歯の形態の再現は難しいのかもしれない｜こすが歯科医院

サブリナです。

歯根膜の働きの一つである咬合接触感に対し、私は形態学と言う捉え方介し、思う事を紹介してみました。

この患者は、右の歯が当たっているのに、歯が当たっていないという感覚を持たれます。

そこで、別の捉え方を私は紹介しました。

 

私は歯科に関しては素人なのですが、肉眼で捉えられて納得できる物もあります。

 

 

シンメトリーになる事が大事と、咬合治療をされているのかなって思しきサイトを読むと感じます。そこで、私はこの言葉、シンメトリーの世界の脆弱さの紹介を試みたく思います。

シンメトリー性を、否定するのではなく、捉え方の難しさを紹介しているに過ぎません。

 

ここで、気を付けて頂きたいのは、2019年2月と2020年3月では、前歯の概形はほぼ同じと言う点です。下の歯との接触状況においては、多少の咬合調整を上の仮歯（口蓋側）に対し行っています。

 

でも、シンメトリー性は、19年2月と20年3月とでは異なる。

そして、前歯の概形は、ほぼ同じであれ、見え方が異なると思います。

これは、何故なのか。ここに何かがある、そう感じて頂ければ幸いです。

19年2月時点は、噛み合わせ治療を得意と標榜している先生の下での状況です。

19年4月に、当院に転院され、１１〰12か月後の状態です。

 

シンメトリー性に拘る得意と標榜するスタイルと、教科書通りに行うというスタイル。

どちらに、実際のシンメトリー性における具現力の優位性があるか。ここに焦点を当てて欲しく紹介した。宜しくお願いします。教科書通りと言うのが、当院の個性。院長曰く、何らの個性はないが、そこに個性がある。私は意味が分からない事の方が多かったです。

 

＃噛み合わせ

＃噛み合わせとシンメトリー

＃顎位とシンメトリー

 

天然歯牙が基本の際、神様はシンメトリーになるよう配置される。その事は、教科書に書いてある。教科書から、わざわざ文言を取り出して強調するっ。これって、個性の強調だけれど、逆に出来ない事を強調しているにならないのかなって。こんな捉え方もあるかもしれません。

 

教科書通りでない病態を、如何に教科書の世界観に戻して行くか。それが出来なければ、どんどんずれるという事が、無いのか。そんな事を問いかけたいのだと私は思います。

 

＃治療、教科書通り

 

技術の世界程、職人芸の領域は別に教科書に準じてというのがオーソドックスと思います。しかし、このオーソドックスが、一番難しいものなのかもしれません。

 

サブリナでした。