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公平と平等

公平と平等

2014/12/02

ユニークな日本って、あたしは嫌いじゃないです。
平等が成り立つと信じる国民性も嫌いじゃないです。
只、公平の方が、実は好きですがね。

でもね、就職活動を見ていると勝手に思う感覚ですがね。関係者では無いので、責任ある発言でも根拠ある発言でも無いのが珠に傷と言う奴ですかね…
でも、学力に差が出るだろうなって、惨めな学生生活にならないかねって。想像します。このどこが平等なのかなって?思えますがね。
4月に就職を勝ち得た学生は、勉学に励めます。
しかし、11月に就職が決まれば、その人は、ずーっと就職活動で、勉学に励む事は出来ません。この差は如何に?

これだと公平は無いよなって勝手に思っても見ます。

例えば、仕組みを作る人がいるとします。
この人は、言い方を変えれば、働く人のシステムを作る事になります。如何に効率よく働くかもそうでしょうし、新しい仕事を作りだす事かもしれません。

例えば、これをリーダーになる人と捉えるとします。
最初から、大学でこのリーダー教育を取る選考過程があれば、この人は最初からこの道のあるべき教育と、そこだけに絞り込んだ就職活動になる気がします。勿論、その評価する公の仕組みもいるかもしれません。

仕組みに関わる過程なら、最初からその範疇に関わる就職活動になるでしょう。

仕組み通り動く過程ならば、仕組みに耐えうる専門性だけを磨けば良い事になるでしょう。

云われた事のみをやるならば、早めに就活などは不要かもしれません。

日本の仕組みでポテンシャルが高い所は、いわゆる云われただけのみをやればいいという側が、積極的にアメーバーのように工夫をして新しい仕組みに発展する物を導けた事なのでしょう。

多分ね。
まあ、関わる人々を尊重する場所を作る事と、世界に対峙できる人間を作るのはまた別だと思うのですよね。平等ばかり慮ると、関わりの尊重しか生れないのでは勝手ながらに思いますと。公平に役割を勝ち得る社会とは、これまた、一線あるのではと思うのです。分かりませんが。

そういっているあたしだって、果たしてそんな大それた人間なのかって、お叱りを受けそうで、怖い所は沢山ありますが…

ま、そんな専門家が育つ仕組みの必要性と言う価値観なども、いつの間にか世界から乖離してしまっている所以かもしれません。今や、国内市場のシェア—率ではなく、どうも海外市場のシェア—率と言う状況みたいですからね。独禁法は半世紀前、そして、国内だけ。さて、どうやって世界と対峙しましょう。足を引っ張る法律なんて事もないよね?

仕組みを作りたければ、大学に戻って、その分、また再教育を受け直し、新しい自分を作るという流れを生み出してもいいのかもしれません。この場合、ヒエラルキーはしっかりと確立すると思います。平等という価値観で見た場合、中々難しい所でしょうが、公平性は保証される気はします。簡単に言えば、頑張った奴が当たり前に報われる社会になる、では無いでしょうか?努力を怠っても、それなりに通用していた時の流れが幻想になり始めた以上、必要な手法かもしれません。

少なくとも人材の流動化が起これば、閉塞感を感じる暇は無くなって行く気もするのですがね…停留感に浸るよりも、ずっと、活気が生まれやすい気もするのですが、どうなのでしょう?

外国に留学するよりも、国内が良いという安穏とした意識は、結構、仕組みを変える所から始めなければ中々大変なのかもしれません。

半世紀前の仕組みを一生懸命、手直しをする作業よりも、分かりやすくどこまで関われるのか、新しい視点に立って考える方が随分と素敵な気もします。難しい問題です。

公平と平等なら、ありもしない平等な結果という幻想に毒されるよりも、公平に物事が進む社会の方が、個人的にはいい気もしています。どうなのでしょうね。
で、世界常識との乖離が、歯科医療の制度上で起き始めているとすれば、深呼吸をして考える方がいいようにも思います。
少なくとも、故意に行う訳ではありません。但し、時間の制約に追われて医業行為を優先する事は、問題があっても、仕方ないと置くべきなのです。それは、時間内で売り上げを出さないといけない立場に、私は立っており、家族の為、従業員の生活の為と、目をつぶって医業を優先させているのです。

この空気はどうして行きましょうか?平等の弊害かもしれませんね。

患者の立場なら、少なくとも、きっちりとやって下さい、ではないでしょうか?
問題は、そのきっちりの基準であり、そのきっちりの基準を、歯科医個人の価値観に依存するのか、社会性の中に求めるかだと思うのですが、やはり、個人の倫理観に全てがあると考える方が、素敵なのかしら?

ほんじゃ。

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