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いろんな出会い、て、感じかな?多分ね。

いろんな出会い、て、感じかな?多分ね。

2013/11/12

■2013/11/12 いろんな出会い、て、感じかな?多分ね。
ふ~と、1日が終わる。今日も日をまたいで治療をしていたみたい。

個人が気の向くまま、書いているブログです。とはいえ、実はほぼ診療をしている際は毎日書くと約束をしたので、診療している合間なりに、書き記しているという方が本当の所なのかな。

せっかく個人の描ける世界ですから 書いているあたしが気に入ったというか、読み返した際に、結構“おもろい!”と、思いたい感覚で書いているのが合わせて、本当の所みたいです。

個人の世界観と言うか、経験というか、そんな所を踏まえれば、それなりにオリジナリティーが出てくるのかなって思っています。分かりませんが、本当の所です。

でも、“違く”ありたい。ブロガ—たるポジションを勝ち得ている訳でもないので、あたしの書く文章に価値があるかは分からないけれど、どっかで見た景色という世界観だけは極力避けたいかなって思っているようです。実は、本当です。

医療現場の何か感じた世界を書いているのですから、まま、どっかと同じと言う按排にはならないのではと、個人としては思いたい。そんな感じです。

病態の本質を知りたく、悩むのは勝手だろうとか、調べるのは勝手だろうと、『とりあえずでも、専門家でありたい』と、どっかの頃からか思うようになります。

何の専門家?と問いかけられると、どう答えるのでしょう。多分、美味しさを味わいながら噛めるって、歯医者冥利じゃない。それに拘ってみたかったの。と、変わらず答える気がします。

それには、邪魔者の存在を知ります。一言でいえば、慢性疼痛です。

何故、噛み合わせと痛みが関係しているのだろう?いえ、顎と身体が関係しているのだろうかもしれません。噛み合わせと、顎と、痛みが関係しているのだろうでも良いのかもしれません。言葉遊びになりますからこれぐらいにします。

顎位だけに拘り、次に顎位と頚部固有感覚に拘り、どうも問屋が卸さない。という事態に慢性疼痛の患者を見る経験を深めるうちに、経験をし始めます。現症病名という関連性に気が付き始めるのも、実は、そんな臨床の経験からです。ま、これはあたしの経験談です。上級医とか指導医たる存在が無ければ、中々理解するには時間がかかるものだと、今さらながらに思います。

ま、あたしが特別な何かを持っている訳ではない明白な証拠だと思っています。

只、“とりあえず”知ろうとした行為と、“とりあえず”そんな世界もあると遠くの彼方にしまう行為や、損な症例と出会った事が無いから・分からないから・気が付かないから“とりあえず”あり得ないと切り捨てる行為とは別の物と思いたい。すると、周りと違うという事で、変わり者にされちゃうのでしょうか。

でも、そんな患者が目の前にいるとする。思考錯誤なのか、暗中模索なのか、暗夜行路なのか。そんな感覚に際悩まされた頃もあったのだと思います。でも、患者が諦め無き限り、何かをするのも医療者の務めの場合もあるのかもしれません。

これに関しては、読み手に捉え方は委ねる物と考えます。

例えば、『唇は閉じていて、歯も当たっているのに、閉じている気がしません。』と、そんな現象に出会ったとします。出会った際のあたしは、瞬間的に分裂します。
“ありえない。””本当?”ウソを言っているの?“何故、そうなるの?”“消えたい。”“消えてくれないかな?”etc.

本質論に顎位があると理解を(勝手ながらに)しつつも、邪魔する因子がある。魔除なのか、退魔なのか、筋肉を味方につけようとも、その学習効果を期待してのスプリント療法の応用でも、一時しのぎにしかならない、苦しい時間と出会う事もあります。(上の言葉に戻る。)

もっと、言えば、スプリントが一切意味をなさない瞬間とも出会います。(参ります)

スプリント療法の、個人的には、あたしの臨床現場でのガイドラインの完成であり、いわゆる緊急回避措置としての位置付けにあたしの場合、変更された瞬間でした。
と言う事で、今は、ほとんどのケースでスプリント療法は行わない治療システムになってしましました。あるいは、1回の調整で何となく落ち着くから、落ち着いた場合に関して、この処置は終了という形が多いですし、1回で落ち着くようなケースは、実はナンチャッテスプリントで十分と判断する事すらあります。

不思議なものです。言い方を変えれば、それだけ臨床が難しくなっているのかもしれませんね。どうなのでしょう。

そう、必ず邪魔する物がある。(あたし的には)この因子の発見が、どうしても必要な事項でした。
言うなれば、感覚系に (当時のあたしにとっては) 顎位をコントロールする未知なる因子があると漠然として確信を持った瞬間でした。
別に大した発見でも無ければ、科学者のミクロンレベルでの発見でもありません。

唯、顎位のコントロールする因子の再整理を図っただけと言う次第です。

それが、お医者先生との出会いにつながり、毎日、早朝・深夜まで慢性疼痛とお付き合いした結果より知ったものでした、唯それだけなのです。朝早く帰り、朝出勤する。

ま、今回はこんな感じで。

臨床は決して、臨床医にとって優しくなく。臨床は決して、臨床医にとって甘くなく。臨床は、臨床医にとって厳しい。でも、患者が目の前にいる限り、そんな顔を決しておくびにも出してはいけない。それが、臨床と、今のあたしは思っています。ま、その緊張感というか、危機感と言うか、恐怖感と言うべきものとお付き合いするしかないのだろうなって、笑いながら思っています。

人間の身体は素晴らしい。そして、その前でいつもあたしはたじろぐ。

おしまい。

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