根尖が腫れた時。どう考えるのだろう。その一例。
2024/05/07
サブリナです。
先に教科書通りを院長が拘るという話をした。
只、その中でも厄介な事は、治療法に於いて境界線の解釈を行わないと行けない時になるのかもしれない。
先に神経の治療の話をしました。
その繋がりから境界線の例を出したく思う。
*もし、仮に似たような症状で迷われていたならば、あくまでも個人のブログの性格。決して、これが正しいとは思わないで頂く事を望みます。目的は境界線の話で、治療法の話では決してありません。
話を戻します。境界線の解釈と言うのは、神経の治療を解釈として選択するか。或いは、歯周組織の問題として考えるべきか。
この歯の根の管という問題と言う解釈と、歯周組織の問題と言う解釈。或いは、両方を並立させないといけないという解釈。
こんな例を、今回は紹介したく思うのです。
今回は、神経の再治療か?或いは、歯周組織の問題と捉えるか。この境界線の話になります。
この症状を見た場合、二つの解釈が目の前に現れる。
①神経の再治療を行う。
②歯周外科の採用
先にラバーダムの話を紹介しました。当院で10年前に神経の治療を行う。その間、大きな症状は呈す事は無かった。
ラバーダムは、感染を防ぐ位置づけとされています。
10年強、問題がなかったものが突然、感染する事は無いという解釈を院長は行う。
炎症原因が何処にあるか。
ここが、肝心な話になる。
院長はかみ合わせに問題があると、結論を下す。
このかみ合わせ関係を、何とかしなければ。即ち、不良の状況を何とかしなければ解決しないと最終決断を下した。
不良状況の改善以外ない。不良状態のかみ合わせの回復以外最終解決は無いと、決断をする。従い、①は発想から除外した。
今回は、かみ合わせを重点に紹介すると考えていない分、割愛する事を容赦頂きたい。
そして、彼は、最終的に歯周外科を選択する。
厄介なことは、歯周外科の内、保険適応と保険適応外の処置がある。この点に尽きると思う。読者の中には、意味が取れないと悩む方々もいるかもしれない。しかし、教科書に書いてある方法が、全て保険適応とはいかない。保険適応外の処置もある。
教科書通り=必ずしも保険適応ではない。そんな時もある。大人の事情と言う表現しかできないが、それが実際の事実かもしれない。
また、何かを報告します。サブリナでした。
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