今にして思えばそんな日本人の魂に秘められた“痩せ我慢の精神”のお陰だと思っています。
科学性の土俵に乗るにつれ、また悩みます。路傍の石の如く目立たず生きていければよいという価値観の人間です。でも、この価値観を壊す方が良いのか或いは、壊さない方が良いのか。葛藤の中、公の精神を省みる方が良いと考え直すようになります。価値観を壊す事を選ぶ事にします。私自身は強くないから、やはり周りの方々の縁だと振り返ると思います。個人の葛藤など相当なものではありませんから割愛しますが、価値観を壊すという作業はしんどい物でした。

そんな中での請願を決めた方との出会いでした。多分同伴という位置づけになるのでしょう。これは私の捉え方になります。
請願者のご家族に、そういえば始め何をしたかと言えば蝋を貼りつけただけです。
その事が請願者を始め患者には相当な衝撃を与えたようです。世代的には分かる方は減るのかもしれませんが“なんじゃあ、こりゃあ”という名セリフが昔の刑事ドラマの殉職シーンにありました。それぐらい驚きを持って口由来の反射確認を行った際に思われたようです。

誤解なきよう補足しますが、実際は、検査やテストを行っていますが目の前で痛みが消える瞬間は相当な驚きだったようです。

無論、毎回毎回どの患者にも、この演出が出来れば嬉しいのですが例えば呼吸反射まで影響がいきわたってしまう場合などは期待に添えない場合もあります。難しい所です。

この反射がキーワードと問いかけられて答えます。
相当な驚きだったようです。身内が苦しんで来た線維筋痛症が、線維筋痛症学会の大家に頼り当たり前の処置として薬でコントロールしようとされても消えなかった症状が少なくともその一瞬だけだとしても忘れることが出来た。

この驚きを記録に残して、この疾患に苦しんでくれている方々に伝えたい。そして、ブログという表現法にその方は行き着かれた。始めは何かないかと新居先生の著書に行き着かれた。何をしても落ち着かないのだから藁にすがる思いで新居先生を訪ねられた。そして、私どもと出会う。

ブログを進めるうちに、この方なりに線維筋痛症を患者とは別の視点でしかも非ライセンス者として問題を感じるようになられたようです。
何故、効果がある手法というべきか療法というべきか、折角の考えが広まらないのだろう。始めは素朴な思いでのブログだったと思います。学界も原因不明とするならどんな所からでも原因が解明できたという声を拾い上げようとするのではないか?どうしてそうならないのだろう?

例えば、ライセンス者が公にしない中で解明したと言えば、素直な気持ちで是非学会を通して公にされて欲しいと願われるのでしょう。そんな方です。

原因不明なら、解明したという無謀な輩の意見をどんどん汲めばいいじゃないか?そして適切な解明なら、無謀ではなく人類への貢献者であり。不適切であれば再チャレンジを求めれば良いだけであり。それが、公に挑戦する側への公側の礼儀ではないか。

そんな所まで考えをお持ちになられていたのか分かりません。でも、原因が未知である以上、そんな環境が用意されるべきだと信じておられると、その方の言葉を聞くたびに感じます。

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