咬合に関して、それぞれの立場もある
2022/08/11
Saburina Gonzalezです。咬合異常の続きです。
1)対咬関係の異常に関し
対咬関係の異常は、
反対咬合・切端咬合・交叉咬合・過蓋咬合・開咬があげられます。
当院の症例になります。顎関節症を患ておられました。
ふと思って、院長に尋ねます。
「これと、身体の関係ってどうなのでしょう。」
院長は、しばらく考え込んでから、『難しいよね。』
そして言葉を選びながら語ります。
2)院長の捉え方=当院の大事にしようとしていること
かれは、こんなことを語りました。
・【歯と身体は関係ない】という考え方と【歯と身体は関係する】という考えが歯科界には存在しています。
・そして、国としては【歯と身体は関係ない】と言い切るだけの根拠はないという表現を好んで使っているように感じますよね。
でも、私は関係ないと言うには、科学視点で見る限り、申し訳ないですが、無理があると思っていますけどね。
同時に、関係があるというには、歯科界もパラメーターを増やさないと、関係がないという考えを論破できないと思いますよ。
仮に、関係があるとなれば、結果として患者利益には繋がるでしょう。
治療において、技術的に革新的なものになるのかと問われたら分からない。
事実、ここは、取り立てて新しい技術を開発したわけでもないし、強いていうなれば、教科書にとことん拘った。
そんな程度です。
診断には、相当に力を入れざるを得なかった側面はあります。これも、教科書の書いてある世界をより、可視化するにはどの手法が現実的か。
これだけを考え続け、探し続けた結果だと思っています。
問題の可視化ができれば、患者も何に患っているか、理解ができると思います。
問題の確認、次に共有化ができれば、解決の道も開かれやすいと思うのです。
彼の話は、さらに続きます。それは、私には衝撃的でしたが、それはまたの機会に、紹介したく思います。
また何か紹介します。
Saburinaでした。
次回の予告編として。
ある寂れた田舎町。そのたたずまいは、廃棄された建物。そう思わせる不気味な様相を呈す酒場に、男達は、夜な夜な集まった。男たちは、額から湧き出る汗を堪えながら、呟く。『暑い』『エアコンが利かないぞ』
暑さが厳しさを増す今日この頃です。
当院は本日より夏季休暇です。
少し、いたずら書きをしてみました。また、どうぞ、読んで頂ければ嬉しい限りです。
~風の便りとして書きました~
これは、当院の記録であり「正しい考えを伝えたい」そんな試みを行っている訳ではありません。
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