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噛み合わせの感覚?

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噛み合わせの感覚?

噛み合わせの感覚?

2024/09/20

サブリナです。

かみ合わせの話を、なんとなくしたいと思いながら、あっちにフラフラこっちにフラフラとしながら、何とか纏めに入りたく思うのです。

 

院長に聞くと、多くの場合、プロビジョナルなる完成前の完成形を予測した、日本語に直訳するならば、完成予定前の再現性が高い仮歯を技工士に依頼し、完成形に近い歯を作る。これが、王道だそうです。

 

対し、ここでは、かみ合わせる感覚を渡す仮歯を先に患者に渡そう。そして、更に高い精度を技工士に要求する。そんな決め事で取り組んでいるようです。

口の中で、噛める感覚を直接確認し、噛める感覚を気持ちよく捉えられる。この言葉が、患者から来た時、始めて仮歯を合格とする。この言葉がないうちは、中々、合格させない。

 

簡略化すると、こんな感じ

 

従来

1)技工士が完成前の準備仮歯を作成

2)歯科医が現場で噛めるようにする

3)その形を型取り

4)それを下に再度技工士が、完成形を作る。

 

この問題点。

現場で噛めるようにした形態が、技工士と違う場合、どうするか?

①技工士がそれを下に作る。

→この問題。なぜ、そもそも違った形になるのか。技工士と歯科医に齟齬が生じている。

 

この解決策として

②それを下に、仮歯を再度作りなおす。プロビジョナル2と言う位置づけになります。

ここで、問題は。齟齬に対する意向統一が、歯科医と技工士で行われていない場合、結局は、患者に手間を取らせる結果となる。(その可能性が生じる)

*更に問題は、齟齬がある場合、何度やっても無理が生じる場合がある。

*この時、歯が噛んでいる感覚は、歯が当たっている感覚になりがち。

*術者側も、歯を当てる事に夢中で、歯の形を取る事が中々、難しくなる。

 

③歯が当たっていても、歯の形に問題があるする。その場合、隠語として歯の顔が悪いという表現も存在する。

齟齬がある場合、永遠に解決しない可能性も出る。収束と言う捉え方になるのでしょうか。

 

ここの取り組み方。

①歯科医の思う形を、技工士に再現させる。

②口腔で上手く行っている事を確認してあるから、技工士は再現性に於いて微に入り細に入り、拘れば、更に上手く噛む形に収まりやすい。

③技工士が、ベースデザインに疑問がある場合、ここで初めてプロビジョナルを作り、実際感を確認する。

④問題がなければ、完成形に入る。

 

この流れの時、術者側は歯を当てる事ではなく。どのように当たるべきか。

言うなれば、かみ合わせに対する配慮が出来る。

 

【治療前の歯】

【仮歯】

【最終補綴】

 

 

どのように見えますでしょうか。

 

只、院長曰く。

仮歯をこのレベルに挙げる事は、実は、相当に難しいよ。

職人と言う表現で良いのではないかな?

 

さて、どちらが良いのでしょうね。

 

これは、誰に対して問いかけているのかは分かりません。私も考えたく思います。

只、一緒に考えて頂ければ幸いです。

 

サブリナでした。

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