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歯科構造の世界から(その3)

歯科構造の世界から(その3)

2014/12/03

知覚という現象での、不思議な経験を入れてみました。
さて、そこで、また迷ってしまう事になります。
知覚って何なのだろう?っと。

この臨床における現象の意味を掴まないと、どうも良くないぞ。
何がしかの理由が分からないと、難しいぞ。
果たして、この解決策はあるのだろうか?

こんな所に、実は、構造という問題、機能の問題を僕自身が改めて考える一つの大きなきっかけがありました。

 

(チョイ♪コラ♪エイヤ♪ の現場から、小話−その2−)

虫歯はありません。けれど、沁みる。(熱いもの、冷たいもの)
歯肉は腫れていません。どちらかというと、歯肉が減っている気がします。

歯が痛い。場合により、リンパと思われるところまで、痛い。
けれど、異常所見(虫歯がある、歯茎が腫れている)はない。

銀歯を入れてから、歯に詰め物をしてから、歯が沁みる。(熱いもの、冷たいもの)
根の治療は終わっている。被せ物をしてから、沁みるようになった。

歯が欠けてしまった。(今回は生活;生きている歯にしてみましょう)そしたら、沁みてしまう。

感染症主体であれば、治し方も色々と、思いつくのでしょうが、実際はこの多くの現象と出会うと、感染症の診断名を付けるのが難しいと感じることが多いです。
診断がはっきりしないうちは、見切り発車的に、僕は治療を始めたいと思っていませんので…
見切り発車は、一番怖いように思われます。

 

痛みや、機能や、構造という話まで発展をさせていきたいのですが、中々どうして、遅筆な私には、どうしても、ゆっくりしか書き記せない側面があります。何卒、ご容赦いただければと思います。
ただ、一つ、言い分といいますか、思うところを入れるとしたら、それだけ、単純にその理解を、渡せないかなって、考えるからでもあります。

例えば、歯科相談のネットに目を通させていただくと、沁みるという表現には、必ず、神経の処置か、知覚過敏だろうという言葉を目に触れない事はないです。
熱いものが沁みるというと、神経の処置だろうという言葉が、必ずといっていいぐらい、記載されている気がします。

その一方で、神経の処置をしてある歯です。
その歯が、沁みるとか、痛いと書いてあると、根の再治療という言葉が、何気にある気がします。

歯科学的に、その回答の意見に対して、何ら異論を挟むつもりはないです。
そして、善意で、率先されて、啓蒙活動をされている先生を、一切、否定するつもりもないです。むしろ、リスペクトでしかないです。
そして、そんな相当なご見識があり、そして、社会的責任から、同時に、啓蒙活動されているわけですから…賞賛すべき行為と僕は、思います。
ご自身の貴重な時間を、無償で、人の為に費やす、そうそうできるものではありません。
だから、素晴しいし、素敵だとも思うのです。

少しは、そんな活動に参加したこともありましたが、今は止めました。自分にとてもでないですが、そんな余裕はなさそうです。
臨床をしっかりと受け止める事で一杯一杯なようです。

また、更に例示をさせていただくと、親知らずを抜いてから沁みるようになりました。ブリッジを入れてから沁みるようになりました。
歯を入れてみたら、沁みるようになりました。

それまで、何でもなかったと、仮定します。
そして、急に、知覚過敏なり、虫歯になったりするのでしょうか?

疑問でした。僕だけが、出会っている現象なのか?それとも、違うのか?
悩みました。
そんな確認にも、時に質問コーナーを覗くことは役に立ちました。

そして、先に書いた、不思議な経験をすることになるのです。

原因が時に、別にあるとすれば、この疑問は解決するはずです。
結論は、調べることでした。
過去の論文なり、今の論文なり、とにかく、先輩方のおいていって足跡を。

探せ、理由を。
何かあるはずだ!!
ここに、構造の話や、機能の話しを入れてみたくなった動機があります。

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