こすが歯科医院

デジタルだけが優位ではないのか。時に職人気質が良い時も、まだある?

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デジタルだけが優位ではないのか。時に職人気質が良い時も、まだある?

デジタルだけが優位ではないのか。時に職人気質が良い時も、まだある?

2024/09/30

サブリナです。

うちの院長は、基本自分の思い描いている形と違うと、技工物に関しては特にうるさい。他の物にもうるさいけれど、身内ではない他人にも厳しいという側面では、間違いない。

うちでは、計測と言っているけれど、患者より計測許可を頂いた技工物には特にうるさい。計測をしていない技工物には、不思議と静かに耐えている。

計測の患者の資料の一部を張り付けておきます。

DXの時代だから、仕方ないと笑っています。

 

計測図

 

 

 

これを基本に(角度を指定する時もある)、齟齬が生じないよう打ち合わせをする。患者の口腔で安全を確認できた場合、その形と違う場合、先ずは、技工士にただ質問をする。なぜ、依頼形態と違う物にするのか。

 

仮歯が、スムーズに入る事を確認しているから形成の問題はない様にしてある。仮歯がスムーズに入らなければ、形成に問題がある事になる。この確認は、非常に厳しい。

齟齬が生じない為に、歯科医に課す責任としての妥協を、院長は拒む。

 

職人の何処が悪い。彼の時折呟く、口癖だ。

 

 

 

DX化の象徴として、世界の先端は形成後、光学で読み取り印象と言う作業は不要と言う時代に流れになっています。仮歯を含めしっかり入るか否かの確認を疎かにさせる可能性。歯頚部マージンを、印象から甘いかまずいかの判断が疎かにさせる可能性。

DXは、歯科医には甘い事もあります。

 

噛める・かみ合わせに対し可及的に問題ないレベルに仕上げて、更に咬合器上で、技工士が確認する。

この作業を現状では排除する可能性のあるDX技術を、院長は課題を残す未来の技術と見ているようです。

職人気質に拘らないと行けない物が、歯科医に甘ければどうにもなるまいというのが、院長の存念。

これは、彼がサンプル医院に選ばれかけた際、婉曲的に断った動機の様でした。本当かどうかは知りません。

 

まあ、どちらがいいのでしょうね。

 

かみ合わせに拘るというのは、実は、患者の為にどれだけ裏で意向疎通を通しているか。そこに関わる気もします。

洋服で、オーダーメードが試着抜きに採寸が出来る時代には、未だなり得ない理由を考えた方が、実はよい気もします。

 

サブリナでした。

かみ合わせは、実は相当に、色々な人が関わるのかもしれないという話でした。

 

 

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