顎は“動いている”のではなく、“逃げている”
2026/08/21
こんにちは。丸幸です。
顎の動きについては、
開ける
閉じる
横に動く
こうした“運動”として説明されることが多いと思います。
確かに、顎は動いています。
ただ臨床の中で観察していると、
その動きに少し違和感を覚えることがあります。
・まっすぐ開かない
・左右どちらかに寄る
・途中で引っかかる
こうした動きです。
これらを単純に
「動きの異常」と捉えることもできますが、
別の見方をすると、
少し違う景色が見えてきます。
例えば、
・ある位置に行くと痛みが出る
・ある方向に動くと引っかかる
・ある範囲を超えると力が抜ける
こうした条件がある場合、
身体はそこを避けるように動きます。
その結果として現れているのが、
・曲がる動き
・逃げるような開き方
・偏った運動経路
です。
つまり
顎は自由に動いているのではなく、
条件を避けながら“逃げて動いている”
とも言えます。
この視点に立つと、
見えてくるものが変わります。
動きを矯正することだけでは、
根本的な解決にはならない場合があります。
なぜなら、
逃げる理由が残っているからです。
大切なのは、
👉 逃げなくてもよい状態をつくること
です。
・干渉がないか
・支えが安定しているか
・無理な緊張がないか
こうした条件が整うことで、
顎の動きは自然に変わっていきます。
少し言い方を変えると、
正しい動きを教えるのではなく、
自然な動きが出てくる環境を整える
ということになります。
顎がまっすぐ動くとき、
それは“正しく動いている”というより、
“逃げる必要がなくなった状態”なのかもしれません。
それでは、また。
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