「咬み合わせが大事、嚙み合わせが大事。」これ以外に、もう”ひとひねり”があっても!って、思う話。
2022/07/09
Saburina Gonzalezです!!
人は忙しすぎると、ろくな判断をしない。いえ、正確に言えば、冷静な判断が出来ないという事なのでしょう。
私には、そんなきらいがあると個人の性格を分析すると思う事があります。
フワーっと、不明瞭に物事を判断すれば、無難なのだろうか。いや、そもそもフワーっとした捉え方しかしていないのだから無難でも無事でもある訳がない。むしろ論外と言い直したほうが良いのかもしれない。
何の行きがかりか、院長よりこのブログを任せられる名誉に預かります。
私からすれば重荷であり、どこまで表現ができるのか、実は、分かる訳がありません。お恥ずかしい限りです。
私ができることは、当院の記録の一部を紹介する。そして、その解説なんて、当然できません。だから、その意味合いを院長に聞きながら、私が分かる為に、記録の解説の真似事をしている程度しかできません。どうぞ、承知おきください。
その程度のものです。ですので、正式な考えが書かれているなどと、どうぞ、思われないでください。記録の中で、”うふ”という具合に、興味が持てそうな何かの紹介を私なりに試みたく思っているだけです。ですので、読み物という性格以上はありません。
1)咬み合わせが大事という話に対し
【咬み合わせが大事】と言う、謳い文句を、よその歯科のHPで見かける事があります。
これは、私が当院に勤め、それをきっかけとして、何気によその歯科のHPを覗くことより、先の言葉を知ったにすぎません。
一部フォーカスをしてみます。
afterの部分が、浮いていると言えば良いでしょうか。違いに気が付いていただければ嬉しく思います。
専門的な表現だと、被蓋関係が変わっている。
こんな言い方をするそうです。そこに、気が付いていただければ幸いです。
この方は、左顎が痛いと来られ、姿勢位の関係から診査した際、左側が低い事が分かりました。(顎関節症が病名になります)
そこで、左側の高径のコントロールを、起点に置いた治療設計を渡す。
高径をおかしくさせる一因の、修復物を変える事にします。
その瞬間、姿勢位で求められた顎間関係へと導かれた。
そんなところです。
素人ながらに、院長に問いかけます。
顎が痛い(顎関節症の場合)際、スプリントが第1選択のように、色々なHPを覗くとそうするものだと思っていたのですが、どうしていきなり修復物のやり直しという決断をされたのですが?
う~ん、シミレーションで、バイトアップを図ったと仮想環境を渡したとき、その場で、痛みの消失ができた事。
その現症から、顎の偏位を予測できたこと。
次に、姿勢位で確認した際、やはり、左側の関係、すなわち高径のエラーと確信しても良いだろうと診断できたからかな。
私は考えます。
スプリントでなくても良い場合もあるのだろうか。それを、見越したのか院長の言葉が続いた。
例えば、歯牙の高径エラーが本質の原因がある場合、エラーに直接アプローチをしなければ、調子が悪くないかな?
顎関節症=スプリントという発想もあるのかもしれない。でも、引き金になるエラーをつぶさなければ、どうなのでしょうね。
スプリントは、対処療法。高径のトラブル解決は、原因療法。そんな位置づけになるのではないのかな?
分かりません。原因療法?対処療法?全くもって今の私にはチンプンカンプンでしかない。
これ以上は、一杯です。
私は、彼の解説を拒む事にした。いつか、表現できる日が来るかもしれない。
さて、この時”咬み合わせが大事”、この表現は、どんな解説を横に添えると優しく分かるのかなって想像します。
そっ、これこそ、○○歯科が訴えたい咬み合わせが大事という現症なのです。
この方が、私のような素人には、とっつきやすい。
難しいのでしょうか。
ところで、私が拝読させて頂いたHPの世界、閲覧したブログの世界では、いきなり肩凝り・首凝りに発展していく。
これも不思議です。
肩凝り・首凝りがあると、咬み(噛み)合わせが悪い?
咬み(噛み)合わせが悪いと、顎関節症?
顎関節症だと、スプリント?
スプリントだと、咬み(噛み)合わせにどんな影響を、いえ、改善を罹患者に渡してくれるのだろう。
私にとっては、正に、チンプンカンプンと表現するしかない。
この点が、個人の私が”フワ~”と思う理由なのだろうな。
咬み合わせが大事が、身体へと発展する問題を示唆されるなら、私は院長の言う言葉に妙に合点がいく。
全身への波及性に対し咬合関係の絡みを謡うならば、せめて学会の参加や報告行動がある方が自然と思える。
歯科の世界を何も知らず就職した素人目線の私は、咬み合わせが大事という表現を用いる時こそ、
”フワ~”とさせるのではなく、丁寧な言葉遣いが大事になるのではないか。そんな事を思いました。
2)対咬関係の、歯牙同士の接触がある時と、ない時があるとしたら?
私の場合、咬み合わせが大事というよりかは、両顎の対咬関係で均整に噛めるほうが大事!
こんな表現を用いる方が、適当なのではないかと、そんな事を考えてします。
表現とは難しい。【咬み合わせが大事】と言う謳い文句が悪い訳ではない。
きっと、それを補う表現が横に添えられている方が、素敵なのではないか。
これが大事な気がするのです。
フランス料理に行き慣れない私が、メニューを見るとき、ちょっとした解説があると、ホッとします。
それと、同じ感覚で作れれば良いのではないかと、私は思いました。
そこで、院長に考えを報告してみると、このように返されました。
”咬み合わせ”含め、歯科治療全般を”フワ~”とさせない表現構築って、
結構、難しいと思うよ。だから、ブログを任せているんだ。その素人目線でうちの
記録と、自分なりの解説を加えていけば、あるべき表現法に行きつくのではないかな。
ちょっと、挑戦してみてよ。
さて、どうなることやら。挑戦はしてみようと思いますが、どこまでできる事やら。
読み手の方がおられるとして、一緒に考えてもらえる。そんな表現を、考えてみたく
思います。
横に添える言葉か…そんな事を考えます。そうでなければ、゛フワーっ”とした表現だけが市民権を得る。
この症例の場合、顎関節症で、口を開けるのに不自由がある。(程度に関しては、歯科医の診断範疇ですので
割愛します)これが、主訴だった。
その原因を探る検査・診察・診断の過程で、左サイドの咬み合わせが悪いと分かった。
私なら、対咬関係の不自然感覚が成立するには、一方に極度に変な当たりがある場合と、
一方が実は咬合接触をしていない場合がある。こんな時に、顎に痛みが派生する場合が
あるのです。
しかし、干渉部位に原因がある時と、咬合していない部位に原因がある場合。
実は、両方に原因がある場合。こんな現症を読み解かないといけないから、咬み合わせは大事であり、その治療は
難しいとお伝えしたい。
更に、加筆するなら、紹介した現症に原因があればうれしい時もあります。
というのも、別の因子が原因に含まれる場合もあるからです。
こんな事(原因)を歯科クリニックは、見出そうとするのです。難しいですね。
こんな風な表現を選ぶのだろうか?
院長に意見を求めると、
ウ~ン、言いたい事は分かるけれど、そんなに単純じゃないぜ。でも、悪くないかもね。
ま、整理していけば、新たな何かが見えるかもしれない。
頑張ってみてよ。
そう返されました。
折角の表現をするチャンス。私はどこまで”フワー”っと、させないで何かを紹介できるか。それに挑戦したい。
Saburinaからの報告でした。
~風の便りとしてお受け止めください~
あくまでも、当院の記録であり、正式な考えを紹介しているわけではありません。
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